東京喰種トーキョーグール:re 78話のネタバレ&感想になります。
第78話 100p
内容ネタバレ
私の家族は”喰種”に殺されましたと話す六月に対し
ちゃんと話しなさい、家族となにがあったのかと問い詰める捜査官。
それに対し六月は振るながらわかりませんと答えるが
捜査官は嘘をつくな!と怒鳴り声をあげ・・・たところで目を覚ました六月は
知らないうちに涙を流していた。
そんな六月の寝顔を見ていたのか傍らにはトルソーがおり
涙を流していたことを気に掛けていた。
そしていつものように食事を食べさせてもらっていた六月は
その間ぶたれなくて済むと考え何か話させようと
トルソーに昔のことについて聞くことになるがその過去は・・・。
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子供の頃トルソーは父と二人”白鳩”に見つからない様に
町ではなくテントがある山で暮らしていた。
そうしたある日、父が外へ出たきり帰ってこなかった時があり
さすがに何も食べないのがキツくなったトルソーは父の言いつけを破り近くの町へ。
初めて目にした小さな町も大きく感じ、道路に降りるのが怖くて立ち尽くしていたが
そんな彼の目の前に現れたのがミノミという初めて出会った”生きてる”女の子だった。
そうして知り合ったミノミは”家庭の事情”で地方から引っ越してきたらしく
彼女と他愛ない遊びをしたり、読み書きを教わったトルソーの世界は変わった。
そんな彼女の体には”家庭の事情”で出来たであろう赤や青や紫のアザや生傷があり
彼女の生命力を感じてそれはそれはうつくしかった。
数日後帰って来た父はトルソーが町を下りたことをすぐに気づき
なんでメシ調達してやってる俺を危険な目に遭わせようとするんだと罰を与え
そんなに町へ出たいなら一人でやっていけ!と言い放ち
メシぐらい調達してくれりゃこっちも報われると呟きながらテントを出ていってしまう。
子供だったトルソーはどんな屑だろうと親にすがるしかなく
その後を必死に追いかけるも見つけられず
どうしたらいいのかわからず一人落ち込んでいた。
そんな彼のもとにやってきたミノミの身体には新たなアザや傷が増えていた。
そして彼女は手を差し伸ばしトルソーもまたその手をとったものの
どこへ向かえば良いかまでは分からず住んでいたテントへ向かうことに。
二人は車を運転できるようになったら海に行くことを約束し
色々話しているうちに並んでくっつくように眠りについていた。
その後、塗れた枝で焚き火でもするような何かの音で目が覚めたトルソーが
横で寝ていたはずのミノミの姿が見えず、音がするテントの裏に回ると
そこには父に解体されているミノミの姿があった。
父はお前もやれば出来るじゃねーかと言ってこっちに来て手伝うようにと言って来るが
気がつけば父は・・・。
そして他の場所にくらべ綺麗に残されていたミノミの胴は
カルキみたいな匂いがした・・・と語る・・・。
そうして自分の過去を話したトルソーはそのときのことを後悔しているらしく
ミノミを海に連れていってあげたかったと涙ながらにこぼすのだった・・・。
その後横になった六月はトルソーに同情してしまったようで
ちゃんと話せば私ならわかってあげられるかもと都合のいい事を考えていたところ
トルソーが六月の身体を掴み・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
なんていうかトルソーの過去話なんて誰得?なのかと思いながら
読んできたわけですがぶっちゃけグロ注意!って書いておいてほしかったくらいに
気分が悪くなる内容でしたね・・・。
トルソーがあんな風に歪んでしまった理由が明らかになったことで
色々と同情してしまう部分もないわけではありませんが
だからと言ってそれを全て父親のせいにするのもどうかなと。
もちろんその時の事がその後のトルソーに大きく関係しているのは間違いないですが
だからといってなにをしていいわけではないですしね。
それに六月も六月で手足を切断されておいて
トルソーに同情するってどんだけチョロインなのかと(苦笑)
まあ、なんにしても今回過去話で先に進めなかった分
次回はちゃんと進行してくれるとのではないかなと。
瓜江が見つけたものは何なのかなど色々気になることもありますし
半兵衛の前に現れた喰種(おそらくクロナ)も気になりますので
次回がどうなるのか結構楽しみです。
それにしても今回の話についてですが
東京喰種前作今作中でも屈指の気持ち悪さだったのは間違いないので
こういう話が苦手な方は今回の話は飛ばすことをオススメします。
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