東京喰種トーキョーグール:re 176話のネタバレ&感想になります。
第176話 喪う
内容ネタバレ
”いつか”すべて無駄になる。
小さい頃からこう考えていたと旧多は語る。
生きている事も死んでいくことも価値なんてなく
意味もなくすべてくだらないこの世界はまるで玩具箱だと。
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あの時なにもかも台無しにしてやろうと思ったと話す旧多は
カネキにあなたも不憫だと言い
あの時リゼに出会うことがなければこんな面倒な役回りを
演じずに済んだでしょうにと語りかける。
カネキはリゼとの約束の日を境にヒトの世界と隔絶され
すべてが変わり様々なことがあったが
それでも無駄だったなんて思えないと語る。
これから先の顛末を知っていたとしても僕には全部必要だった、
この世界は間違っていない、ただそこにあるだけなのだと。
たとえいつか何もかも無駄になるとしても
僕は今日みたいにあがき続けると笑みを浮かべるのだった。
旧多はそんなカネキにやっぱりわかんないなあなただけはと話しつつ
こんな暗い地下で死ぬのかと呟きながらカネキに
”普通に生きたかった”なんて言ったら嗤いますよねと笑みを浮かべ
それに対しカネキはそれを笑うことなくただいいえと返すのだった。
自身の命が失われる刹那
旧多は幼い自分とリゼが遊んでいる光景を目にする。
おじいちゃんになってもおばあちゃんになってもこうしていたいと話す幼い自分に
リゼはおばあちゃんになんてなりたくないと答え
そんな二人を目にしながら旧多はきっとそうさと笑みを浮かべ・・・。
旧多と別れ先へ進むカネキはその途中
貴未と通信が繋がりこの先に毒の卵管があることを知らされる。
卵管には核がありそれを取り除けば毒の生成は止まるはずだと説明され
かならず帰ってきてくださいとの言葉を最後に通信を終えたカネキが
この先で目にしたのは・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
旧多との戦いを終え先に進むカネキですが
旧多の願いがああも些細なものだったとは・・・。
寿命が短い分家の生まれということもあって
それが彼にとってどんなに難しいことだったのかは
想像するしかありませんけどね。
それにしてもそんな彼との別れはともかくとして
気になるのが予告にあったラスト3話と
そして僕は悲劇に再会うという言葉。
ラスト3話に関してはマジで!?と思わなくもないんですが
前回の予告にも今回の表紙にもクライマックスがどうとありましたので
ある程度予想してました。
ただクライマックスとはいっても東京喰種自体が終わるかどうかは
正直今の段階ではわかりませんので
もしかしたらreとして終わりでまた新シリーズが始まるのかも。
私自身続いて欲しいと願っていますが
最終回がどのように描かれるか次第ですかね。
そしてもう一つの悲劇に関してですが
これって一体誰の悲劇なのかが気になります。
主人公でありここまで苦難の道を歩んできたカネキのことなのか
竜として復活したリゼのことなのか。
とりあえず僕は・・・とありましたので
おそらくリゼに対しての事だと思いますが
それにしたって何をもって悲劇とするのかが気になるところ。
何にしてもここから一気にクライマックスとなるわけですので
どういう終わりを迎えるかはわかりませんが
終わりよければすべてよし、納得できる終わり方であればいいなと思います。
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