東京喰種トーキョーグール:re 67話のネタバレ&感想になります。
第67話 器移
内容ネタバレ
流島近海、島へと上陸しようとする捜査員を
次々と倒していくアオギリの樹に対し
法寺や宇井、什造らを前面に出して対抗するCCG。
そして各班が上陸していく中、
残りの喰種を殲滅するため和修政の指示で
瓜江率いるQs班も戦闘に入るのだった。
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一方、上陸部隊による攻撃が始まったとの報せが入り
なお一層の警戒が指示される本土防衛部隊。
そうした中、コクリアに配備されたハイセは
ある独房を見ながら昔のことを思い出していた。
目を抉られた挙句独房へと入れられ240番と呼ばれていた頃
助けにいかなきゃいけないと狂ったように叫びながら
そこから逃げようとしていた。
しかし入って来た有馬からみんな俺が殺したと聞かされ
精神が限界を迎えてしまったのか自分が誰なのかわからなくなっていた。
記憶を失った240番は赤ん坊よりも夜泣きが酷く
食事もとらず衰弱しつつあったが
有馬が差し入れた本が安定剤になったのか徐々に落ち着きを取り戻していた。
そうしたある日、有馬から更正プログラムに240番の捜査官雇用が組み込まれていることから
いつまでも240番じゃ困るだろうと言われ名前を決めることに。
いきなりそう言われて答えられない240番に対し有馬は
好きな漢字を二つ選ぶようにと告げると
”珈琲”と世界の”世”を選んだことから”琲世”という名を・・・。
有馬から俺は中央棟に戻る、ここは頼むと言われ返事をしたハイセだったが
その後、ロッカールームへと入ってすぐ座り込んでしまい
もう決めた・・・ぼくは・・・自分の仕事をするだけと震えながら決意を固めていた。
そして一方、ヒナミを助けるためコクリアを襲撃しようと考えている
アヤトと万丈たちはコクリアを見下ろせる場所へと集まっていた。
そこから見えるあまりにも厳重な警備の中、どうやって中に入ればいいのかと聞かれた
アヤトは自身の持つセキュリティキーをつかって上面の円形ドアを開いて
侵入すると告げ、まずそれを開けてこようと動き出した瞬間、突然警報が鳴り響く。
それはコクリアで何者かによって第零~第一間の独房が解放されたことによるものらしく
総員戦闘配置、これは演習に非ずと警戒を促す放送がされる中
ハイセは・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついにアオギリの樹とCCGの全面戦争が始まりましたが
ぶっちゃけハイセがいる本土の方が面白そうですよね(苦笑)
まあ、主人公が本土にいる以上当然と言えばそれまでですが。
それにしても今回ようやく有馬に倒された後
カネキがハイセへと変わっていく様子が描かれていましたが
何とも言えない感じでしたね・・・。
助けなきゃと半ば強迫観念に背中を押されて潰されそうになっていた
カネキが有馬からああいわれてしまったら
記憶を失ってしまう位のショックを受けてしまったのも理解できる気がします。
言ってみれば一種の現実逃避みたいなものかなと。
ただそういう記憶を失うという状態がイマイチわからないんですが
本を与えられて落ち着きを取り戻していったわけですから
全てを失ってしまったわけではないみたいですね。
現に与えられた本を読むことが出来たみたいですし
全生活史健忘と呼ばれる状態だったのかも。
その辺りは想像というか予想するしかないですけどね。
とまあ、そんな感じの過去がちょっと明らかになったわけですが
話は変わって今回一番最後にコクリアで警報が出てましたが
あれって誰が引き起こしたものなんでしょうか?
とりあえず侵入しようとしていたアヤトたちはないとして
考えられるのはハイセかその他の勢力?
その辺りは次回以降に明らかになると思いますが
何はともあれハイセがこのまま動かないなんてことはまずないと思いますので
彼がどう動くのかを楽しみにしたいですね。
このまま捜査官としてコクリア防衛にあたるのか
それともこの機に乗じて・・・。
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