雑誌掲載最新話 地上へ・・・

地上へ・・・ 最新 第36話 ネタバレ&感想 二人に出来ること

2025年10月1日発売の

週刊少年サンデー 44号に掲載されている

地上そらへ・・・ 第36話

ネタバレ&感想になります。

 

第36話 綾瀬家の話

内容ネタバレ

 

ヒイロとビャクグンが先の戦いの傷を癒すため

部屋でゴロゴロと鳴いていた一方で

大作夫婦はテレビを見ていた。

 

テレビには工場が爆発して街のほとんどが

吹き飛んだとのニュースが流れており

大作は改めて口にする。

 

ついに終焉がこの地上にも

やってきたということだなと。

 

そして結はヒイロ達を心配し

彼らの部屋にいた。

 

結はあなたのせいじゃないと声をかけるも

ヒイロとビャクグンはオレ達のせいだと言い

ヒイロは俯きながら口を開く。

 

なぜなら我らは、ただ終焉を

引き延ばすためだけに作られた・・・

駒、なのですから!と。

 

しかし結はそんなことないと立ち上がり

ヒイロの身体を抱きしめる。

君は駒なんかじゃないよと。


怖がる妻を宥めた大作は外に出ると

どうせ監視しているのだろう出て来たまえ!

と呼びかけるように声を上げる。

 

するとひひ。と笑いながら

管理官が姿を見せる。

 

大作は管理官に挨拶をそこそこに

ちょっと付き合いたまえと

高架下にあるやきとり屋へ。

 

そして店主に注文した後

管理官に訊ねる。

 

状況は相当やばいのかね?

私は、あの子たちに何と声をかけてやればいい?と。

 

そんな大作の言葉を受け

霧島は・・・すでにあなたは

よくやっていますよと返した上で語る。

 

私は50年前5人の仲間達と戦った。

私以外は皆逝ってしまいましたが

彼らは口々に「少しでも終焉を引き延ばす」

と言いながら、どんな事でもやりました。

 

実際何でもした。この終焉を

引き延ばすためなら何でもね。

 

そう言って管理官が見てくださいと

手袋を取るとそこには人とはまるで違う

怪物のような手が。

 

思わず口にしていた物を噴き出す大作に

管理官は言葉を続ける。

 

オブジェクトの細胞を体に移植したんです。

人生も倫理も形振りもかなぐり捨てて

ただ戦い続けた。

 

そうそれはすべてあなたたちのような

若い人たちにこの”地上”を受け継ぐため。

 

そのためならこんな体

100篇焼いても構わない・・・

 

そう口にした管理官の顔は

感情が高ぶってしまったためか

怪物のように豹変しており

大作はあまりの光景に震えていた。

 

そんな大作に気づいたのか

管理官はいや失礼・・・気を抜くと

細胞が暴走してね・・・と謝り笑みを浮かべる。

 

その私が保障しますよ。

あなたは頑張っている。

 

ここしばらくのあなたの動きが

終焉を遅らせることに

どれだけ貢献しているか・・・

 

実際我々の仲間の一人に

数えたくなるほどだ。誇っていいですよと。

 

そう言われて少しだけ気が楽になったと

礼を言いながらも大作はどうしても気になったのか

あんた本当はいくつなんだ!?と訊ねるが

管理官は笑いながら口を開く。

 

とにかく別に特別な事をする必要はありません。

彼らにはいつも通り接してやってくださいと。


綾瀬家にて結は一人悩んでいた。

私は、何も出来ないんだろうか・・・と。

 

そんな結に今帰ってきたのか

大作はそんなことないぞと声をかける。

 

今からあの2人に夜食でも

作ってやろうかと思ってな。

手伝ってくれるか結?と。

 

大作の頼みを満面の笑みで受け入れた結は

大作と二人で料理をし始め

部屋でゴロゴロ鳴いていた二人は

なにやらいい匂いがしてきたことに気づく。

 

そうして一階に降りてきた二人を

食卓に座らせた結は嬉しそうに声をかける。

 

じゃ~ん♡綾瀬家特製ラーメンだよ!

ささ、のびる前に、食べた食べた!と。

 

促されるままにラーメンを口にした二人は

衝撃的だったのか脇目も振らず

一心にラーメンを口にし始める。

 

大作から噛むんじゃなくすするんだよと言われ

ゾゾーとラーメンを啜りながら

二人はラーメンを絶賛。

 

瞬く間にラーメンを食べ終えた二人は

今まで見たことない程、表情を輝かせていた。

 

そんな二人を見て満面の笑みを浮かべながら

結は二人に声をかける。

 

どう?これが私の大好物の

にんにく塩バターラーメンだよと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回とは違い綾瀬家視点での

話の回になったわけですがあの戦いについて

各々思うところはあるみたいですね。

 

ヒイロ達も無力感からか自分達を

終焉を引き延ばすための駒だと口にしていましたが

改めて彼らが綾瀬家にお世話になって良かったなと。

 

もし普通の家庭だったら

超常的な事態を現実に目の当たりにして

及び腰になってもおかしくないですし。

 

いくら政府から頼まれたとしても

ヒイロ達に対してネガティブな感情を持つのが

当たり前だと思います。

 

しかし大作と結はそんな彼らに

ポジティブな感情を向けていましたし

管理官の言うようによくやってるのではないかと。

 

ヒイロ達にしてもネガティブな感情どころか

自分達のことを心配してくれているのだと

気付いていると思いますし。

 

それはそれとして最後のページにありましたが

結と局長の好物が一致したのは

偶然なのかどうなのか気になるところ。

 

普通だったら軽い感じで

そうなんだくらいの話なんですが

欄外にわざわざ書かれていたことで

何かしらあるのではないかと。

 

それが何なのかまではわかりませんが

今後の展開にも関わって来そうな気も・・・。

 

結局今の時点ではまったくわかりませんが

ヒロインに謎の背景があるのも

珍しくない展開だとは思いますので

そういった意味でも一体何を暗示してるのか

明らかになるときが楽しみです。

 

第35話へ

第37話へ

-雑誌掲載最新話, 地上へ・・・
-,

© 2025 オススメ漫画ネタバレ情報局