3月のライオン 雑誌掲載最新話

3月のライオン最新 140話 ネタバレ&感想 幸運の女神さまマニーちゃん 13巻続き

2017年9月22日発売のヤングアニマル 19号に連載されている

3月のライオン 140話のネタバレ&感想になります。

 
第140話 ヤングアニマル 19号掲載(2017)

内容ネタバレ

 
保育園からの帰り道、あかりとモモは

楽しそうに歌を歌いながらトマトを買うべく八百屋さんへと向かっていた。

 
親し気に八百屋のおばちゃんと挨拶を交わしたあかり達だったが

その店の看板猫であるフリフリと尻尾を振る

もんまりとしたマニーちゃんのカワイさに心を打たれ買うはずだったトマトではなく

マニーちゃんの尻尾が示したトウモロコシを買ってしまうことに。

 
その夜零も加わり夕食にトウモロコシの天ぷらを出すことになるが

全員が満足したようであかりはホントに二代目マニーちゃんのオススメに従って良かったと

商店街の幸運の女神さまと呼ばれるマニーちゃんに感謝していた。

 
零は幸運の女神さまと呼ばれるマニーちゃんという猫の事が気になったらしく

あかりに尋ねるが語られた内容は彼の想像以上のもので・・・!?

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あかり曰くマニーちゃんとは三月町商店街の看板娘のネコさまで

招き猫とそっくりな色と模様をしている事から

商売繁盛の幸運のネコと呼ばれているとのことだった。

 
八百屋にいる二代目の前、初代はくすり屋を営むマツダのおばあちゃんが

店の裏でケガして捨てられていた仔猫を手当てして

招きネコと同じ柄だからと店で飼い始めたのが切っ掛けなのだと。

 
商売繁盛の招きネコだからマニーちゃんと名付けられたその猫は

いつもあたたかいドリンク剤のケースの上が定位置で

通る人を見おろしていたがあまりの愛くるしさにネコ好きの通行人が集まり

そのうちにマニーさまの下で一服すると元気になると噂され

三日月町商店街のパワースポットと言われるように。

 
可愛さ一つでクスリ屋さんにお客を呼び込んだマニー様はその後

マツダさんが引退して店を畳んだのを機にリフォーム屋の息子の家に同居するため

共に引っ越しすることになったが息子が同居を機にマニー様のために考えた

新しいアイデア”猫に優しいリフォーム”が会社的にも大当たり。

 
その結果マニー御殿とも言われる新社屋が立てられたという

零が思わずご利益ありすぎ!と叫んでしまうほどの幸運をもたらしていた。

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そんなある日、3代目マニー様がご生誕したとの報せが入り

さらに三日月商店街のどなたかにというおふれが!?

 
その報せはすぐさま相米二へと届けられ参加した三日月堂だったが

まさかの32倍というドラフト会議を思わせるほどの争奪戦を前に落選し

3代目マニー様は化粧品店ビューティウミコの店長であるウミコさんのもとへ。

 
そして時は流れ、3代目マニー様はビューティウミコでそれはそれは可愛がられ

マニーちゃんがこの店にやって来てから

マニーちゃんを交えてのお茶とメイクとおしゃべりの近所のおばちゃまたちによる

ふわふわの女子会がひらかれるようになり

ビューティウミコからは笑い声が絶えず聞こえてくるように。

 
そして三月町界隈にはちょっとおめかししたかわいいおばあちゃまが増え

マニーちゃんの招く幸運伝説には女子力UPが追加されたのだった。

 
そんな風に皆が集まり笑え声が絶えない店を見たあかりとひなたは

上手く言葉にできなかったがウミコさんの店みたいな場所をなんかいいと感じていた。

 
何かを買うだけじゃなくて

小さな椅子とかテーブルがあってちょっとひと息つけて

気軽にお茶を楽しめる三日月町の祭りでやった屋台みたいな

そしておじいちゃんの和菓子を買えたりするような・・・。

 
二人は思いつくままに色々案を出しながら

皆が笑顔でいられるそんな夢のような場所を思い浮かべるのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
前回がちょっと暗いというかシリアスな回だっただけに

今回のほんわかした様子がさらに際立った感じですね。

 
この漫画の作者である羽海野先生がネコ好きなのは

これまでの話の中からもコミックス等の巻末のおまけからもわかってましたが

今回はそのことを前面に出したような回だったのではないかと。

 
それにしても幸運の女神さまと呼ばれるマニーさまについては

そのご利益に驚いたもののまさか羽海野先生自身をモチーフにしたキャラを

ここで登場させるとは・・・!?

 
元々コミックス等のおまけで作者自身と登場キャラを交えた描写はありましたが

まさか作中にここまで堂々と出すとは思ってもいませんでした。

 
化粧品店ビューティウミコの店長であるウミコさんという

あからさまなキャラクターで登場したわけですが

あれって羽海野先生自身が思い描く夢みたいな場所なんですかね?

 
ほんわかしてとても魅力的な空間でしたので

私自身ああいうのが羨ましくもありますが

先生にとってもそうならちょっと嬉しい気がします。

 
それにしても最後のページにあかりさんとひなちゃんの夢の場所、

理想と思える場所が描かれていましたが

そこに島田さんと林田先生の姿がなかったのがちょっと笑える。

 
ちほちゃんがいたこともあってひなちゃんだけの理想かなとも思いましたが

そこに野口部長が参加していましたしやっぱり二人の理想なのかなと。

 
なんていうかそこに野口部長がいることであかりの相手はもしかして!?と

ちょっと邪推してしまう部分もあってか

あの二人が描かれなかったことに色々考えてしまいますね。

 
ここにもしモモちゃんがいればおそらく二海堂の姿もあったでしょうし

やっぱりあの二人はまだまだ川本家にとって重要ではないんだろうなと(苦笑)

 
まあ、でもあの二人は祭りのことや銀座の店のこともあって

なんとな夜のイメージが強いので今回は描かれなかっただけかもしれませんけどね。

 
ともあれあかりさんとひなちゃんの理想とも言えるあの場所についてですが

なんとも微笑ましい光景だったのは間違いないので

ああいう形での店もなかなか悪くない気がしますね。

 
あくまであれは理想というか夢みたいな感じなので

実際にはああいう風にはならないでしょうけど

ちほちゃんを含めて皆が笑顔を見せてくれるあんな場所があったらいいなと思います。

あれはあれでひとつの幸せの形だと思いますしね。

 
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