真・群青戦記 雑誌掲載最新話

真・群青戦記 最新 第30話 ネタバレ&感想 残る者去る者

2021年10月14日発売の

週刊ヤングジャンプ 2021年46号で

連載中の真・群青戦記 30話

ネタバレ&感想になります。

 

第30話 ファミリー

内容ネタバレ

 

北条対策の知恵を借りるべく

真田家へと呼ばれた児玉と菊池。

 

児玉は余りの兵力差に

蒼白になりながら零す。

 

50対2万・・・。

援軍も望めない・・・

そもそもなぜこのタイミングで

北条が・・・。


理解が未だ追いつかない

児玉をよそに菊池は

ミチロウからこの件に

マコトが関わっていることを

聞かされていた。

 

申し訳なさそうに謝るミチロウに

君が謝る事じゃ・・・と言いつつ

菊池は真田家の皆に尋ねる。

 

北条が攻めてくるまで

あと何日位あるのかと。

 

佐助の話によると

すでに出陣の報せが届いており

早くても十四日とのことで

それを聞いた児玉は

項垂れながら語る。

 

絶望的です・・・

このままじゃ・・・真田も

僕らも・・・と。

 

何か策はないのかと

信之らが考えを巡らせる中

菊池はミチロウと児玉を

庭へと呼び出す。

 

そして告げる。

真田の地を離れようと。

 

ミチロウと児玉が

その言葉に狼狽える中

木の上にいた鎌之助から

良い判断だとの声が。

 

鎌之介は語る。

てめぇらよそ者には

関係ねぇ話だ。

 

逃げたところで

誰も文句は言わねぇ。

 

それは客将と仕えている

ミチロウも同じだと。

 

客将であるミチロウは

その言葉に反論しようとするが

菊池はそんなミチロウの

肩に手を置き声をかける。

 

マコト君ときみは別の人間だ。

これ以上責任を感じる必要はないと。


菊池達は拘置所に戻り

主だった者達に報告。

 

話を聞いた赤岡は

逃げたいやつは逃げればいい

おれはやると告げる。

 

菊池は確かに拘置所を失うのは

現代に帰る手掛かりを

失うことかもしれないが

命にはかえられないと声を上げる。

 

刑務所・被収容者

合わせて350人余り。

 

もし仮に全員が戦に参加したとしても

真田軍合わせて400・・・

それでも四百対二万。

 

改めて現状について確認した後

ミチロウは児玉に

圧倒的に不利な兵力差でも

勝った戦いの歴史について尋ねる。

 

児玉は二つの戦を挙げる。

織田信長が三千で

今川軍二万五千に勝った戦。

 

もう一つは厳島の戦い。

毛利軍四千が

陶軍二万に勝利していると。

 

その結果に思わずスゲェな!と

零した廣瀬は尋ねる。

 

今回の真田家といい

戦国武将というのは

死ぬのが恐くないのかと。

 

それに対し児玉は織田信長が

よく口ずさんでいたとされる

唄について語る。

 

”死のふは一定”

”忍草には何をしよぞ”

”一定かたりをこすよの”

 

意味は人間いつか死ぬ。

だから人々に忘れ去られないように

なにをしようが。

 

つまり武士達は実際の死より

自分という存在を忘れ去られることを

恐れていたのだと思うと。

 

赤池や廣瀬が同意する中

菊池は申し訳なさげな表情で

下を向きながら語る。

 

わたしには家族がいる・・・。

他の刑務官・収容者も同様だ・・・。

父親として生きて帰る事が責務だと。

 

皆の話をじっと聞いていた

所長は告げる。

 

いずれにしろ強要はしない。

この拘置所にいるすべての者の

判断を尊重すると。


話し合いが終わり

各々の考えに従い動き出す中

ミチロウはあるイメージが

頭にこびりついて離れなかった。

 

それは戦場にて

命を落とす自分の姿だった・・・。

 

そんなミチロウの元に菊池は

彼と共にここから離れる者を引き連れ

別れの挨拶に訪れる。

 

我々は退避することにしたよ、

すまないと謝る菊池に

ミチロウはそれが良いと思いますと

薄い笑みを返す。

 

菊池はそんなミチロウに

改めて考え直した方がいいと

説得しようとするが

ミチロウは告げる。

 

死なないッスよ。

あんなヤツの為に

死なないッスと。

 

その決意の固さに

説得は無理だと気づいた菊池は

わかったまた会おうと

拘置所を後にするのだった。

 

そして北条家出陣の報せから

十四日経った。

 

ミチロウは一場に

甲冑を着せてもらいながら

来いよ・・・マコトと

戦への決意を漲らせるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

50対2万とか

もはや戦になるレベル

じゃないですよね・・・。

 

いくら有名な将が多かったとしても

この兵力差は覆しようが

無い気がします。

 

拘置所の面子が全員参加しても

400対2万にしかならないとか

自分がこの状況下にいたら

発狂してもおかしくないなと。

 

赤岡が言ったように

敵の大将を狙うしかないとしても

相手もそれが分かっている以上

守りを固めるでしょうしね。

 

軍隊が使用するような

銃火器でもあればと思いますが

それすらもないわけで・・・。

 

考えれば考えるほど

絶望的な状況ですが

気になるのはここから

どう展開していくのかについて。

 

おそらくこの作品は

真田家を中心に進むと予想されるので

一体どうなるんだろうなと。

 

全員が討ち死にというのは

流石にないと思いますので

負けるとしても逃げることに

なるんですかね?

 

それとも全く予想していなかった

第三者が登場するとか?

 

本当にどうなるのか

読めないだけに

次回以降が楽しみです。

 

気になる続きについてですが

予告にて次号は休載で

次回は10/28発売の48号とのこと。

 

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