進撃の巨人 92話のネタバレ&感想になります。
第92話 マーレの戦士
内容ネタバレ
飛行船の中では装甲列車が沈黙したとの情報が入ったことから
これから行われる降下作戦についての説明がなされていた。
そこにはこれから投下される虚ろな表情を浮かべるエルディア人らしき人達に加え
ジークやライナーの姿も・・・。
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一方、地表では装甲列車が破壊されたことにより
戦いは激しさを増していた。
そうした中、ファルコは傷ついた敵兵の一人を捕虜にし手当てしようとするが
通訳を介して返ってきたのは「触るな」「穢れる」「悪魔」という
命が危険に晒されてもなお拒絶する言葉だった・・・。
それを聞いたマーレ人の一人が大笑いする中
撤退を告げる合図が打ち上げられ
ついに降下作戦が開始される。
飛空船から次々とパラシュートが投下され
ジークの声と共に巨人へと変身しながら要塞へと降り注ぐ。
落下の衝撃でダメージを負いながらも
手当たり次第に敵兵を食らっていく姿を前にしたマーレ人の男は
まさに悪魔だと呟きファルコ達は厳しい表情でただ彼らを見ていた。
降り立った巨人との戦いが激しさを増す中
上空から要塞の様子を確認したライナーは鎧の巨人へと変身して降り立つと
把握した対巨人野戦砲を次々と破壊。
途中受けた対巨人砲徹甲弾の威力は
ライナーの鎧までも貫くほどのものだったが
ガリアードの助けもありなんとか制圧することに成功する。
その様子をみながら降りて来たジークは獣の巨人へと変身し
この戦争を終わらせるため近くにあった弾丸を手に海にいる連合艦隊へと投擲するが
その瞬間相手からもジークに向けて砲撃が!?
投擲により次々と軍艦が沈む中
ジークをライナーがその身を盾に庇うも
その威力は鎧をもってしても大打撃をうけていた。
連合艦隊の壊滅を受け中東連合はマーレとの講和条約を締結し
4年に及んだ戦争はマーレの勝利で終結した。
だが世界に巨人の力が全てを支配する時代は終わりつつあることを知られ
マーレは一刻も早く「始祖の巨人」を手に入れる必要に迫られるのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回から新章というか新たな舞台に移ったのはわかってましたが
今回のジークとライナーの登場で
本当にあれから何年か経った未来らしいことが理解できた気がします。
前回と今回に四年に渡る戦争がどうたらこうたらと言われてましたし
ライナーの変わりようを見て改めてそれを実感出来た感じですね。
そうなると主人公であるエレンたちがどうなったのか気になるところではあるんですが
とりあえずせっかく別の舞台に移った以上
もうしばらくはこのまま海の向こう側の視点になるのかなと。
もちろんいつエレンたちの視点になってもいいと思いますが
あれだけ新キャラが続出している以上
もうちょっと掘り下げて欲しいなとも思いますしね。
とりあえず今回の話で気になったのは
四足歩行で銃器を背に乗せた巨人について。
あのタイミングで出てきたと言う事はガリアード達と同じ九つの巨人だと思われますし
もしかしてあれが”車力”と呼ばれるピークなんですかね?
ガリアードが出てきたときはすぐにその説明があったので分かりやすかったですが
今回は誰も言及していなかったので恐らくとしか言えないのがちょっと残念です。
ぶっちゃけあの積んだ銃器のなかに人がいて撃っているのか
それともあの巨人が何か操作しているのかもイマイチわからなかったですし
その辺りも気になります。
まあ、なにはともあれこれでスラバ要塞は陥落し
マーレが勝利したわけですから
今回で一先ず戦いは終わりかなと。
これも区切りと言えば区切りなのでこれからエレン視点にもどるかどうかはわかりませんが
ここ数年での出来事が少しでも明らかになることを願ってます。
それにしてもちょっと話は変わりますが
いくら洗脳されているからといって
いい加減マーレ人がクズだってことに気づかないもんなんですかね・・・。
なんかマーレの為に命懸けで戦っているエルディア人を見てると
正直滑稽というより哀れで何も言えなくなります・・・。
まあ、長年かけての洗脳教育の果てがああなんでしょうけど
自由な意志を持てないというのはこれほどまでに
悲惨なものなのだと改めて理解させられた気がします。
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