第15章 正統の王
内容ネタバレ
カーラーンが口にした正統な王という言葉に驚愕する
ダリューンとナルサスのもとへアルスラーンが訪れ死ぬなと声をかけるが
傷が深かったためかその甲斐なく息を引き取ってしまうカーラーン。
死を看取ったアルスラーンはナルサスから父であるアンドラゴラスが
生きていると聞かされる。
さらにダリューンから今日まで王を生かしているならば相応の理由があるはずだと。
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そしてギーヴが知っている王妃タハミーネのことを聞くためその場を後にしようとしたところ
その前にとアルスラーンはファランギースにカーラーンたちに弔いの詞を願い・・・。
その様子を見ていたギーヴがアルスラーンに対し甘いと評する中
ナルサスとダリューンは本格的に王と王妃の所在を確かめねばならなくなったとして
王都エクバターナへと向かうことを決めていた。
そして弔いの詞を捧げ終わりその場を後にするアルスラーンたちだったが
そんな中彼らを見ている何者かの視線にファランギースだけが気づいていた・・・。
その頃、エクバターナの地下にて銀仮面の男と仮面を被った謎の魔道士の姿が。
魔道士はアトロパテネに霧を発生させた人物らしくその術による後遺症のためか
体力が戻りきっていないようだったがどのような方法を用いたのかは不明だが
銀仮面の男にカーラーンがアルスラーン一党にやられたことを伝える。
さらに銀仮面の男に敵対する者が近くにいるらしくアルスラーンではないが
それに近しい者だと告げるが未だ体力が戻っていないためか誰かまでは分からないと。
それを聞いた銀仮面の男が情報の対価として金貨を置いて去っていくのを見て
魔道士はパルスの太陽はおぬし一人のためのみには輝かぬと警告を発するが・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
結局政統の王についての新情報はなかったわけですが
なかなか気になるところですよね。
このあたりはおそらくこの漫画においてかなり重要度の高い部分だと思うので
今後明らかにされていくのではないかと。
それはそれとして今回なんか胡散臭い仮面被った魔道士が登場しましたが
話しを聞くとあいつが今回のパルス侵攻の大きな要因になっているようですね。
この世界の設定自体イマイチ不明な部分も大きいですがあれほどの広範囲にわたって
霧を発生させるなんてどうやったのか気になるところです。
今まではなんとなく剣や弓を使った戦いがメインだと思っていましたが
霧を発生させたりするなんて随分とファンタジー要素も出てきましたので
これからの戦いはそういった部分も出てくるかも。
まあ、どちらにしてもあのように広範囲に霧を発生させたりするのは
随分と体力を消耗するようなので乱発は出来ないでしょうけどね。
次回の展開についてですがとりあえず次の目的地が王都エクバターナになりそうですので
王都での話がメインになるかなと。
アルスラーンたちが現在の王都の様子を見てどんな風に思うのか想像に難くないですが
王都を解放するのは当分先のことになるでしょうね。