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進撃の巨人 最新 110話 ネタバレ&感想 ザックレーの死とエレン脱走

2018年10月9日発売の別冊少年マガジン 2018年11月号に連載されている

進撃の巨人 110話のネタバレ&感想になります。

 
第110話 偽り者

内容ネタバレ

 
皆殺しになったとされるラカゴ村。

その村でジークが行なったのは

自身の脊髄液を含んだガスを撒く事だった。

 
そのガスをわずかでも吸ったユミルの民は

その直後身体が硬直し自由を奪われ意識を失う。

 
僅かでもジークの脊髄液が体内に侵入したユミルの民は

巨人の力の送り先となる座標が刻み込まれ

後は彼が命令を下すだけで”道”を通じて巨人の力が送り込まれる。

 
その巨人は獣の巨人を介した”道”で繋がっており

ジークの命令通りに動く巨人となるとのことだった。

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その事を改めてリヴァイの前で説明したジークは

何故同じ話を何度も聞き返すのかと尋ねたところ

リヴァイはお前が全く罪悪感を感じていない事、

そして当の人命に興味がないことは確かだと告げる。

 
勝手に人の気持ちを分かった気になるなと返したジークは

俺とエレンが会って実験を開始するのはいつだと尋ねるが

決めるのは俺じゃなく本部だという言葉を聞き

いつまでも時間があると思ったらそれは間違いだと伝えるように告げると

リヴァイもそれだけは同じ意見だと答えるのだった。

 
一方、軟禁されたイェレナのもとへ足を運んだピクシスは

イェレナの口からあの日エレンに会いに言ったと聞かされていた。

 
ジークの計画になびくように説得したのかと聞かれたものの

イェレナはそれについては否定した上で

自分が焦っていた事を明かし

このままではエルディアは手遅れになると語る。

 
そしてその危機感を感じていたのはエレンも同様だったようで

私達が問題解決に向け思いを共にするまで

時間はかからなかったと。

 
イェレナはエレンの持つ始祖はマーレを打ち砕く望みであり

エレン自身に主体的な思想があることを求めたと語り

彼は望んでいた以上の成果をあげ

それほどの器を持つ彼が始祖の巨人を宿しているという事実。

 
ここにいる我々は二人の兄弟によって世界が変わる瞬間に立っており

私はそれを彼らの近くで見ていたいだけであり

私の行動の全てはエルディアを思っての事だと語るのだった。

 
ピクシスが私もそう信じたいと言いつつも

エレンと交わした会話の全てを改めてイェレナに話すように伝えると共に

上手い嘘のつき方とは時折事実を交ぜて喋る事だと呟き

未だイェレナを疑う素振りを隠そうともしていなかった。

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ハンジもまた軟禁されているオニャンコポンのもとへ足を運んでいたが

