進撃の巨人 101話のネタバレ&感想になります。
第101話 戦槌
内容ネタバレ
千切れたヴィリーを飲みこんだエレンは
人々が恐慌する中、マーレ軍の幹部連中がいる場所へ目を向け
大暴れしていた。
突然の事に気を喪っていたガビは
瓦礫によって潰されたゾフィアと
助けようとしたウドが逃げる者達に巻き込まれてしまう光景を
目の当たりにすることに。
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ガビがあまりの事態に絶望のあまり叫び出す中
ヴィリーの妹と思われる人物が一人瓦礫となった劇場から姿を見せる。
そして兄に向けタイバー家の務め、大変ご立派でしたと餞の言葉を呟き
巨人へと姿を変えるが
それを見てとったエレンは変身中の巨人へ向け殴りかかっていた。
激しい攻撃の前にその様子を離れた場所から見ていた
兵士達は戦槌の巨人がやられてしまうと騒ぎだし
行動の指示をマガトに求めたところ
彼は銃を一発エレンに発砲しマーレ軍反撃の口火は今をもって切られたと告げる。
そしてあの特徴からあの巨人がヴィリーの演説に出てきた
エレン・イェーガーであるとして島まで行く手間が省けたと語り
総員に持ち場につくようにと指示するのだった。
激しい攻撃を浴びせていたエレンだったが
次の瞬間、突如杭のようなものが地面から飛び出し
その身を貫かれることに。
その光景を見たマガトが部下たちに一番槍を入れたのは
この私だと全員覚えておけと告げる中
エレンの攻撃によって上半身を吹き飛ばされていた戦槌の巨人が
その身を再生させながら立ち上がっていた。
一方、罠に嵌り落とされたポルコ達は
ビークの機転のおかげで助け出され
現在の状況について説明を受けていた。
そしてその対処に当たろうと動き出す二人だったが
その頭上に現れた空中を自在に動く人影に気づき・・・!?
戦槌の巨人の能力によって身体を貫かれたエレンは
どうにかその杭を破壊し追撃を躱したものの
マガト達による砲撃を受けてしまうことに。
このままでは始祖を殺してしまうと狼狽する部下に対し
マガトは今後は巨人の力に頼らない事が新たなマーレの国是であり
奴の目的が何であろうとここで始祖が散れば敵勢力はおしまいだと語る。
たとえ始祖が敵の手に渡ろうと時間切れだとして
既に巨人の時代は終わりつつあり
戦槌がエレンに対し槌を振り上げるのを見て
そもそも戦槌は始祖を喰うつもりはないようだと告げるのだった。
槌の一撃に対し自身の腕を硬質化して防御するエレンだったが
その一撃はそれすらも凌駕し頭を吹き飛ばしていた。
そして誰もが戦槌の勝利を確信したその時
無くなった頭部からエレンが姿を見せる。
そんなエレンを簒奪者と呼ぶ戦槌は最期に言い残すことはありますかと
槌を振り上げたその時それを待っていたかのように
ミカサが姿を見せると共に戦槌の巨人へと攻撃を仕掛け
巨人の弱点であるうなじを爆発させていた。
その光景に動揺を隠せないマガトらだったが
空中から姿を見せた複数の敵に襲撃されることに。
現れたミカサにエレンはみんな来てくれたんだなと声をかけるが
ミカサはそんなエレンに悲し気にお願い・・・帰ってきてと返すのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の記事にコメントしてくれた人がいましたが
その方の言った通りヴィリーが戦槌の継承者じゃなかったみたいですね。
というかあれだけエレンから攻撃を受けていたのに
あっさりと逆転した戦槌ってもしかして
九つの巨人の中でもトップかそれに準ずるの強さなのかも。
まあ、何をもって強さと判定するかという問題はありますが
少なくともエレンの進撃、鎧のライナーよりは強いのではないかと。
それにしてもようやくエレン以外にミカサが登場したわけですが
最後の話を見る限りエレンはミカサ達とは別で出ているみたいですね。
てっきり島の総意とまではいかないが
皆で戦おうとしているのだと思っていましたが
実際にはそうじゃないのかも。
そうじゃなかったらミカサがあんな切なげな表情で
帰ってきてとは言わないはずですし・・・。
それはともかくとしてミカサは随分と大人びていましたね。
エレンを見た時からミカサやアルミンも大人になったんだろうなと思っていましたが
なにはともあれ生きていたことが判明しただけでも良かったです。
それにミカサ達の装備もあれから何年かたって
随分と新しくなっているみたいですし
細かい部分も含めて新兵器もあるかも。
あれで戦槌の巨人が討ち取れたかどうかはわかりませんが
エレンとミカサがこの場でやられるとは思えないので
ここから逃げるにしても戦うにしても
どういう展開を見せるかはわかりませんが
どちらにしてもマーレとの戦争になるのは間違いないでしょうし
これからどうなるか楽しみです。
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