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アルスラーン戦記 1巻 第2話 内容ネタバレ&感想

第2章 アトロパテネの会戦

内容ネタバレ

あれから三年が経ち変わらずヴァフリーズとの剣の稽古に勤しむ

アルスラーンだったがついに初陣の時を知らせる報が・・・。

 

パルス歴320年、秋。

ルシタニア王国軍がマルヤム王国を滅亡せしめパルス王国に侵入。

アンドラゴラス三世自ら軍を率いてアトロパテネにて侵略軍を迎え撃つ。

王太子アルスラーンの初陣、ときに十四歳の事であった。

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初陣を前に緊張するアルスラーンに心配しなくても大丈夫だと

語りかける万騎長(マルズバーン)カーラーンに言われるも

アトロパテネを飛行していた万騎長キシュワードの鷹であるアズライールの羽が

湿っていることが気になり・・・。

 

その後、アルスラーンが危惧していた通り、辺りは深い霧に覆われてしまい

不安な様子のアルスラーンに対しヴァフリーズはパルス軍は不敗であり、何の心配もないと語る。

そんな中、本陣からヴァフリーズの甥であるダリューンが

アンドラゴラスの怒りを買って大変なことになっていると聞き、急ぎ本陣へ向かうが・・・。

 

その頃、本陣ではダリューンが退却を具申したことで

アンドラゴラスから臆病者の死霊に憑りつかれたかと叱責を受けていた。

 

それでもダリューンは言葉を撤回せず意見していたが

それに対しアンドラゴラスは怒り、ダリューンの万騎長の地位を取り上げてしまう。

その直後に本陣へと到着したヴァフリーズにより復職の機会こそもらえたものの

万騎長の地位剥奪に関しては変更されず・・・。

 

本陣から出たダリューンはヴァフリーズからアルスラーンは国王と王妃どちらに

似ているかと尋ねられその後アルスラーンに忠誠を誓ってほしいと頼まれることに。

それに対しダリューンはパルス王家に常に忠誠を尽くすつもりだと答えるが

アルスラーン個人に対してだと言われ伯父上が望みならばと了承すると

出撃の合図が聞こえ・・・。

 

出撃したアンドラゴラスがカーラーンから敵軍の数などの報告を受けていると

前方に敵を発見したとの報が。

そしてカーラーンから前方には断層も窪地もないとの報告を受けたアンドラゴラスは

恐れることはないとばかりに突撃命令を下す。

 

命令を受け突撃を開始したパルス軍だったがいざ敵陣と思いきや

そこには穴がありそれに気づかず次々と落ちていく。

さらにそこには油があり火矢により火攻めに遭ってしまうことに。

 

なんとか穴を回避した部隊も待ち伏せに遭い次々と討ち取られてしまう。

そんな中、最前線にいたアルスラーンはなんとか罠を回避したものの

敵兵士に見つかり戦うことに。

なんとか敵兵士を討ち取ったが他の部隊はすでに全滅していた・・・。

 

そうした中、自分を探すカーラーンの声が聞こえ、

その場へ向かったアルスラーンが見たのは

ルシタニアの兵士を従えたカーラーンの姿であった・・・。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!

 


感想

今回は結構凄惨な感じで明らかに負け戦といった感じでしたが

序盤でアルスラーンの才能が垣間見える場面が少しありましたね。

 

それにしてもアンドラゴラスは強いのかもしれませんが

器自体は小さいようですね。

ダリューンの言っていることはまさに正論なのに

それに取り合わず地位を剥奪してしまうのですから

この時点で器が知れるというものです。

 

まあ、アルスラーンも頼りないのでどちらが良いのかは何とも言えませんが

聞く耳を持っているだけアルスラーンの方が上かなと。

猪突猛進よりは臆病のほうがいくらかマシだと思いますし。

 

それにしてもおそらくカーラーンが裏切った張本人だとは

思いますが何のために裏切ったのかは気になるところです。

万騎長というかなり高い地位にありながら裏切っているわけですから

裏切るだけの理由があるのかなと。

まあ、その辺はいずれわかるでしょうけどね。

 

次回の展開ですが、アルスラーンが大ピンチなのは明らかですし

王であるアンドラゴラスの安否も気になるところです。

とりあえずこんなところでアルスラーンが死ぬわけないので

ダリューンがピンチに登場みたいな流れになるかなと。

どちらにしてもこの戦いは負け戦もいいところだと思いますので

次は王都決戦になりそうですね。

 

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