共に命を懸けてマーレと戦った自分達が人質となったことに失望する

オニャンコポンに対しハンジは弁解の余地もないと謝る事しか出来なかった。

 
しかしハンジの口からイェレナがエレンと密会したことを知らされた

オニャンコポンはその事実に驚きながらも

どこか納得した表情を浮かべていた。

 
そんなオニャンコポンからイェレナについて色々聞き出すうちに

ハンジはマーレ人に対する今までのイェレナの対応とこの島での対応での違いに

違和感を感じていた。

 
違和感を払拭しきれないハンジは何か決意したらしく

オニャンコポンを連れてここから出ることを決めるのだった。

 
一方、徐に結晶化したアニに触れようとしたアルミンだったが

やって来たヒッチに大声で注意され

しどろもどろになりながら弁解することに。

 
どうやらヒッチはアルミンがそんな大それたことをやるとは思っていないようで

ひとしきりアルミンを揶揄い外へ。

 
ヒッチはアニの事よりも兵団への疑念が過熱している現状のほうが

気にかかっているらしくアルミンもまた

民衆が本部の前に詰めかけエレンの解放を望む声を目の当たりにすることに。

 
民衆への対処の為ヒッチと別れミカサと合流したアルミン達だが

何故か本部に調査兵団の新兵がいることに気づき

疑問に思いながらもようやく面会が叶ったザックレーのもとへ。

 
しかしエレン面会の許可を得ようとしていたアルミン達は

ザックレーから面会の許可を得ることができないばかりか

エレンがジークに操られていると上が判断している事を聞かされることに。

 
その後退室した二人はどうして許可が下りなかったのか色々話しつつ

廊下を歩いていたところ二人と入れ替わるように

三人の隊員がザックレーの部屋へ入るのを目撃する。

 
兵政権が既にエレンを見限っているかもしれないとして

もしそうだとしたら始祖の継承者選びも始まっているというアルミンの言葉を聞いた

ミカサはあの部屋の会話を盗み聞ぎしようとするが

まだ決まったわけじゃないとアルミンに止められてしまうことに。

 
それでもなおエレンの為に動こうとするミカサだったが

突如背筋をぞわっとした感覚が襲いかかり

アルミンを連れすぐさまこの場所から離れようと動いた瞬間

ザックレーの部屋から大きな爆発が!?

 
いきなりの爆発に民衆と抑えていた兵団員たちが呆然とする中

上から爆発と共に落ちてきたのは

すでに命を落としたと見られるザックレーの上半身だけだった。

 
急ぎ外へと向かったミカサ達がヒッチと

お互い何が起こったのか話していたところ

民衆たちは自分達の怒りが届いたのだと大騒ぎし

誰もが心臓を捧げよと狂ったように叫ぶのだった。

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その夜、幹部たちを含め事情を知る者たちが集められ

今回の件について色々話し合われた結果、

アルミンからの情報により行ったのが調査兵団の新兵である可能性が高いと判明する。

 
まさかと誰もが驚愕する中、

エレンが地下牢から脱走したとの報告が入る。

 
巨人の力を発動させ脱走したエレンに対し

ナイル達はすぐさま兵を総動員して捜索するように命令を下すが

ミカサとアルミンは何が起こっているのか理解できずにいた。

 
一方、地下牢から脱走したエレンは

彼を待っていたフロック達と合流を果たしていた。

 
他にも何人もの味方がいるらしく

フロックらも懲罰房から逃がしてもらったとのことで

フロックたちはこのエルディア帝国を救えるのはエレンしかいないと考えていた。

 
そしてフロックから上着を受け取ったエレンは

ジークの居場所を特定する、それだけだと告げるのだった。

 
あくる日、馬車の中にはハンジとオニャンコポン、アルミンとミカサの姿があった。

アルミンがミカサに話し合えばわかってくれると励ます中

外には通り過ぎた噴水の側に腰掛け新聞を読むピークの姿が・・・!?

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
なんだか展開が一気に進んでいる事もあってか

よく分からないうちに事態が悪化していますね。

 
とりあえずザックレーを爆破させたのは

フロックたちの仲間らしいですが

正直あれによりどう変わるのか・・・。

 
まあ、上層部はすでにエレンを切り捨てることも

検討しているっぽいですので

それを思いとどまらせるためにやったのかもしれませんが

結果としてそれが良い方向に進むのかは正直何とも言えないかなと。

 
それと気になるのはアルミン達と面会した際に

ザックレーが爆発元と思われる特注の椅子に

徐に目をやったこと。

 
あのタイミングであえてそちらへ目を向けたわけですから

そこに爆弾が仕掛けられている事に

もしかしたら気づいていたんじゃないかなと。

 
実際のところ、本当にそれに気づいていたのか

気づいていてなおあの場にいたのかはわかりませんが

色々と謎が残る死でしたね・・・。

 
そんな彼の言葉にエレンがジークに操られているというものがありましたが

これに関しては正直何とも言えないところ。

 
ああまでエレンが変わってしまったので

その可能性もないわけではないでしょうけど

正直なんとも言えないところです。

 
もし仮に操られているとして

その目的はマーレを滅ぼすためなのか

それともエルディアのためなのかもわかりませんしね。

 
今のエレンが何を考えているのかはいずれわかるでしょうけど

アルミンやミカサにも一切黙っているのが

どうにも気になるところ。

 
なのでエレンが操られているというのも有り得るのかなとも思いますが

なーんかもやもやする感じですね・・・。

 
ともあれエレンが操られているならジークはもちろんイェレナも

関係するのは間違いないでしょうし

それらも含めて早いところ真実を明らかにして欲しいものです。

 
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