2019年10月24日発売のモーニング 2019年47号に連載されている
宇宙兄弟 345話のネタバレ＆感想になります。
第３４５話 帰るために
内容ネタバレ
JAXAは管制室からエクストポールを放出し遠隔操作で
オリオンの外側に出来たと思われる穴を探しており
内側の穴についてはISSのクルー達と共に
エディが中心となり修繕が行われようとしていた。
5ミリという小さな穴に合うビスを作成してもらい
硬化剤を注入した穴に一発勝負で塞ぐ作業に取り掛かるエディは
穴をこれ以上広げないように・・・と慎重に慎重を重ね
無事にその作業を終えるのだった。
一方、エクストポールを使い
オリオンの外側の穴を探していたJAXAだが
なんとかその穴の位置を確認できたようで
NASAにもその知らせは届いていた。
すでに準備を終えていたアンディとローリーは
EVAを開始しその穴を確認。
内側のビスがガッチリ止まったことをエディから知らされ
アンディが作業を始めようとしていた頃
カルロはベティの経過を見ながら抜糸を行っていた。
その最中、オリオンの修繕についてベティが
少し不安を覚えたのか
穴の開いたオリオンで帰れると思う？と呟く。
カルロは帰るためにエディたちが穴を完璧に塞いでいるのだと語り
君の手術穴も俺が完璧に塞いだろ？と言葉をかけると共に
3日後には着地じゃない”着水”していると告げる。
今回の帰還は予定していたソノラ砂漠ではなく
海上の方が陸への着地より衝撃が和らぐとのことで
すでにヒューストンも決定しているのだと。
カルロはベティの体への負担を少しでも軽くしたいと話し
3日後以降は天候悪化の予報が出ているため
3日後が君を安全に帰すための最善の時だと語るのだった。
一方、外側の穴を塞ぐべく
ビスを差し込もうとしていたアンディだが
ビスが穴からずれてしまい宇宙空間へと漂ってしまうことに。
その事に気づいたローリーがマズイと顔色を変えるが
アンディはその大きな体を使い
どこかへビスが飛んで行っていく前にキャッチ。
その行動にローリーはナイスキャッチとアンディに声をかけると共に
内心あの距離を一瞬で移動できるなんてと感嘆し
間違いなく世界一のワークエンベローブであると称賛するのだった。
なんとかビスをキャッチしたアンディは
宇宙ゴミを増やすとこだった危ない危ないと思いつつ
再び作業に取り掛かりビスを穴に差し入れることに成功する。
そして安全上平らにすることが重要であるとして
飛び出したネジ頭を切断しその後硬化剤で固めて平らにし
無事に穴を塞ぐことに成功するのだった。
報告を受けたヒューストンからねぎらいの言葉をもらうと共に
エディからも賞賛の声を受けたアンディは
エディからせっかくのEVAだ、ゆっくり地球でも眺めてくれと言われ
地球へと目を向ける。
その光景は普段感情を露わにしないアンディも驚嘆させるものであり
思わずすごいな・・・と零すほど感動的なものだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
アンディがビスを入れるのをしくじった時には
マジか！？とも思いましたが
無事に成功したみたいでなによりでした。
それにしても一発で成功したエディもすごいですが
宇宙空間に放り出されたビスをキャッチするとか
アンディもすごいとしか言いようがないですよね。
失敗すれば最悪命すら失う可能性もあったでしょうに
ためらいなく身を投げ出してしかもキャッチするとか
なんていうか言葉もない感じです。
5ミリの穴を塞ぐという作業は言うほど簡単ではないんでしょうけど
あれだけの巨躯を持つアンディがそんな小っちゃなビスを手にするのを見ると
なんか笑えるというかその対比が凄いですよね・・・。
これも無事に穴を塞ぐことが出来たからこそ言えるのだと思いますが
そういう意味でも成功して良かった（苦笑）
それはそうと今回エディたちの帰還についてですが
着地ではなく着水になったみたいですね。
ベティのコンディションも鑑みてのことなんでしょうけど
今まで海上に着水するのは見たこと無いのでちょっと楽しみ。
まあ、天候悪化の予報が出ているらしいので
それもメリットデメリットがあるんでしょうけど
ここまで来たなら無事に帰還してほしいものです。
ちなみに次回についてですが
予告には49号に掲載とのことですので
続きは11/7になるかと。
前回が予告通りにいかなかったので心配ですが
今回はおそらく大丈夫ではないかと・・・。