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3月のライオン アニメ 第6話 内容ネタバレ&感想 零の現在

3月のライオンアニメ 11月12日放送のアニメ版3月のライオンの第6話の内容ネタバレ&感想になります。

ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず

流れを理解できるくらいの内容となっておりますので

詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!

 
第6話 神さまの子供(その①)/〃(その➁)/〃(その③)

内容ネタバレ

 
<Chapter.11 神さまの子供(その①)>
川本家での団欒の中、

零の思わず口からこぼれおちてた「どこか行きたい」という言葉を聞きつけた

面々は自分だったらとそれぞれ行きたいところを挙げていた。

 
そして相米二からお前はどこに行きたいんだと聞かれた零は

そう言われて行きたい所なんて無いって事に気づいた。

 
どうやら自分は「どこかに行きたかった」のではなく

「どこかへ行ってしまいたかった」という事らしいのだと。

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あくる日、職員室で担任である林田に順位戦の為

移動イベントに参加できない旨を伝えていた。

 
そんな学生の一大イベントに参加できない事ではなく

行かずに済むことに内心ホッとした自分にがっかりしていた零だが

そんな事は林田にも読まれていたらしくため息をつかれ

これじゃお前何の為に高校入り直したのかわかんないなという言葉に

思わず同意してしまっていた。

 
「家も無いし」

「家族も無い」

「学校にも行って無い」

「友達も居ない」

「アナタの居場所なんてこの世の何処にも無いじゃない?」

 
という香子の言葉は心のど真ん中に飛び込んできたが

怒りも悲しみも無くただただその通りだと思った。

 
だからこそプロになりたいと思い

自分の力だけで生活することが出来ればそこが「自分の居場所」になるんじゃないかと

そう思って必死に盤に食らいついてきた。

 
そしてその夢は叶い、一人暮らしを始め

それからしばらくの間はカーテンもテレビもない部屋で

まるで電池が切れたみたいに対局と時々学校に行く以外では毎日毎日ただ眠り続けた。

 
なぜだか毎日毎日眠くて眠くてどうしようもなく

家事は一通り出来たが自分一人だけの為に

ご飯を炊く事すら面倒になりしなくなった。

 
それでも一年目は今まで積み上げてきた貯金で前に進めたが

二年目の今年初めて二連敗をくらい、呆然としている内に昇級する目をうしなっていた。

 
泳いで泳いで泳ぎぬいた果てにやっと辿り着いた島、

ここまで来れば大丈夫だ、ここにさえ居続けられれば・・・

あれもこれも多くの事を望まなければもうここはゴールで

もう一度嵐の海に飛び込んで次の島に向かう理由を

僕はもうすでに何ひとつ持ってなかった・・・。

 
<Chapter.12 神さまの子供(その➁)>
なんて寒そうな名前なんだろう、初めて見た時そう思った。

でもその初めてがいつだったか思い出せず

そのくらいずっと前からあたり前にそこに在った。

 
”宗谷冬司”

