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3月のライオン アニメ 第33話 内容ネタバレ&感想 棋匠戦挑戦者決定と新たな将棋部

12月23日放送のアニメ版3月のライオンの第32話の内容ネタバレ&感想になります。

ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず

流れを理解できるくらいの内容となっておりますので

詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!

 
第33話 陽のあたる場所/小さな世界

内容ネタバレ

 
<Chapter.66 陽のあたる場所>
あくる日、将棋会館にて神宮寺会長に呼ばれた零は

そこにいた柳原棋匠の二人から

改めて新人王になったことを祝われることに。

 
どうやら新人王になると行われる

記念対局についての話があったようで

いつもと違い大々的に行われるとのことだった。

 
宗谷名人の名を口にしただけで全身が泡立つ思いをしていた零だが

神宮寺曰くぶっちゃけていうと新人王を獲った人間が

その後名人になるケースが多い事、

その上零が宗谷に続く史上五人目の中学生プロ棋士ということで

零のこともきっと名人になるってみんなサクッと期待していると言われ・・・。

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そんなサックリした感じで話す神宮寺だが柳原棋匠共々

自分達の時とは違って今は宗谷がいることに

気の毒にも思っていた。

 
そして話しは宗谷と同い年である島田へと移るが

どうやら現在敗者復活から這いあがり棋匠戦の挑戦者決定3番勝負に

挑んでいるらしくそれも圧勝で先に一本とったらしく

柳原は若々しさも華もなく将棋が強い島田が挑戦者になりそうだとして

話題にならないとスポンサーが減って棋匠戦無くなっちゃうと頭を抱えていた。

 
神宮寺は頭を抱える柳原を目を向けながら

現実はシビアだとして零に改めて頑張ってくれと声をかけ

頼りにしていると励ますのだった。

 
将棋会館を後にした零は

その日どうやって帰ったのか・・・。

 
色々なことが頭の中でいったり来たりして

足下がフワフワして困った。

 
夜布団に入ってもいつまでも川面の光が

目の中でチカチカゆれていた・・・。

 
そして翌日、部室へと向かった零を待っていたのは

林田と部員たちによる新人王おめでとうパーティーだった。

 
野口らが自作した料理を食べながら

皆から祝われた零はその途中トイレに行くと言い

抜け出すと一人涙を流していた。

 
零はいつこんな明るい所に出ていたのかと思いながら

頭に浮かぶのは神宮寺会長や林田、ひなたからの言葉だった。

 
とめどなく目から涙が溢れ

こんな急に手に入ったものはやっぱりまた急に消えていくのかなと思いながらも

零は今はただうれしくて仕方なかった。

 
帰り道、林田らと別れた零は

もしいつか消えちゃんだとしても忘れないでいこうと思い立ち

書店にある日記コーナーへと向かう。

 
そんな零の姿を発見した林田は気恥ずかしさからか

そっとしておこうと考えるが

一緒にいた野口はそう思わなかったようで

ならば自分もと日記コーナーへ。

 
急に隣に姿を見せた野口に顔を真っ赤にして

恥ずかしがりながらも零は

いつでも何度でも取り出して想いだせるようにと

日記を手にするのだった。

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<Chapter.67 小さな世界>
あくる日、島田は柳原棋匠への挑戦権をとるべく

桜井七段との対局に臨んでいた。

 
一緒に山に登った際に優しくされ洗脳されたかのように

桜井七段の勝利を願う一砂や集客の面から

桜井に期待する記者の思惑をよそに

島田は桜井の仕掛けを冷静に対処していた。

 
そして島田の優勢を知った柳原は

棋匠戦マジでヒト来なくなっちゃうとして

島田~ホントに空気読もうよと嘆いていたが

盤面から島田の勝利を確信していた。

 
相手が決まったことで柳原は神宮寺を飲みに誘い

将棋会館を後にしながら

以前後藤が言った言葉を思い出していた。

 
”ふん、島田なんてどうせほっときゃ勝手にまた勝ちだすさ”

その言葉通りにまた一枚分厚くなって戻ってきた島田を相手に

柳原棋匠は改めて棋匠戦通算十期目となる節目の対局を前に

文字通り死守しねぇとなと来たる対局に向け気合いをいれるのだった。

 
勝利した島田が帰り道、挑戦権をとったことを喜び

一人祝杯を上げていた一方、零は野口達から自分達は受験のために

引退することを打ち明けられ

あっけなく学校での居場所を失ってしまっていた。

 
せっかく少し明るくなってきたところなのにと

零のことを心配する林田と野口だったが

翌日、どっさりと棋譜を用意し

校内に引きこもる気まんまんの零の姿が。

 
林田はすぐさま新しい部員を獲得するべく動き出すものの

問題はあっけなく解決(?)を見る事に。

 
どうやら校長や教頭らが入部を希望しているらしく

トップである校長の意向もあってかあっさりと話は進むが

零は内心これはもう将棋部というより

将棋教室なのではないかと思っていた。

 
思わぬ新人部員参入により存続が決定!!

桐山零とゆかいな仲間たちの新しい冒険が始まる・・・。

 
科学部門がなくなり将科部改め将棋部の

平均年齢が24歳上がった初夏の午後だったとさ・・・。


感想

 
とりあえず前半についてですが

零が涙していましたが正直こっちが泣きそうでした(苦笑)

 
ここまでの過程を見ていることもあってか

零の心中が手に取るようにわかりますし

なんていうかよかったな!と抱きしめたいところです。

 
色々な意味で大変な人生を送っている零が

ようやく報われたようにも感じますし

本当に嬉しかったんだろうなと。

 
それにしても前半後半共に島田さんに関しての話については

かなり笑わせてもらいました。

 
柳原棋匠としては桜井七段が相手なら集客を含めて

どうとでもなると思っていたからこその言葉だとは思いますが

言いたい放題もいいところでしたね。

 
ともあれ島田さんが挑戦権をとったこと自体は

称賛されるべき事ですし

いずれ行われるタイトル戦が楽しみなのは間違いないですので

以前より力を増した島田さんと永世がかかった柳原棋匠が

どんな戦いを魅せてくれるのか楽しみです。

 
後半についてですが

そう言えば忘れてましたが野口部長達って

3年生だったんですね。

 
受験を機に部活を引退するというのは珍しいことじゃないですが

出来る事ならばもう一年ほど一緒に居てやって欲しかったなと。

 
それに新たに新入部員として入って来たのは

まさかの校長先生たちですからね・・・。

 
あのキャラ自体はかなり面白いタイプに思えたので

入ること自体は悪くないとは思いますが

あれって零の思ったように将棋教室になるのは間違いないでしょうね。

 
まあ、でも今の零は誰かに何かを頼まれるということに関して

前向きになったように思えるのでこれはこれでいいのかも。

 
零の宗谷名人との記念対局に加え

島田さんのタイトル戦と色々大きなイベントが続きそうですが

見ごたえのある対局になることを願いたいものです。

 
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