葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第134話 ネタバレ&感想 影の戦士達の任務2

2024年9月25日発売の

週刊少年サンデー 44号に掲載されている

葬送のフリーレン 第134話

ネタバレ&感想になります。

 

第134話 逆探知

内容ネタバレ

 

夕刻、クレマティスが神父を務める協会に

何故かびしょ濡れのヴァルロスが訪れていた。

 

川に落ちたというヴァルロスを

それは災難だったなと

迎え入れたクレマティスだが

あくまでもそのやり取りは外向けであり

中に入ると早速首尾について尋ねる。

 

どうやらヴァルロスは統一帝国時代の

避難経路を確認してきたようで

ヴァルロスは問題なく使えると言ったものの

クレマティスはルティーネたちから

違う報告を受けていた。

 

中間地点が完全に水没していて

通行が不可能だったと。

 

それを聞いたヴァルロスは

だから確かめてきたと言い

あの程度の水没、戦士なら余裕だと語る。

 

闇の中咆哮さえ見失わなければ

20分程度で抜けられる。

 

たまに上下すらわからなくなるが

そこは気合で——

 

そう口にしたヴァルロスの言葉を聞き

クレマティスはいい知らせだと

笑みを浮かべていた。

 

君にしか無理だということが

よくわかったと。


部屋に招き入れたクレマティスは

ヴァルロスを座らせると対面に座り

作戦を詰めようじゃないかと話し始める。

 

君は影なる戦士の最大戦力だ。

それを敵の裏手に回せるのは

戦略上の大きな利点だよ。

 

君という駒をどう使うか

私はそれを君と話し合いながら決めたいんだ。

 

そう言ってシスターのロレに

紅茶を頼むクレマティスだが

ロレは籠を手にご自分でどうぞと告げる。

 

私は式典用のワインを

買ってきますのでと。

 

そう言って出ていった後

茶葉の場所を知れないクレマティスは

どうやら私は嫌われているようだと言いながら

茶葉を探し始める。

 

ヴァルロスから心当たりがあるんじゃないか?と

言われありすぎてどれが原因かわからんなと

笑みを浮かべるクレマティスに

ヴァルロスは声をかける。

 

・・・しかし最大戦力か。

クレマティス、お前くらいだ

儂をそこまで評価してくれるのは。

 

今やレーヴェとかいう若造のほうが

儂よりも遥かに強い。

時の流れというものは残酷だなと。

 

今でも十分化け物だろうとして

クレマティスはそれよりも

君も探すのを手伝いたまえと返すが

ヴァルロスは茶葉ならそっちの棚だと

別の棚を指さす。

 

たまに拝借させて貰っていると言いながら

棚を開けたヴァルロスの手には

瓶に入った茶葉があった。

 

盗みに入っていたのか

女神様の御前だ、地獄に落ちても知らんぞと

クレマティスは声をかける。

 

ヴァルロスが俺が何人殺したと思ってると返すと

クレマティスはわかっていないな

ジョークだ。遠慮せず笑いたまえと笑みを浮かべていた。

 

そんなクレマティスに対しヴァルロスは

最高だな。お前が嫌われる理由が

よくわかると返すのだった。


一方その頃、教会を出たロレは

酒場を訪れていた。

 

入り口には飲み過ぎたのか

酒瓶を抱え壁にもたれかかるシュリットがおり

飲み過ぎだと注意をし酒場の中へ。

 

マスターのヴォルフに

式典用のワインを頼むロレだが

店内には露天商のガゼレの姿もあった。

 

そんな大事な物うちで買っちゃって大丈夫なの?

安物しかないよと言いつつ

ヴォルフとロレはワインについて話していた所

すでに酔っ払っているのか

ガゼレが絡み始める。

 

いかれてるぜあんたら。

二日後には死ぬかもしれないってのによと。

 

そんなガゼレにヴォルフは

人生の大半は日々の生活なんだからと語る。

 

こういうことはちゃんとしとかないと

死ななかったときに困るんだよ。

少なくとも俺は何度も困ったよ。

 

ツケを返してくれたのは嬉しいけどさ

死ぬつもりで全財産叩いたっていうのなら

これは受け取れないよと。

 

そう言ってガゼレから受け取った

銀貨を返そうとするヴォルフだが

ロレが何かに気づいたのか

それを私に見せてくださいと言い出す。

 

早く。と促されヴォルフは銀貨を一枚投げ渡すが

それを手にしたロレは告げる。

 

やっぱり魔力を感じます。

追跡魔法ですねと。

 

そんなはずは・・・と立ち上がるガゼレだが

ロレは気付かないのも無理はありませんと告げる。

 

相手は相当な手練れです。

銀を触媒にうまく魔力を隠蔽している。

ヴォルフ、ガゼレ、今すぐ戦闘配置にと。

 

一方、街に出てきたフリーレンも

逆探知されたことに気づいたようで・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

影の戦士たちもそれぞれ動き出しているようで

着々と準備が整っているようですね。

 

とりあえずクレマティスの言葉を

本気で受け取るならば

影の戦士達の中で一番厄介なのは

ヴァルロスということになりそうです。

 

そんなヴァルロスが自分よりも

遥かに強いと言っていたのが

今回ゼーリエ暗殺の実行役とされるレーヴェと。

 

それが一体どれほどかは分かりませんが

まあ、ウソかホントか大魔法使いを一人

倒しているらしいですし

現在の影の戦士の中ではトップの実力者なのは

間違いないと思います。

 

前に村で襲ってきた影の戦士である

ラダールが影の戦士の中でどれだけ強かったのかが

正直わからないので強さの指標が分かりづらいですが

もし今回の任務に参加する影の戦士全員が

ラダールよりも上だったらかなり厳しいでしょうね。

 

ラダール一人相手でもフリーレン達が

全滅しかけるレベルでしたし・・・。

 

なので今回の戦い全般に言えますが

どれだけ自分の戦い易い場所で戦えるかが

大きな焦点になりそうな気がします。

 

基本影の戦士は戦士とあるように

魔法ではなく己の肉体を駆使した戦いを

得意としているでしょうし

どれだけ近づけずに戦えるかが重要ではないかと。

 

もちろん弓など遠距離の攻撃もあると思いますが

魔法使いにとっては遠距離よりも近距離の方が

厄介だと思いますし。

 

前にフリーレンもある程度距離が近い場所から

シュタルクに不意打ちされたら

何も出来ずに命を落とすと言ってましたからね。

 

恐らく影の戦士は単純な技量において

シュタルクよりも上でしょうし

引き出しも多いのではないかなと。

 

まあ、なんにしてもフリーレンの魔法に

ロレが気づいた以上

恐らく次回は戦いになると思います。

 

正直ロレたちがどれだけ戦えるのかは

まだなんとも言えないところですが

もし戦いになるのならば

彼らの実力がどれ程のものか

確かめるいい機会になるのではないかなと。

 

流石に決着まではつかないと思いますので

途中で切り上げることになるとは思いますが

彼らの強さの一端は分かると思いますので

どんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。

 

気になる次回については

10/9発売の46号に掲載とのこと。

 

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