3月のライオン 雑誌掲載最新話

3月のライオン最新 199話 ネタバレ&感想 失ったものと思わぬ訪問者

2023年1月27日発売の

ヤングアニマル 3号に連載されている

3月のライオン 199話

ネタバレ&感想になります。

 

第199話 タイトル不明

内容ネタバレ

 

~島田視点~

故郷から毎年届く便りには

あの日手放した忘れ物が

ポツンと写っている

 

——そしてその横には

彼女と別れた年月そのものが

子供の姿をして繰り返し

流れた時間の重さを運んで来る

 

苦すぎる薬 胸を刺す光景に

引き出しの奥にしまい込みたくなるけど

 

——大きな農家に嫁いだ彼女の苦労と

がんばりを見届ける勇気すら無い

男にはなりたくなくて—どうしても

 

だから毎年届く故郷からの便りは

一番目が行くこの位置に

 

「この代償を見よ」と

これだけのものを諦めてまで選んだ事を

——ゆめゆめ忘れる事 無かれと

 

失ったものの大きさに日々震えながら

ただただ 走り続けよ、と・・・


そんな事を考えていた島田の耳に

背後から苦いな・・・との声が届く。

 

それは重田が口にしたようで

コーヒーをなんとか甘くしようと

試行錯誤していた。

 

そのコーヒーは粉を入れ過ぎた為か

泥水のようになってしまっており

その様子を見て島田はため息をつく。

 

・・・なんでオレはここまで

コイツらの面倒を見なきゃなんねーんだ?と。

 

そこへさらに零が二海堂が

粉薬をぶちまけてしまったことで

雑巾を探しにきたりと

騒々しい有様だった。

 

ホント・・・何で?と

この騒々しさに頭を抱えながら

いつからこうだったのか思い返す。

 

これから自分の前に立ち塞がる事に

なるかも知れんヤツらの為に

家を開放して面倒を見て

経験と知識を分け手料理まで喰わせて

何やってんだ?オレは・・・。

 

あんま考えたくねーけど

いい人ぶりたいとか・・・?

 

いい人と思われたい

頼られたい 必要とされたい。

 

——そうやっていつまでも思うように

進めない自分を埋め合わせしようと

しているんじゃないのか・・・?と。


そんな事を考えていたところ

家のチャイムが鳴り出ると

そこには山のような買い物袋を

両手に携えたスミスの姿が。

 

何故ここにいるのかと首を傾げるが

スミスはアイツらばっかかわいがって

ずるいとむくれていた。

 

オレだって島研に入りたかったのにっっ

って言うかオレだって島田八段の

手料理を食べたい!と。

 

アイスとたい焼きと甘栗と苺大福と

シュークリームを買ってきましたと

中に入ろうとするスミスだが

島田はこれ以上ウチに入れるワケないだろ!?と

必死に留めようとしていた。

 

しかしスミスも引き下がらず

お願いです!すぐ帰りますから!

上がり込めばこっちのモン!とか

思ってませんから!と必死に頼み込む。

 

めっちゃ信用できねぇっ!と

一向に中に入れてくれない島田に

スミスはオレの事も強くして下さい!と

ここに来た本題を口にする。

 

助けて!俺あさって土橋さんなんすよ!

角換わりからの雁木の変化につき合って!と。

 

そんな騒がしい状況の中

何だ何だ?と零と二海堂が

ひょっこり姿を見せる。

 

スミスはお前達からも言ってくれ!と

島田の説得を頼むが

二人はおでんいっぱい買ってきてよかったと

スミスを歓迎していた。

 

そして重田もスミスが持ってきた

苺大福が有名店の物であると気づき

喜んで中へと迎え入れる。

 

家主である島田の意見は通らず

他の皆に受け入れられたスミスは

おじゃましまーすと嬉しそうに

島田家へと足を踏み入れるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回に引き続き島田さん視点の話でしたが

中々にシリアスな感じで始まりましたね。

 

島田さんは確か30代半ばのはずなので

今に至るまで色々あったんだろうなと

しみじみ読ませてもらいました。

 

このシリーズは島田さんメインだけあって

シリアスな部分もちょくちょく出ていますが

こういう話があるからこそ

より島田さんの存在が際立つんだろうなと。

 

まあ、最終的には重田ほか

騒々しい面子が集まっているので

そういった空気自体続かないわけですが

なんだかんだでそんな彼らに

救われている面もある気がします。

 

なんでコイツらの面倒を見ているんだ?と

冷静に考えていましたが

彼らがいなかった場合

今のような島田さんではなかっただろうなと。

 

このシリーズが始まってから

島田さんの心境が幾度となく綴られていますが

そういったものを見るかぎり

その性根は決して明るくない気がします。

 

どちらかというと昔の零のように

考えれば考えるほど深みに嵌って

沈んでいくようなタイプかなと。

 

零と違ってこれまでの経験から

それを表には出さないようですが

過去を思い返して代償がどうこう

言い出す時点で明るくはないでしょうね。

 

誰一人として島田さんの事を

責めているわけではないのに

自分でそう思ってしまっているわけですからね。

 

そんな風に深みに嵌る前に

掬い上げてくれているのが

研究会の面々なんじゃないかなと。

 

師匠も色々な意味で変わった人でしたし

島田さんの気性的にそんな彼らを

放ってはおけないことから

結果として悩まなくて済んでいるのかなと。

 

それはそれとして島田さんの家に

ついにスミスが来てしまいましたね(苦笑)

 

これまで二人の絡みを見ていて

スミスが島田さんを慕っているのは明白で

零や二海堂を羨んでいるのは

なんとなく察してましたが

まさかのこのタイミングで来るとは。

 

なし崩し的に家に入ったわけですが

これによりスミスが島田研究会に

入る可能性はあるのか気になるところ。

 

なんだかんだいって島田さんは

頼られるとなんとかしちゃうタイプですし

スミス自体明るくていい奴ですからね。

 

私的には入ってもおかしくないと思いますが

これまでなんで入らなかったのか

その点がちょっと気になるところ。

 

話の中でスミスはオレだって

島研に入りたかったと口にしていましたが

これまで入るチャンスはあったはずなのに

何か入らなかった理由があるのかなと。

 

島田さんがスミスのことを嫌っているならば

わからなくもないんですが

そうじゃなさそうですしね。

 

結果としてどうなるかはわかりませんが

スミスが家に来たことで

より騒がしくなるのは間違いないかと。

 

気になる次回ですが予告には

”つづく”とだけありましたので

次号は恐らく休載になるかと。

 

第198話へ

第200話へ

-3月のライオン, 雑誌掲載最新話
-,

© 2024 オススメ漫画ネタバレ情報局