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キングダム 最新 516話 ネタバレ&感想 兵糧攻め合戦

2017年5月11日発売の週刊ヤングジャンプ 24号に連載されている

キングダム 516話のネタバレ&感想になります。

 
第516話 陥落の武器

内容ネタバレ

 
邯鄲へと到着した李牧を出迎えたのは

前三大天藺相如の配下だった者達だった。

 
その者達から邯鄲軍の出陣こそ叶わなかったが

我らとその私兵は許されたとのことで

北の炎城・文城から一万ずつ南下中であり

間もなく邯鄲に到着するとの報告を受けることに。

 
李牧は南下中の二万を鄴へ向かわせる必要はないと考えており

それは鄴がこの中華でも”最強”の部類に入る城であり

ここまで秦軍に入ってこられたならば

逆に秦軍を鄴に集め、それを趙軍で囲うことで

”兵糧攻め”にするという思惑からだった。

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そして報告を終えた李牧は王との謁見をすませるために動き出そうとするが

そこへ彼の意を受けて動いていた胡周が慌てた様子で向かってきたことから

先に今の秦軍の動きについて話を聞くことに。

 
胡周によると秦軍の本軍はさらに三軍に分かれ途中の城々を落としながら

鄴へと近づいておりすでに九つもの城が落とされ

睨み合いを続ける公孫龍と山民族の軍の前線が東へと移動してきているために

王都圏南部に出た難民が北へ逃げれずにいるとのことだった。

 
報告を聞いていた李牧は難民について気になったようでさらに詳しく話を聞いたところ

落とされた城の民が難民となりその大群は間違いなく全員”東”へ向かっている事から

秦の狙いを察し、胡周に一体何日前から鄴は難民の受け入れをしているのかと尋ねるが・・・。

 
その頃、鄴では入城を求める難民たちで溢れかえっていた。

城主である趙季白は秦軍はまだ迫っていないことから

ギリギリまで難民を助けるようにと指示するが

蓄えていた食糧はあっというまに数を減らし

さらに難民の数は城の許容をとうに超えており・・・。

 
急ぎ鄴へ鳥を飛ばすべきだと進言する舜水樹だったが

李牧はもう間に合わないと判断。

 
その上で王翦は鄴を実際に見て力技で落とせぬ城だと気付き

真っすぐ鄴へ向かわず九つの城を落としたのは

鄴を落とす”武器”を作るためだったのだと語るのだった。

 
そして鄴へと向かって来ていた難民の群れの最後尾が見えてきた頃

秦軍の襲来を告げる狼煙が上がり

急ぎ難民たちを城へと入れ籠城へと入ることになるが

李牧の想定外だったのは内部に九城もの民を抱えてしまったことだった。

 
そして鄴へと押し寄せた秦軍は攻城戦をやるつもりは全く無いようで

鄴を包囲した上で秦軍と膨大な数の難民を受け入れた鄴の

どちらの兵糧が先に尽きるかの前代未聞の兵糧戦合戦へ。

 
李牧すらも想定外だったこの秘策を考えた王翦は鄴を桓騎に任せ、

李牧が鄴を解放しに来る前にこちらから攻め上がらねばならぬと

自ら動き出すのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ある程度予想していた通りの結果だったとはいえ

思いのほか鄴は追い込まれることになりそうですね。

 
別に城主の趙季白が無能だったとは言いませんが

李牧と真っ向からやり合える王翦を相手にするには

ちょっと荷が重いかなと。

 
平和な世ならば難民をわけ隔てることなく救済する名城主だったかもしれませんが

ここに至ってはそれも害悪でしかないですしね。

 
どちらにしろ今のところ王翦の秘策が上手くいっているのは

紛れも無い事実であり趙もこれまで通りにはいかないと思いますので

ようやく戦いらしくなってきたのかなと。

 
まあ、兵糧攻め合戦という今までにない戦ですので

これから盛り上がっていくのかどうかはわかりませんけどね。

 
そしてその兵糧攻めについても桓騎に任せて

王翦自ら攻め上がるみたいですので

飛信隊がそれに着いて行くのかどうかはわかりませんが

ここから面白くなりそうな感じです。

 
とりあえず王翦の策を想定できなかった李牧ではありますが

このまま黙って好き勝手やらせるとは到底思えませんし

ちょっと後手に回りつつあるものの一気に劣勢を跳ね返そうと動き出すのではないかと。

 
なにやら李牧のもとには先代の三大天の配下だったものらしき人物の姿も

ちらほらあるみたいですしこれからどう展開していくのか楽しみです。

 
ちなみに次回についてですが次号である25号は休載し

続きは5/25発売の26号とのことです。

 
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