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キングダム 最新 534話 ネタバレ&感想 蒙恬の戦略

2017年10月12日発売の週刊ヤングジャンプ 46号に連載されている

キングダム 534話のネタバレ&感想になります。

 
第534話 日没まで

内容ネタバレ

 
兵達が復活したのを見てとった丁陽たちが歓声を上げるが

蒙恬は今はまだ最低限の準備が出来ただけだとして

喜ぶには早いと告げる。

 
その上で丁陽に中央で動かせる隊を見極め

早急に左右の拠点の援軍に送るようにと要請する。

 
送る兵数は出来るだけ均等にして飛信隊の拠点へ騎馬を多く送るようにと告げると

士気が戻っても正しい軍略の下で兵を動かさねば意味はなく

”日没まで麻鉱軍が生きていられるか”はその軍略にかかっているとして

ここからが本陣の本当の戦いだと気を引き締めさせるのだった。

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次々と援軍に送ったことで本陣前が薄くなり始めた頃

本陣の真正面に馬呈の本隊がいることで不安に駆られたものからの声が上がっていた。

 
蒙恬もまた当然ながらその事を理解しており

あの部隊とまともにやり合ってはダメだと考えていたものの

彼らがここを目指し進軍してくるとは思っていなかった。

 
そんな蒙恬がやろうとしていたことに気付いた貂は

改め昌平君ですらその才能の底が見えなかったと言われた蒙恬に驚愕するのだった。

 
そうした中、馬呈隊もまた動きを見せ始め

馬呈は麻鉱のいない本陣を叩いて何の意味があるのかとして

左右の拠点の内、因縁がある飛信隊がいる方へと隊を動かすが

それは蒙恬や貂の思っていた通りの行動だった。

 
拠点を守る飛信隊もまた馬呈がこちらを目指しているのに気づき

信が馬呈は俺に任せろと言い死守する姿勢を見せるが羌瘣に即座に却下され

蒙恬がこちらに望んでいるように馬呈の本陣をここから引き離すことに。

 
思惑通り外へと押し出されていく飛信隊とそれを追いかける馬呈隊の様子を見てとった

蒙恬は持てる力を出し尽くすとして残してきた楽華隊の本隊三千騎に合図を送り

もう一つの拠点を守る陸仙への援軍へと送る。

 
その上で士気が戻った麻鉱軍と共に一気に前線を押し戻し

そこにこの本陣を移すと語ったことで

貂は蒙恬が始めから全部を救うのではなく

最初から麻鉱軍の左半分だけを復活させる気だったのだと気付くのだった。

 
しかしそんな状況をただ見ているだけのはずもなく

紀彗率いる本陣が動きを見せると

蒙恬は楽華隊を自ら率いて前に出るのだった。

 
日没を迎え夜が更けた頃、中央軍本陣にて

翌日からの戦いを考えていた李牧のもとへ

紀彗から”失敗”したとの報が届き・・・!?

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
見事に半分とはいえ麻鉱軍を立て直し

初日を終えたわけですが

蒙恬の凄さを改めて見せつけられた一日でしたね。

 
自身の隊だけで紀彗軍を翻弄しただけでも大戦果なのに

さらに崩壊寸前の麻鉱軍を立て直すことに成功するとか

昌文君が称した通りその才能の底が見えないです。

 
それにしても蒙恬の凄さが際立ってしまったせいか

信がなんとも頼りないというかなんて言うか・・・。

 
元々武力以外では蒙恬が上なのはわかっていましたが

こうまで凄さを魅せつけられると相対的に

信がダメなようにしか見えないのが残念です。

 
なんだかんだいってまだ初日が終わっただけなので

まだまだ活躍の機会はあるでしょうけどね。

 
それはさておき気になるのが

他の戦場にて初日を潜り抜けたであろう

王賁と楊端和について。

 
予告にありましたが次回楊端和が表紙とのことですので

おそらくその戦いの様子が描かれることになるかと。

 
王賁について触れるかどうかはわかりませんが

楊端和の相手が相手なので王賁達の初日については

それ以降となりそうです。

 
どちらも厳しい戦いを強いられているのは間違いないでしょうし

どうなったのかも気になりますが

少なくとも両者ともここで死ぬような者ではないので

そこだけは安心できるかなと。

 
何にしても今回は蒙恬と信が李牧に一矢報いたと言ってもいい活躍を見せてくれたので

二日目からの戦いがどうなるのか楽しみです。

 
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