葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第121話 ネタバレ&感想 討伐依頼とフランメ像

2024年1月10日発売の

週刊少年サンデー 7号に掲載されている

葬送のフリーレン 第121話

ネタバレ&感想になります。

 

第121話 街道の魔物

内容ネタバレ

 

勇者ヒンメルの死から31年後。

帝国領ファルベ地方。

 

北側諸国最大の国・帝国。

軍隊は強く、国内は比較的安全なはずだったが

フリーレン一行はある村に立ち寄った際に

村の女性からある頼みごとをされることに。

 

村の女性に案内される形で向かった先には

襲撃を受けたのか商人の物と思われる

横倒しの馬車が転がっており

周囲の畑も酷い有様だった。

 

村の女性は改めて依頼する。

実は街道を荒らす魔物に苦しめられており

冒険者様の力をお借りしたいのです。

 

帝国の小隊に討伐を依頼したが

音沙汰ないのだと。

 

事情を理解したフリーレンは

報酬について求めるが

村には蓄えも魔導書もないようで・・・。


それなら魔道具は?と尋ねたところ

魔道具かどうかはわからないが

悪夢を見れる壺があるらしく

実際に見てみるが見るからに禍々しい物だった。

 

枕元に置くと世にも恐ろしい

悪夢が見られるらしいが

女性は怖いから試したことはないと語る。

 

実物を目の前にしたフリーレンは

それもそうかと納得しつつも

依頼を受け入れることを告げるのだった。

 

そして依頼をこなすために

街道の魔物を倒しに向かった一行だが

フェルンはご機嫌斜めだった。

 

まったく。あんな気味の悪い物を

報酬に選ぶなんてと。

 

シュタルクはフリーレンの趣味が悪いのは

今に始まったことじゃないと返すが

フェルンからそんなことを言うのなら

眠っているときにあの壺枕元に置くと言われ

やめて!と涙ながらに拒絶していた。

 

くだんの魔物の仕業なのか

街道沿いの小屋も壊されており

シュタルクはフリーレンに

帝国領内は安全ではなかったのかと尋ねる。

 

フリーレンもこの状況は

おかしいと思っていたらしく

そのはずなんだけどねと悩んでいた。

 

この村に来るまでの間も

なんだか寂れた感じだったし

前来た時とはだいぶ変わっているかもと。


フリーレンの言う前来た時とは

80年以上も前のことでありシュタルクは

帝国も衰退したんじゃないかと口にするが

フリーレンはそれを否定した上で語る。

 

帝国の歴史は千年以上

大陸全土を統一していた大帝国の末裔達。

 

高度な魔法技術を有している

大陸最大の魔法文明だ。

 

魔王軍との戦争が激化した百年前には

帝国は魔族の領土に囲まれ

人類圏から完全に孤立した。

 

獅子の身中に帝国あり。

そう言われていたっけ。

 

帝国は滅びなかったどころか

攻勢に転じて魔族から領土を奪い返していると。

 

それを聞いたシュタルクが

とんでもねぇな・・・とドン引きする中

一行を囲むように魔物が姿を見せる。

 

フリーレンの号令のもと

魔物を蹴散らした一行だが

シュタルクとフェルンは

激戦からか座り込んでしまっていた。

 

実際に魔物の強さを肌で感じた

シュタルクは疲れ果てながら零す。

 

とんでもなく強かったな・・・

やっぱり全然安全じゃないじゃねぇかと。

 

その言葉に思うところがありそうな

フリーレンは一人その場から離れ

森の中へと足を踏み入れるが

そこには帝国の小隊とみられる

兵士達の無残な遺体が・・・。


依頼を達成し村へと戻った一行は

村の女性から礼を言われると共に

報酬である悪夢の壺を受け取っていた。

 

報酬を受け取り村を後にしようとした一行は

村の中に鎮座するフランメの像に気づく。

 

その像は以前フリーレンが言っていたように

女性ではなく男性の姿をしており

フリーレンは本当に誰なんだろ

このおっさんと言いつつ笑みを見せる。

 

まだフランメが存命の頃

フリーレンはフランメに連れられ

宮廷内にやって来ていた。

 

そこにはフリーレンよりも強い

魔法使いがたくさんおり

フリーレンはこれほどの力があれば

帝国はもう滅びることはないだろうと口にするが

フランメはそれを否定する。

 

それはどうだろうな。

歴史を見るかぎり

永遠に滅びないものなんて存在しねぇ。

 

変わり続けて世界は動いていくんだ。

良くも悪くもなと。

 

そしてその言葉をきょとんとして

聞いていたフリーレンに

笑みを向けさらに言葉を続ける。

 

でもそれでいいじゃねぇか。

その変化を楽しむのだって

長い年月を生きるお前の特権だろと。

 

その時の事を思い出したのか

フリーレンも確かに少し面白いかもと

在りし日に思いを馳せるように

笑みを浮かべるのだった。

 

そしてその日の夜

眠りにつくフリーレンの枕元には

あの壺が置かれていた。

 

うーん・・・とうなされるフリーレンを

フェルン達はここまで来るとすごいですね・・・と

ドン引きしながら見ていたのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回も一話完結で終わりましたが

なんか久々にフランメの姿を見た気がします。

 

実際にはそうでもないかもしれませんが

最近はずっとヒンメル達が中心となる回が

続いていたのもあってそう思ったのかも。

 

それはそうと帝国領内に入った早々に

魔物との戦いが起きるとは

帝国内も安全ではなさそうですね。

 

それも強いと有名な帝国兵が小隊とは言え

魔物を討伐できず全滅しているとか

シュタルクじゃないけど安全とは

到底言えない状況になっているのかも。

 

考えられるとしたら

魔王を倒されて弱まっているはずの魔族が

なにかしらの要因でまた強くなったとか?

 

それか新たに魔王が生まれて

魔族の脅威が復活しているかでしょうか。

 

何にしても帝国領内において

なにか異常が起きているのは間違いなさそうですし

フリーレン一行がそれに関わっていくのも

恐らく間違いないと思います。

 

この時代において討たれたとされる

奇跡のグラオザームもなにやら

不穏な感じを残していましたし・・・。

 

なんにしても目的地に近づくにつれて

厳しい旅になるのはわかってましたし

この帝国領でどんな出会いや戦いが

一行を待っているのか楽しみです。

 

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