キングダム 586話のネタバレ&感想になります。
第586話 二突きの勝負
内容ネタバレ
尭雲らの雷獄を辛くも潜り抜けた王賁だが
そんな彼を庇い入れ替わるように
関常が背後を突こうとする尭雲の前に立ち塞がっていた。
皆が悲壮な声で関常の名を叫ぶ中
尭雲の一撃は関常が盾にした槍を粉砕し
返す刀でその首を討たんとしていたが
次の瞬間そこへ王賁の槍が割って入り!?
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王賁が戻って来たことで辛うじて命を拾った関常だが
そんな王賁を尭雲が逃すはずもなく再び雷獄の檻が閉じられようとしていた。
周りの者達がなんとか囲いが閉じないようにと奮闘していたものの
尭雲を相手に逃げる隙などあるわけもなく
王賁の身体もかなり疲労していた。
そんな状況の中、全力は撃ててあと二突きだと判断した王賁は
二突きあれば尭雲が討てるとしてこの状況下で尭雲の首をとらんと動き出す。
配下の者達の静止を振り切り尭雲のみにその全力を傾けた王賁の一撃は
龍指により尭雲の右腕を粉砕。
尭雲の右腕が粉砕され皆が驚愕する中
王賁の二撃目がその首を狙って放たれるも
尭雲は粉砕したはずの右腕で矛を振り下ろしていた。
ギリギリのところで槍を盾にした王賁だが
その一撃は今までのどの一撃よりも強く
乗っていた王賁もまた地に叩きつけられるように沈むのだった。
あまりの状況に言葉もない玉鳳隊の面々をよそに
十槍たちはやっと終わったと嘲るかのように笑みをこぼす中
関常はまだあきらめるなと声を発していた。
そして若を連れ連れて脱出するように指示し
十槍の者達はお前らが消えて秦右翼も消えると嘲笑うが
関常は玉鳳がここで壊滅さえしなければ右の勝敗は決しはしないと声をあげる。
そしてなぜなら秦右翼にはまだ飛信隊が残っていると叫んだ瞬間
飛信隊という言葉に倒れ伏す王賁の身体が僅かに反応を示したことに気付いた
玉鳳隊の者達は瀕死の王賁をここから救出すべく動き出すのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
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感想
正直あのまま関常はやられてしまうのだとばかり思っていましたが
すんでのところで命を拾ったみたいですね。
正直王賁の行動は将として褒められた事ではないと思いますが
それでもなんだかんだで配下の者を大事にしている王賁らしいなと。
それにしても追い込まれた状況で
尭雲の右腕を粉砕したのは大したものだと思いますが
それ以上に尭雲の強さが際立ちましたね。
まさか粉砕された右腕であんな一撃を繰り出すとは思いもしませんでしたが
蒙武しかり王騎しかりある程度上の将軍たちは
それくらいの事をしていたのでああ、尭雲もそのレベルかと納得してしまいました。
なんにしてもあの王賁の一撃で片腕が満足に使えなくなったのは間違いないので
この日か次の日かはわかりませんが
信が尭雲と再び戦う時にはかなり影響があるのかもしれませんね。
ともあれ現時点において亡くなったと思われた王賁が
まだ命を繋ぎ止めているのは間違いないので
あとは玉鳳の面々の奮闘に期待したいところです。
まあ、蒙恬にしても王賁にしても
瀕死にはなっても命を落とすとは思えないので
大丈夫だとは思いますけどね(苦笑)
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