ぼくたちの国の神さまの子供。

 
相変わらず一人で昼食をとる零のもとへやって来た林田は

どうやら雑誌に自身の考えた詰将棋が載ったことが嬉しいらしく

かなり機嫌がいい様子だった。

 
そんな考えに考えた詰将棋をあっさり解いた零は

雑誌の表紙が宗谷名人であることに気づく。

 
どんなひとなんだと聞かれた零だったが

同じプロでも見たことはあっても話したことはないらしく

林田も宗谷と同い年とのことだが十代の頃からぜんぜん変わらないことを不思議に思っていた。

 
そうこうしているうちに林田は先に戻るがその帰り際に

お前がもっかい学校に入って来たのって勉強したかったからじゃないよな、多分と言われ

零は何も言えなかった。

 
11月3つ目の黒星がついて墨を飲んだ気持ちになった零は

頭ではわかっているのに動けないのは何でだ、

勝つ理由がないといいながら負けると苦しいのは何故だと考え

そんな自分に中途半端だ僕は、何もかも・・・と思い悩んでいた。

 
そんな事を考えていた帰り道、商店街に続く道でひなたと会った零は

ファーストフード店のシェイクを物欲しそうに見つめていた彼女に

買ったげようか?と店内で奢ることに。

 
男の子に初めておごってもらったひなたは

シェイクをおいしそうに飲みながらも零の元気なさそうな様子を心配していた。

 
最近来ないことにあかりはそっとしといてあげましょと言っていたが

いつも静かで大人っぽいが泣きむしなところがある零を心配で見ていられなかったらしく

うちにおいでよ、一緒にご飯食べよ?とその感情のままに誘うのだった。

 
<Chapter.13 神さまの子供(その③)>
ひなたからのうちにおいでよという誘いに思わず「はい」と答えた零は

このひなちゃんという子は小さいけど優しくてとてもしっかりしているのだと改めて思ったが

中学生に心配される高校生って・・・いったい・・・とがっくりきていた。

 
そんな事を思いつつもひなちゃんは妹の面倒を見たり家の事も店の手伝いもして

あかりさんなんてはみんなの世話や和菓子の店も銀座の店も手伝って頑張っているのに

なんで自分は自分のことだけでいっぱいいっぱいになっているんだろうと

自身を情けなく思っていた。

 
そうこうしている内に突然ひなたの様子がおかしくなり

その目の向いている先を見るとそこには彼女が憧れる高橋くんの姿が。

 
零は気を効かせてそそくさと二人を残し帰ろうとするがひなたは彼と二人というのが

耐え切れなかったらしく顔を真っ赤にして零の服を掴んでいた。

 
そんなひなたを放っていくことが出来なかった零は改めてひなたの隣に座るが

ひなたは緊張のあまり持っていたシェイクを服にこぼしてしまい

慌てふためいた様子でその場から脱兎のように駈け出してしまっていた。

 
そして残された零の前に座った高橋くんに対し

スポーツマンと話した事のない零は彼と何を話したらいいのかわからず

気まずいを思いをしていたが当の高橋君はじっとこちらを見ていて・・・。


感想

 
第6話ということで多少違和感があった声も

かなり慣れてきた気がします。

元々不満に思っていたわけではないですけどね。

 
そういえばChapter.8のブイエスでプロ棋士は対局以外の普段なにしているのかのくだりが
削られていることは気づいていましたがここに持ってくるとは。

 
あのくだりはプロ棋士という職業を知る上で大事な部分だと思っていただけに

原作とは違うもののその部分が削られなくてよかったです。

 
それにしても今回の話は零の現在と宗谷名人のことの説明回と言った感じでしたが

宗谷名人は声こそなかったもののその雰囲気はかなり良かった気がします。

 
髪の色が銀髪か白髪かはよく分かりませんが

彼の透明さや不思議さ、人間らしくない感じは良く表れていた気がしますし

元々あんまり話すキャラじゃないので声をつけるとどんな感じになるか楽しみです。

 
後半に入ってひなたが零にシェイクをおごられるシーンがありましたが

ああいう風にころころと表情が変わるのは見ていてほんわかしてしまいますね。

 
それにひなたの優しさというか零に対する心配は正直どっちが年上だと言いたくなりますが

なんていうかいいなと和みました。

まあ、零も同様に思ったみたいですけどね(苦笑)

 
それにしても随分と面白いところで終わった今回ですが

次回がこの続きからだと言う事はわかりますが

Chapter.14までなのかその先までなのかまた途中までなのか気になるところですね。
 
とりあえず次回は高橋君が川本家に夕食を食べにくる話しになり

結果零がプロ棋士であることがバレてしまうわけですが

二海堂の熱いメッセージに期待したいですね!

 
あのメッセージは最近の零を本気で心配している二海堂の

魂の叫びといっていいくらいのものですので

そのメッセージが声と感情を乗せたらどうなるのか楽しみです。

 
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