3月のライオン 雑誌掲載最新話

3月のライオン最新 156話 ネタバレ&感想 田中太一郎の弟子・野火止あづさ

2019年2月22日発売のヤングアニマル 2019年5号に連載されている

3月のライオン 156話のネタバレ&感想になります。

 
第156話 あづさ1号 5号掲載(2019)

内容ネタバレ

 
野火止あづさ六段B級2組21歳。

彼は考え事を始めると止まらなくなる。

 
例えば「生き馬の目を抜く」という言葉は

辞書によると走るのが速い馬の目を射抜けるほど正確で素早いという意味だが

文字だけ見ればとても残忍だという意味にだってとれるだろうと。



「煮詰まる」という言葉は考え過ぎてもうだめだといった際に使いがちだが

本来はよく煮つめていい感じになってきたというポジティブな意味で

おそらくジャムやミートソースなどをイメージしたのだろうと。

 
しかし彼にとって真っ先に浮かぶのは「鍋もの」であり

その場合煮詰まるというのはしょっぱくて困る、焦げる寸前と

大変ネガティブなワードとなる。

 
人によってイメージする状況がそれぞれ違い

しかも真逆なのはどうなのそれ?と思うや否や

煮詰まるという言葉がいつから使われているとか等々

考えに没頭しすぎて電車のドアに足をぶつけてしまうことも。

 
そんな彼がいつもの電車を降りると

ちょうど師匠である田中七段の後姿を目にすることになるが

彼は師匠が苦手だった。

 
師匠に朝、話しかけられると対局のために起床時から積み上げていたリズムが狂い、

かき立ててきた闘志が抜ける。

 
ちょっぴりなら感謝しているが正直輝くものを感じない師匠を見てると

なんとなくモヤモヤするが何故かまわりに人が寄ってくる。

 
スミスと仲良さげに挨拶を交わす師匠の姿を見ながら

そのあとを隠れながら追うあづさが色々好き勝手考えていると

今度は自分の今日の対戦相手である桐山と挨拶を交わすのを目撃する。

 
リラックスさせるかのように桐山と話す師匠に

色々黒い事を考えていたが

笑っている桐山を見て相手が俺だから?とネガティブな考えが浮かぶ。



桐山そして二海堂が現れる迄若手といえば俺だった。

注目されていたのも。

 
マスコミは「最年少」「史上初」「大型新人」

わかりやすくみんな飛びつく文句でこぞって取り上げる。

 
新しさや強さがちょっとでも欠けたら

こぞって貶め始めるクセに!

 
俺はあがく!プロになれた事をゴールなどと思ったことは一度もない!

そしてぶっ潰してやる!

俺のこと勢いが消えた若手とか元王子とか言ったヤツ

全部メモしてあるからな!と憤っていた。

 
そんな事を将棋会館前の植木の陰で思っているあづさだが

彼が自分たちの後ろをついてきていたことに

師匠である田中もスミスも気づいていた。

 
そして開始まであと5分となり

スミスはまだ動かないのかと心配そうに見ていたが

田中はよくあの植木のところでつっかえてしまうんだよなと

苦笑いを浮かべていた。

 
あと3分見てて動かなかったら電話するという田中に

スミスは大変ですね・・・とその苦労を偲ぶのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
前回のあれからどうなったのかも気になるところですが

とりあえず今回は新キャラが登場したみたいですね。

 
あの心の声が特徴的な田中さんの弟子とのことですが

なんていうか濃いなと(苦笑)

 
スミスがあづにゃんと呼んでいましたが

なかなかに面白いというか黒いキャラでしたね。

 
色々考えすぎるタイプのようで

本筋から外れたところまで色々考えているみたいですが

それはそれで棋士にはあっているのかも。

 
そもそも21歳でB2とのことですので

零には及びませんがハッチよりもさらに格上なのは間違いないかと。

 
年齢ですべてが決まるわけではありませんが

零や二海堂の前に元王子と呼ばれていただけあって

その実力もかなりのものではないかと思いますし。

 
なんにしても今回タイトルに①とありましたので

次回はその続きになるかと。

 
零との対局でどちらが勝つかはまだ何とも言えませんが

少なくともあのキャラであっさり負けるとは思えませんし

どんな対局、結果になるのか楽しみです。

 
気になる次回についてですが

とりあえず次号の予告にはなかったので

次号は休載になりそうです。

 
続きが次々号になるかそれ以降になるかはわかりませんが

あまり期間を空けずに再開してくれればいいなと願っています。

 
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