2021年4月7日発売の
週刊少年サンデー 2021年19号に
掲載されている
君は008 第150話の
ネタバレ＆感想になります。
第１５０話 母に宿る誇り
内容ネタバレ
ドグラ・マグラの幹部である
ロールシャッハを相手に
三流だと言い放つあやめ。
その構えはいつもと違い
デフォルトの形だった
タイブレードもその形を変化させ！？
仕事は楽しむ主義だと
重力兵器を手に襲い掛かる
ロールシャッハに対し
あやめが取った手は
より速く敵に接近することだった。
破壊力が強すぎる重力兵器は
近づいてしまえば発動できない。
エイトもその事に気付くと共に
あそこまで接近して刀で攻撃できる
あやめの技量に感嘆していた。
そしてエイトはあやめが
SLASHモードで斬りかかるのを
見て理解する。
これは実戦であり
綺麗事が通じる世界では
ないのだという事を・・・。
しかしそんなあやめの一撃に対し
ロールシャッハは咄嗟にスーツを
硬質化させることで防いでいた。
それを見たあやめは
次に素肌部分に刀を突き立てるも
ドグゼイロンは瞬時に
変形も出来るのか通じず
ロールシャッハの反撃があやめを襲う。
その一撃をあやめは耐えるも
ロールシャッハはナノゼイロンでは
変形防御までは出来ないと見抜いていた。
しかし彼女は殺しは楽しむ主義で
一撃で仕留めたりしないと言い
重力兵器の力を使い
あやめの体を甚振り始める。
何度も壁に叩きつけられる
あやめの姿にエイトはなんとか
割って入ろうとするが
重力兵器の前に
近寄ることも出来ず・・・。
ロールシャッハは笑いながら
なおもあやめを甚振り続ける。
口から血を流しながら
耐えるあやめは
幼い頃の事を思い出していた。
それはある花屋でのこと。
店を訪れた幼いあやめに
店主の男は優しげな対応を
してくれていた。
彼の持つ花に目を奪われる
あやめだが次の瞬間
男の背後から姿を見せた母が
その身を刀で貫く。
あやめは母に言われて
自分と同い歳の娘がいる男の
気を引く役目を与えられていた。
仕事を済ませ食事に行きましょうと
その場を後にしようとする母。
あやめは目に浮かべた涙をこらえ
その後を追いかけようとするが
母はそんなあやめに告げる。
なぜ泣かないの？
別に泣いてもいいのよ。
われら刺客に心まで
捨てる義務はないわ。
むしろ失う命の悲しみを
真っ向から受け止める事こそ・・・
この道の誇りなのだと。
あやめは母は決して対象を
無駄に苦しめたりしなかった事を
改めて思い出す。
そんな彼女にロールシャッハは
金の為に殺しをするなんて
いかにも旧人類だと嘲笑いながら
重力兵器を投擲。
それを見たエイトが
危ない！と声をあげる中
あやめは被っていた帽子を手に
重力兵器を受け止める。
そして次の瞬間
その勢いを反転させ
ロールシャッハに
重力波を跳ね返していた。
それはあやめの帽子が
ナノゼイロンで作られており
重力波を包んで攻撃の方向を
変えたことで起きたものだった。
重力波をまともに食らった
ロールシャッハは
あやめの機転を称賛しつつも
憐れに死にゆく様が
実に楽しみだと高笑いしていた。
その言葉に対しあやめは
いえ、死ぬのはあなたよ！と
母に教えられた誇りを胸に
告げるのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
あやめとロールシャッハの戦いが
始まったわけですが
やっぱり幹部だけあって
かなり強いですね・・・。
単純な実力で言えば
あやめよりも数段上かも。
ただそれでも戦いにならない
というようなレベル差でもないので
上手く隙を作れれば・・・
という感じでしょうか。
あやめも殺しを楽しむ
ロールシャッハに対して
思うところがあるみたいですし
これから面白くなりそうです。
戦いに介入できず
味方を巻き込むロールシャッハに
憤っているエイトも
このままでは終われないでしょうし。
なんにしてもロールシャッハを
どうにかしないといけないのは
間違いないので
残してきた野原のためにも
頑張ってほしいものです。
それにしても今回も
予告通り大増22Pもありましたが
大丈夫なのかちょっと心配。
松江名先生って元々
あんまり休載とかしない
タイプの先生ではありますが
ここのところずっと大増Pなので
無理せず続けてほしいなと。