キングダム 557話のネタバレ&感想になります。
第557話 関節粉砕
内容ネタバレ
九日目、岳嬰軍と相対した飛信隊の兵達は
亡き慶舎の仇を討たんと勢いづく敵に対し圧されつつあった。
報告を受けた信はいてもたってもいられず俺が出ると言い出し
貂に今正面からの力技は犠牲が出過ぎると止められてしまうものの
貂も内心では岳嬰軍の予想以上の士気の高さに歯噛みしていた。
飛信隊が圧されつつある様子は玉鳳隊の面々も確認しており
岳嬰軍のあまりの勢いに狙いを誤ったかというものもいたが
王賁は作戦通りだとして岳嬰の首を取るために動き出し
それを見てとった信もまた飛麃を引き連れその首を取らんと動き出すのだった。
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一方、三軍を相手に防陣を構えた亜光軍だがその守りは未だ破られず
亜光もまた王翦より授かったこの防陣に絶対の自信を持っていた。
そうした中、ついに馬南慈が動き始める。
李牧曰くこの防陣には”関節”があるとのことで
それに従い防陣へと突入。
他の将と同様にそこで食い止められるかと思われた馬南慈だが
一同の予想に反しあっさりと中へと入っていくのを見て
一様に訝しんでいた。
李牧によるとあの陣は固い”殻”に徹する小隊と
それらを自在に繋ぎ合わせる”関節”の隊の二種から成り立っており
役割分担を明確にしている分対応が早いとのことだった。
しかし馬南慈は可動している”関節”だけを狙っており
関節を砕くことで殻はただの強固な一小隊へと成り下がり
ただの防陣となってしまっていた。
亜光はすぐさま馬南慈に対して別の戦術をもって
その勢いを止めようと指示を下すものの
それを趙が黙って見ているはずもなく
そこへさらに尭雲が動き出し・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
一気に盛り上がってきた九日目ですが
とりあえず今のところ李牧の思惑通り進んでいるみたいですね。
岳嬰軍の士気の高さはともかくとして
李牧から授かった策は見事に防陣の弱点を突いていますし
おそらく尭雲もまた見事な対応だったと思います。
こうもあっさり王翦仕込みの防陣が破られつつあるのを見ると
これは亜光ダメかなと思ったりしてしまいますが
ここで亜光が討たれたら終わりな以上
なんとかして巻き返すと言うか防ぐのではないかと期待しています。
それが亜光本人の考えによるものなのか
王翦から何か策を授けられているのかはわかりませんが
少なくともこのままあっさりやられることだけはないかなと。
もしこのままあっさりとやられてしまった場合
蒙恬らの戦場とは違って暗殺されるわけでもなく
正面から討ち破られてしまったらもう負け確定ですしね。
まあ、暗殺でも大将がやられたら即終了なんですが
改めて良く蒙恬はあそこから盛り返したものです。
ともあれ今のところ飛信隊や玉鳳隊も含めて
いいようにやられているのは間違いないので
ここからどう盛り返すかに期待したいですね。
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