3月のライオン 134話のネタバレ&感想になります。
第134話 風の2万空理⑤ ヤングアニマル 8号掲載(2017)
内容ネタバレ
二海堂は対局中、今日のオレは今までで一番のオレだと断言できるほど
いつもよりも強い自分で宗谷名人と指していることに喜びを感じていた。
宗谷名人からの風を受けてオレも更に早く飛べる事、
夢と同じで全然怖くなく凄い世界にいけることが
こんなにも嬉しいと。
そんな二人の対局を見ていた観衆が
どちらが優勢なのかわからない程の戦いを繰り広げていることに騒ぎ出し
それを見ていた棋士たちもまたその対局に注目していた。
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そこへ現れた滑川もまた宗谷名人のガチの早指しをみて
来てよかったと歓喜の表情を浮かべていた。
神宮寺と滑川はその対局を見ている棋士たちが良い表情を浮かべていることに
頂点に立つ男のああいう顔を引っぱり出せたのが自分だったらって思い
隠してはいるが二海堂への嫉妬心で心は黒コゲ寸前、
こんちくしょうって思っているのだと笑っていた。
そんな風に語った神宮寺に対し滑川はあいかわらず人が悪いと声をかけるが
神宮寺はオレは真正面であの顔を堪能出来た側だと笑みを見せるが
その結果名人をもぎ取られたことは今でも夢に見ると呟いていた。
色々な思いからか少し切なそうに呟いた神宮寺に滑川は感銘を受けたらしく
顔を赤らめながらぴとと肩に顔を寄せるが
神宮寺は気味が悪かったのか悲鳴を上げながら離れろ!と怒鳴りつけ
周りから静かにしてくださいと怒られるのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回では決着こそつかなかったものの
随分二海堂は健闘しているみたいですね!
彼本人も言ってましたが
これまでにない位の自分で宗谷名人と対局できていることに
喜びを感じているみたいですしなによりかと。
それにそういう言ってみればベストの状態で宗谷名人と戦えたことは
これからの二海堂の成長にも大いにつながると思いますし
これはライバルの零もうかうかしていられないかも。
それはそれとしていきなりの滑川さんの登場に驚きましたが
考えてみれば宗谷名人の対局が彼の好みでないわけがないので
会長の言った通り宗谷名人の追っかけというのも頷けますね。
そんな滑川とも普通に話していた会長については
宗谷名人に名人をとられたという新たな事実が明らかになりましたが
引退したとはいえ会長も色々思うところがあるみたいですね。
というか私は宗谷名人が名人になったのは
雷堂さんから獲ったのだとばかり思っていましたが
まあ、宗谷名人もずっと名人だったかどうかはわからないですし
初めて名人位を奪取したのが会長からで
一度失って再び返り咲いた時の名人が雷堂さんだったのかなと。
確か以前六連覇で通算12期とか言ってましたし。
それはそれとしてそんな会長に対して滑川が
感銘というか感動を覚えるのも分からないでもないんですが
まあ、会長が悲鳴を上げて怒鳴りつけるのも分かる気がします(苦笑)
あれが女性ならばともかく相手が死神ですからね・・・。
会長自身なんでそんなことをされるのかもわからないでしょうし
相手が相手だっただけに仕方ないかなと。
まあ、最後に他の人から怒られたのは可哀想でしたが。
そんな感じで終わった今回ですが
そろそろ決着がついてもおかしくないと思いますので
次回か次々回あたりにはつくのではないかと。
今のところどちらが勝つかわからないほど接戦らしいので
是非とも二海堂には頑張って欲しいですが
まあ、そんな話が出ること自体フラグっぽいですし
最終的にはやっぱり宗谷名人が勝っちゃうのかなとも思ってます。
ちなみに次回については
次号休載で次々号の5月12日発売の10号になるとのことです。
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