3月のライオン 123話のネタバレ&感想になります。
第123話 ぼんぼりの灯る道③ ヤングアニマル 11号掲載(2016)
内容ネタバレ
川本家では急に降り出した雨から
急いで洗濯物を取り込んでいた。
そんな蒸し暑いある日、モモは熱を出してしまっているようで
そんな彼女を心配しながらあかりとひなたは迫る夏祭りについて
どうするのか話し合っていた。
今年はひなたの親友であるつぐみがバイトとして手伝ってくれることになっているものの
洗い場に一人ではてんてこまいになってしまうことから申し訳ないと思っており
今年も零に手伝ってもらうことも考えていたが指宿で実際に零の仕事する姿を見て
頼んで良いものか頭を悩ませていた。
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指宿で見た零はプロ棋士という世界の中で生きている一人の大人で
いつも川本家でご飯をを食べたりしている零とは違う人のようだった。
そんな零に自分達が好き放題頼んだり甘えてはいけないんじゃないかと考えさせられたが
そんな風に遠慮して距離をおくことは零にとって淋しいことで
父と向き合い真剣に自分達の所に飛び込んできてくれた零に対し
とても失礼なのだということを。
二人は改めて今度零に聞いてみてもし予定が大丈夫なら
夏祭りの屋台を手伝ってもらおうと考えるのだった。
そんな零と対局中の滑川は真っ直ぐにそして素直な手を指してくる零を
とてもいいと称賛しながらもつられて自分も真っすぐ指そうとしていたことに気づき
改めて自分らしく指していた。
そして零もまた滑川が何を考えて指して来た手なのかを考えていたところ
滑川はちょっとトイレにと席を立つ。
零は滑川が着ているスーツについて本人が語っていた
「実家の葬儀屋の仕事用に仕立てたスーツがたくさん余っててもったいなくて」
との事に絶対ウソだと思っていた。
あのスーツは滑川に似合いすぎているし絶対自分でわかっていて
好きで着ていて絶対相手をびびらせようとしているのだと。
そんなことを考えていた零だったが襖からこちらの覗き見るようにしている滑川をみて
おもわずファッッ!とびっくりして声を上げてしまうことに。
あまりの恥ずかしさに顔を赤らめながらも改めて盤面を見てみた零は
自分でもなぜこんな盤面になっているのかわからず困惑することに。
近くで対局中の横溝がトイレに向かおうと立ったときに
思わず二度見してしまうほどの予想だにしていなかった盤面になってしまっていた。
零は改めて自分は将棋だとムキになることがあると再認識し
売り言葉に買い言葉で今の盤面になっているのだと思い
ふと前を向くとそこにはこちらを覗く滑川の姿が!?
こちらの顔を覗き込むように見ていた滑川を目のあたりにした零は
またしても悲鳴を上げてしまい周りの対局中の方々から怒られることに。
早急に平静を取り戻そうと必死に自己分析を試みるも
あっけなく悲鳴を上げさせられ涙目でくちびるをかみしめる
桐山19の7月でしたとさ・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回に引き続いての対滑川戦でしたが
ようやく滑川さんの真骨頂が見れましたね(笑)
前回の感じだと零にとってはそれほど相性が悪くない感じに思えましたが
やっぱりというかなんていうかスミスや横溝さんがあれほどの苦手意識を
持つわけですから厄介極まりないのは間違いないみたいです。
とりあえず今回を見る限り二回も悲鳴上げさせられている上に
盤面も零らしくない展開になっているみたいですので
やっぱり余裕勝ちとはいかないようですね。
それにしても横溝さんが自分の顔を覗き込まれていたことは知っていましたが
あんなにも近くから見ているとは思いませんでした・・・。
あれは流石に悲鳴を上げた零を責めるのはちょっとかわいそうな気がしますね。
ふと思ったんですが滑川さんはスミスや横溝さん以外とも対局しているはずですが
その時彼と戦った対局者も同じような事されているんですかね?
あんな風にこちらを窺っているなんて後藤や雷堂が相手だったら
ぶっ飛ばされてもおかしくない気がしますが、
やっぱり人を選んでいるんでしょうか・・・。
なんにしても今回の前半に川本家での話し合いで夏祭りの屋台の話が出ていましたが
後半の滑川さんのせいで全部持ってかれた感じでしたね(苦笑)
おそらく去年と同様に零も屋台を手伝うことになるとは思いますので
またほんわかした川本家との絡みを楽しみにしたいと思います。
それとおそらく次回には滑川戦の決着となると思われますが
その結果がどうあれ滑川さんにスミスや横溝さんと同様のトラウマを
植え付けられなければいいなと願ってます(苦笑)
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