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キングダム 最新 686話 ネタバレ&感想 雷土の意地

2021年7月15日発売の

週刊ヤングジャンプ 2021年33・34合併号に

掲載されているキングダム 686話

ネタバレ&感想になります。

 

第686話 桓騎の狙い

内容ネタバレ

 

捕えられ、総大将・扈輒の前に

引きずり出された雷土。

 

扈輒は雷土に龍白の子・還を

弄び殺しエサとし

そこに来た龍白を囲い殺した事に

相違ないかと問いかける。

 

その問いに対し雷土は

悪びれることなく

それを認めた上で

何か悪いか?と返していた。


天幕の中には龍白の長男である

竜布らもおり今にも

斬りかからんばかりに

憤っていたが扈輒は語る。

 

三公の一人・龍白は

古き戦友にして

もはや家族であった。

 

そこにいる竜布の苦しみは

私にも深く分かる。

 

だが龍白を討ったお前に罪はなく

むしろ軍人としては優秀であり

私がお前でも同じことをしただろうと。

 

その言葉に驚愕する竜布達だが

扈輒はだが配下達の手前

お前達を無傷で赦すわけには

いかぬと語る。

 

そして告げる。指をもらう、

どっちの指がよいか選べと。

 

雷土はその問いに対し

左だと答え自身を含め

捕えられた者達は

それぞれ左手の指を

切り落とされることに。

 

雷土の配下達はこれで

終わると安堵するが

扈輒は告げる。

 

では次は黒羊での

民の虐殺についての

償いをしてもらう。

 

まずは腕ごと斬り落とす。

左右どちらがよいか選べと。


時が経ち天幕の中では

雷土を含め配下の者達は

激しい拷問を受けたようで

見るも無残な姿になっていた。

 

しかし雷土の心は折れておらず

扈輒はそんな雷土に

よく耐えたと話した上で

これで最後にしてやると語り掛ける。

 

そして雷土にお前だけ

他の者より攻めを弱くしていた。

 

そ奴らはもう助からぬが

お前はまだ命は助かると。

 

だから最後に一つだけ答えよといい

至近距離で雷土の眼を見ながら

問いかける。

桓騎は何を狙っている?と。

 

そう問いかけた扈輒は

雷土の反応から

桓騎には何か考えが

あるのだと気づく。

 

雷土の脳裏には

オギコとの会話が

思い出されていた。

 

扈輒は声を荒げることなく

静かに語りかける。

 

はっきりいってこの戦いは

お前が喋らずとも覆る事はない。

 

どうせこの戦いで桓騎は死ぬ。

だがお前は喋れば助かる。

恥じる事はない、生を拾えと。

 

雷土はその言葉に

んなことは分かっていると語る。

 

俺がここで何をしゃべっても

文句は言われねェ

文句を言われる筋合いもねェ。

 

俺達は元野盗の集まりで

誇りなんてなく裏切りなんて

しょっちゅう、それが桓騎軍だと。

 

もし桓騎がここにいたら

さっさと言えと大笑いする。

 

あいつはそんな奴だから・・・と

そう言った上で笑みを浮かべ告げる。

 

だから絶対にお前には

何も教えてやらねェと。


事ここに及んでの雷土の言葉に

扈輒らは目を見開いて

驚愕していた。

 

そして雷土は開き直ったか

自分達について語りだす。

 

俺らはひでー事ばっか

物心ついた時からやってきた。

 

人は誰でも腹へりゃ

隣の奴だって喰うのだと。

 

雷土は何故自分が

そんな事を言ったのか

分からずにいた。

 

扈輒は詭弁だとして

何も貴様達の非道を

肯定するものではないと告げる。

 

雷土は最初からそんなもの

求めて生きていないと返し

竜布はだったら貴様らは

ただのクソだと断じる。

 

その言葉に対し雷土は

それを認めた上で語る。

 

俺らはクソヤロォで

その頭の桓騎は

一番のクソヤロォで最高の男だと。

 

掃き溜めから俺達を

引き上げたあいつは

今も渇き続けて・・・。

 

そう口にした雷土は

ふと気づく。

 

あれ?何か少し

お頭の事が分かったような・・・。

 

扈輒はこの男はこれから締めあげて

死ぬまでに必ず吐かせるとして

竜布に左翼へ戻れと告げる。

 

今よりお前が”龍白”であり

左翼の将となり

雷土軍を殲滅せよと。

 

雷土はいや違うかなと

心の中で笑いながら思う。

 

もう一回だけお頭と

しゃべりたかったな・・・と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回の話は流石に

あらすじでも詳細には

書けないレベルでしたね・・・。

 

まあ、拷問メインでしたので

それも仕方ないのかもしれませんが

正直何回も読み直そうとは

思わないかなと。

 

恐らくあの拷問の結果

雷土は命を落としたでしょうし

彼の最期はもっと

無残なものだったんでしょうね・・・。

 

それにしても扈輒の拷問は

身体と心を見事に攻める

ものでしたね。

 

絶対にあんな目には

遭いたくありませんが

もし自分ならあの言葉に縋って

話しちゃうだろうなと。

 

飴と鞭と言ったら変ですが

本当に人の心理を上手く

ついたやり方だったと思います。

 

捕えられた段階で

雷土は命を落とすだろうと

予想はしてましたが

あそこまで耐えたのは

正直すごいなと。

 

恐らく最期まで

口を割ることはないでしょうしね。

 

ともあれこれで雷土は

退場となりましたが

最期に見せ場は

作れたのではないかと。

 

あらすじには書きませんでしたが

摩論や黒桜も虫の知らせみたいな

ものを感じ取っていたみたいですし

桓騎にもそれが届いたのか

気になるところです。

 

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