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ヴィンランド・サガ 最新 第130話 内容ネタバレ&感想 フローキの狂気と軍目付 18巻続き

7月25日発売のアフタヌーン 9月号に連載されている

ヴィンランド・サガ 130話のネタバレ&感想になります。

 
第130話 バルト海戦役⑥

内容ネタバレ

 
ヨーム戦士団本拠地ヨムスボルグ1019年5月

着々と戦の準備が進む中フローキは部下からトルフィンの暗殺に失敗したこと、

さらに隊内にいたヴァグンの間者の手引きによって行方をくらませたとの

報告を受けていた。

 
その報告を聞いたフローキはトルフィンを逃がした連中を全員処刑するようにと言いつけ

これで大義の旗印を手に入れたヴァグンらは

次期団長の座を堂々を要求してくるだろうと考えていた。

 
そういったバルドルに対し堂々と刃を向ける輩が存在する以上

そんな事態を捨て置けないと憤るが

孫であるバルドルからお帰りなさいと言われ好々爺のように笑顔を見せるのだった。

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勉強勉強の日々にうんざりしている様子のバルドルを

なんとか宥めるフローキだったが孫には甘いようで

今日だけだぞとバルドルを甘やかしてしまっていた。

 
そうして今まで剣術の稽古をしていたことから

身体を拭って着替えるように促し

近くで待機している下女にその事を申し付けるが

その下女の一人が突然壁の近くにいた男の投げた槍で貫かれていた。

 
いきなりの事に呆然としながらもフローキは

槍を投げた男、ガルムにどういうわけかを問いただすが

ガルムから刺客だよく見ろと言われその女を見ると手にはナイフが握られていた。

 
それを見たフローキは直ちにバルドルを館の中へと指示すると共に

警備の兵を倍に増やし下女は全員捕えて少しでも怪しいものは拷問にかけろと

言いつけるのだった。

 
そんな状況の中、ガルムは今の状況に退屈を覚えているらしく

いつになったら強い奴と戦わせてくれるんだとつまらなそうに声をかけると

フローキは待っておれ、もうじきだと言い含めると共に

バルドルの未来を阻む者、生きたまま人喰い犬(ガルム)のエサにしてくれるわと

先程まで見せていた好々爺の顔とは違う残忍な表情を見せるのだった。

 
そして一方、イェリングの港町では奴隷と見られる連中が

バケツリレーのように船に物資を運んでいた。

 
そうした連中の中で荷物を運んでいたシグルドだったが

流石にブチ切れたらしくこのハーフダンの息子がこんなことやってられるかと

怒りを爆発させ大暴れしていた。

 
そんな状況の中、威勢が良いな、人足と笑いながら声をかけてきた男に対し

シグルドは人足じゃねェと言い返すが声をかけてきたのがトルケルだと分かるや否や

彼のファンだったらしく大声で喚きたてながら握手してくださいと大興奮していた。

 
そしてさらにトルケルからこれからヨーム戦士団と戦だと聞き

軍事物資の積み込みを急いでほしいと言われ

ハイ、頑張ります!と力強く答えたシグルドだったが

周りには奴隷の持ち主やらなんやら迷惑かけられた男たちの姿が・・・。

 
諍いを鎮めその場を後にしたトルケルだったが

そんな彼のもとに客が来ているとの報せが。

 
その客はウルフと名乗るとクヌート陛下から軍目付の任をおおせつかり参上いたしましたと告げ

さらに陛下より書状を預かって来たとトルケルに差し出すのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
なんていうかフローキについては元々碌でもない奴だと認識してますが

孫可愛さからか暴走しているような感じですね。

 
まあ、孫を可愛く思わない爺婆はいないと言われますし

分からなくもないんですが権力を持っているだけに厄介な感じです。

 
それにしても今回出てきた若い男、ガルムですが

なんかトルフィンと戦うことになりそうな予感が・・・。

 
トルケルと戦うというのも面白そうな気はしますが

このタイミングで出てきた以上やっぱりトルフィンが相手のような気がします。

 
トルフィンにとってはいい迷惑以外の何者でもないでしょうけど

ガルムはなんとなく今まで自分より強い奴と戦ってこなかった

言ってみれば自分の力を試したくて仕方がないタイプに見えますので

おそらく狙われることになるのは間違いないかなと。

 
それはそれとしてなんか久しぶりに

元気そうなシグやんの姿が見れましたが

相変わらずのようで何よりですね。

 
彼がトルケルのファンだったとは知りませんでしたが

トルフィンがトルケルに勝ったことがあると聞いたら

どんな表情を浮かべるのか気になるところです。

 
なんにしてもあの感じだと奴隷から解放されるのは

当分先っぽいですし流れ的に戦に参加しそうというか参加させられそうな感じなので

なんとか生き残って欲しいものです。

 
それにしてもふと思ったんですがトルケルが今戦の準備をしているのは

ヨーム戦士団との戦の為みたいですが

本当にフローキの味方になるんですかね?

 
なんとなくですがヴァグンのほうにトルフィンがいると知ったら

フローキの敵になりそうな気が・・・。

まあ、トルフィンと戦いたいがためにフローキにつくことも有り得そうですけどね・・・。

 
どちらにしてもトルケルがどちらにつくかが鍵になりそうな感じですので

私としてはヴァグンの味方にというかフローキが気に入らないので

その敵になって欲しいですね。

 
あとはここに来てクヌートから軍目付が派遣されてきたので

クヌートの意向がどういうものなのかで変わってくるのかも。

 
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