2020年3月12日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年15号で新連載の
曝ク者! 第2話のネタバレ&感想になります。
第2話 よく覚えておきなさい
内容ネタバレ
スクープを取りまくって
論州を辞めてみせると決意した楓だが
雑用に追われる毎日を送っていた。
そうした中、綾から声をかけられ
仕事を手伝うことになり
雑用ではない仕事に嬉しそうに快諾する。
綾の話では今回は尾行班と一緒のようで
その中でも一番の”人間グーゴルマップ”と
呼ばれる人に会わせてもらうことに。
そんな人と会う前にコンビニに寄った楓は
チャンプとコラボした限定のミルクティーがなかったことを
悔しがりながらも今回の仕事で世話になる
尾行班の真壁という男性と合流し
現地へと車を走らせるのだった。
今回掴んだネタは海外でも人気のバンド
”マンフレッド”ボーカル神ノ紬と
テレビCM出演ランキング1位の大人気女優
杉谷里々花の熱愛スクープだった。
綾によると2人とも多忙で
神ノに至っては海外ツアーが控えていることから
会えるタイミングが限られているとのことで
その瞬間を写真に収めるのが今日の仕事だった。
神ノの運転する車を尾行しながら
楓は真壁から尾行の仕方について教わることに。
一見凄そうには見えない真壁だが
その実力は確かなようで
”人間グーゴルマップ”の呼び名は伊達じゃなく
気づかれないように距離を離したかと思いきや
別の道から先回りするなど
楓も思わず凄い!と零してしまうほどだった。
真壁は君は専門じゃないから
無理して覚えなくていいと話したものの
ちゃんと全部覚えてきた人もいたとのことで
”蘭”という人の名が出て来た次の瞬間
ビルの駐車場に神ノの車が入っていくのを目撃する。
真壁によると最近のタレントは尾行を巻くために
知恵を使い出しているとのことで
少し離れた場所に車を止めることに。
彼の知り合いに今みたいな状況になって
駐車場に入った奴がいるが
ターゲットが停めずにUターンしたことで顔バレしてしまい
尾行を諦めざるを得ない事態になったことがあるらしく
それを警戒してのものだった。
そんな真壁の思惑通り
すぐに神ノの乗った車が駐車場を出て来たことで
すぐさま尾行を再開しようとするが
次に出て来た車を見た楓はその車の運転手に
なにか違和感を感じ真壁を止めていた。
楓は自信なさげな様子ではあったものの
先に出て来た車に乗っていた変装した神ノのピアスが
変わっていたことに気づいたと語る。
その上で次に出てきて別の方向へ向かった
女性が運転する車の助手席に座っていた男のほうのピアスが
同じだったことからそちらのほうを追ってほしいと。
それを聞いた真壁はすぐさまUターンし
そちらの車を追いかけることになるが
楓の考えは正しかったようで
見事に二人の車内キスシーンを
カメラに収めることに成功するのだった。
その後、戻って記事をあげるという綾に従い
編集部へ戻ってきた楓。
綾の記事は右トップと呼ばれる
綾も論州に入って5年だけど2回目に掲載される予定とのことで
改めてあなたのおかげだと礼を言われることに。
楓は今回のスクープとなった二人の写真を見て
複雑な表情を浮かべながらも
この仕事で初めて楽しかったと感じたようで
これでチャンプに近づけた事は確かなんだと
今は目の前の仕事を頑張らないといけないと決意するのだった。
あくる日、コンビニに寄った楓は
先日売り切れていたチャンプコラボのミルクティーが
入荷しているのを発見し最高にテンションが上がっていた。
しかしそんな彼女のことなんて気にもしていない男性が
入荷したばかりのミルクティーを買い占めてしまったことで
あまりのショックに呆然。
勢いで追いかけてきてしまったものの
何を言っていいのかわからず頭を抱えていたが
買い占めた男はそんな楓の奇行に何か話す事もなく
もう一人の”ポチ”と呼んだ男性と共に去っていき
残された楓は何をやっているんだろうと一人項垂れるのだった。
テンションが低い楓からその時のことを聞かされた綾は
連れの人に”ポチ”と呼んでいたと聞き
誰か思い当たる人物がいたようで詳しく話を聞こうとするが
そこへデスクの阿東が姿を見せる。
阿東から例の記事が差し替えになったと言われ
もう聞いていると返したものの
差し替えになったのは綾たちの記事とのことで
そこにはキスシーンよりもさらにキワドイ二人の写真が・・・。
それは社内カブリと言われる編集部内か他紙で
情報を共有していないことから起こるものであり
そちらのほうがインパクトが強いために
差し替えになったとのことだった。
その記事は真壁の口からも出て来た”蘭”という人のものらしく
綾はこれまでにも飾られるくらいのスクープをとったが
今日のように蘭達が大きなネタを取ってきたことで
結果1回しか右トップを飾ったことがないと語る。
その上であなたも本気で
スクープ取りに行く気ならよく覚えておきなさい
この数年世間を騒がせた論州のスクープは
殆ど彼らが掴んできたものなのよ。と告げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
見事に特ダネゲット!したかと思いきや
社内カブリによってダメになるとか・・・。
こういう業界では少なからずあることなのかもしれませんが
他紙ならばともかく同じ編集部内でも
こんなことが起こるとは流石に驚きました。
てっきりこの業界って編集部内で
誰がどう動くのかある程度決められているのかと思ってましたが
こういうこともあるんだなと。
もちろん情報を共有しているところもあるんでしょうけど
スクープ取った!喜んだところで
同じターゲットで差し替えられるとか
徒労感が半端なさそうですよね・・・。
なんにしても新入社員の楓には気の毒ですが
チャンプに行くためには彼らを上回らなければならない以上
目的がさらに定まったのかなと。
一般的に言えばライバルキャラとかそういう存在ですので
これからはそんな彼らを倒すと言ったら変ですが
頑張って超える方向に進むことになりそうです。
そんなライバルキャラの立ち位置の蘭ですが
彼もかなり変なというか強烈なキャラクターぽいですので
今後どう絡むことになるのか楽しみです。
相方の男を”ポチ”と呼ぶくらいですので
所謂俺様キャラ?なのかとも思いますが
彼の存在によってこの作品の出来が
左右されることになりかねませんので
魅力的なキャラであればいいなと。