2020年3月4日発売の週刊少年サンデー 2020年14号に連載されている
君は008 第99話のネタバレ&感想になります。
第99話 伏兵
内容ネタバレ
突然の中野高校襲撃。
生徒達もその事に気づかないはずもなく
それぞれこの事態にどう動くべきか考えていた。
アルファ1のリーダー千堂はこの奇襲の一番の目的が
内部の攪乱であることに気づくも
他の生徒によるとどうやら先生との連絡が取れないらしく
生徒達自身で考えなければならない事態に。
そうした中、ひまりがだったらと偵察に行ってくると動き出し
他のいくつかのチームもそれに追従するが・・・。
一方、本校舎防衛ラインでは中野高校のスタッフたちが
ドグラ・マグラの襲撃に当たっていた。
しかし現在ここには諜報員がいないようで
ドグラ・マグラ構成員である
タウロス、フェノメノ、メンティスの侵攻を
食い止めることが出来ず侵入を許してしまっていた。
そしていち早く動き出したひまり達も
音を頼りに戦場となる場所へと向かっていたようで
タウロス達と遭遇してしまうことに。
ひまりは自分達で襲撃者を倒せば一番になれると思っていたものの
いざドグラ・マグラの構成員を目の前にした途端
多少なりとも相手の脅威が理解できたようで
敵を前に呆然としてしまっていた。
大河も相手が手練れであることを理解し
勝てないと思いつつも戦闘態勢に入る中
フェノメノがそんな彼らを嘲笑う中
タウロスは気は向かないと思いつつも
いずれは我らに仇なす者達であると判断。
そんなタウロスの意志をくみ取ったメンティスは
生徒達を始末すべく動き出し
大河もそれに抗うように刀を手にするが
そこへ割って入ったのは校内で唯一の諜報員であり
中野高校の校長を務めるアララギだった。
アララギの登場に安堵する生徒達をよそに
メンティスは老兵たった一匹かとバカにするが
タウロスは目の前の男が相当のブレードの使い手と聞いていたようで
注意を促していた。
しかしアララギがキミらごときにブレードなど使わん素手で十分!
と言い放ったことでタウロスは舐めるなとばかりに
その名の通り突進を仕掛ける。
それに対しアララギは真っ向から
その突進を受け止めようと構えていた。
タウロスは余程自身のドグラスーツの性能に自信があるのか
馬鹿め我と力比べをするつもりかと
その力のままに吹き飛ばそうとするが
結果として地に叩きつけられたのはタウロスの方だった。
フェノメノは流石に物理的にあり得ないと驚愕しつつも
アララギの周囲に重力場の歪みがあることに気づき
更にアララギの使っているガジェットが何なのか看破していた。
そのガジェットは”グラビティ―システム”と呼ばれるものであり
一つ間違えれば使用者が一瞬で肉塊になってしまうという
ドグラ・マグラでさえ開発を中止したシステムだった。
アララギはご名答とそのことを認めつつも
最大のリスクを以て最大の成果をあげる。
それが諜報員の心意気だと思わないかね?と笑みを浮かべていた。
そんな彼にフェノメノとメンティスは気圧されつつも
攻撃を仕掛けるがまとめて拳一発で打倒されてしまうことに。
アララギは少々あっけないなと零しつつも
これはやはり陽動であると判断していた。
一方その頃、自分達を騙していたのかと
エイトは名乗らんにその怒りを
ぶつけるかのように斬りかかっていた。
そんなエイトの攻撃をあっさり防ぎながら
名乗らんはそれが”諜報員”だろ?と
嘲笑うかのような目を向けるのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の続きでエイトと名乗らんの
戦いの続きかと思っていましたが
今回は他の襲撃者との戦いがメインでしたね。
それにしてもアララギが強すぎたせいか
あの襲撃者三人大したことないように見えましたが
実際のところ生徒達では全く太刀打ちできなかったんだろうなと。
相対したひまりと大河も明らかに敵にすらなっていませんでしたし
諜報員とそれ以外の戦力差はそれだけあるんでしょうね。
今回はアララギの恰好良いところを見ることが出来たので
それだけでも満足ではあるんですが
ちょっと気になったのはファントムは?
現役諜報員かどうかは定かではありませんが
ファントムって確か度重なる任務で精神がやられてしまい
学校の地下にいるはずではなかったかなと。
なのでてっきりこの騒ぎの中で
参戦してくるとばかり思ってましたが
もしかしたらエイト達のほうに出てくるんですかね?
なんにしても次回は第100話&Cカラーで
エイトと名乗らんの戦いの決着が描かれるようですので
かなり注目したいですね!
どう考えてもエイトが名乗らんに勝てるとは思えないので
勝敗は明らかですがそれでも二人の間で
一体何が語られるのか楽しみです。