雑誌掲載最新話 アルスラーン戦記

アルスラーン戦記 漫画最新 102話 ネタバレ&感想 約束の再会

2022年1月8日発売の

別冊少年マガジン 2022年2月号に

連載されている

アルスラーン戦記 102話

ネタバレ&感想になります。

 

第102章 訣別の時

内容ネタバレ

 

思わぬ形で同道することになった

メルレインとエトワール。

 

エトワールの話では北の塔に

国王が幽閉されているとのことで

メルレインもそこにイリーナが

いるかもしれないと考え

向かっていた。

 

しかし北の塔へと近づいた矢先

何やら悲鳴が聞こえたかと思いきや

国王陛下がイリーナに

刺されたとの兵士の声が!?

 

その声にエトワールは

すぐさま国王の元へ向かおうとするも

それが許されるはずもなく

再び兵士に捕らえられてしまい・・・。


国王であるイノケンティスが

マルヤムの王女イリーナに

刺されたとの報による

騒然となるルシタニア兵達。

 

今回の件を策謀したギスカールは

医者から国王陛下の傷は深いと聞き

後姿ではあるが喜色満面だった。

 

しかし深いが必ずしも

致命傷とは言えないと聞かされ

表情は一変する。

 

傷は腹部の皮下脂肪により

出血が多いわりに損傷はなく

じきに回復なされるだろうと。

 

その言葉にギスカールは震えていた。

俺の仕組んだ陰謀が・・・

こんなにみごとにはまった罠が・・・

皮下脂肪に阻止されただと!?と。

 

思わず立ち眩みを起こした

ギスカールだが

今回の件について沙汰を下す。

 

国王殺害犯のマルヤム王女は死刑、

そしてイリーナを国王の元へ導いたのは

エトワールだとして同じく死刑とし

火あぶりの刑に処すと。

 

マルヤムの王女が

イノケンティスを暗殺しようとし

火あぶりになるとの情報は

瞬く間に街中に広まっていた。

 

そしてまもなく火刑の準備が

整ったとの知らせを受け

ギスカールはそれを見届けるため

配下の者達と共に向かおうとするが

その途中、メルレインに呼び止められる。

 

動くな、ルシタニアの王弟。

少しでも動いたら顎の下に

もう一つ口が開くことになるぞと。


メルレインはギスカールらを

見下ろす位置にて矢をつがえており

配下の者がくせ者と動こうとするが

その瞬間首を撃ち抜かれていた。

 

俺はパルスで二番目の弓の名手だ。

そう告げたメルレインに対し

ギスカールは苦渋に満ちた表情を浮かべ

己が窮地にある事を理解する。

 

そんなギスカールに対し

メルレインは用件を告げる。

 

マルヤム王女イリーナの

火刑をとりやめろ。

王女をこちらへ引き渡せと。

 

なんだと!?と声を張り叫ぶ

ギスカールに対しメルレインは

再度動くなと警告したものの

残りの矢は少なくこの脅しに

のってくれればと考えていた。

 

しかし引く気はないらしく

こちらへじりじりと近づいてくる

ルシタニア兵の様子。

 

メルレインはやるしかないなと

覚悟を決め矢を放とうとした瞬間

銀仮面卿が兵を率いて

乱入して来たとの報が!?

 

当然ながらギスカールが

呼んだものではなく

ヒルメス一党は敵対を露わにし

ルシタニア兵を蹴散らしながら

こちらへと向かってきていた。

 

ギスカールらはこのままでは

マズイとこの場を後にし

メルレインもまたこれを好機と

すぐさま逃走していた。

 

これより少し前ヒルメスの元に

イリーナがギスカールに捕まり

火刑に処されるとの報が届いていた。

 

その報にヒルメスはすぐさま

ザンデに兵を揃えるようにと指示。

 

イリーナ姫をお救いするのですな!?

と嬉しそうなザンデにヒルメスは語る。

 

それは切っ掛けに過ぎず

ルシタニアといずれ

手をきらねばならぬところ

きっかけがなくずるずると

訣別を先に延ばしすぎた。

 

これ以上の慣れあいはもはや無意味

今こそ奴らと訣別してくれようと。

 

城内の兵からイリーナの居場所を

聞き出したヒルメス達は

北の塔へと向かう。

 

そして再会を果たす。

すまぬ、待たせたと。


マルヤムを再興することもできず

皆の敵も討てず刑の執行を

待つばかりだったイリーナ。

 

そんな自分を救いに来てくれた

ヒルメスを前にイリーナは

涙を流し再会を喜ぶのだった。

 

メルレインもまた北の塔へと

イリーナを救いに向かっていたが

その途中イリーナを伴う

ヒルメスらと邂逅する。

 

メルレインはイリーナに尋ねる。

もう俺は必要ないな?と。

 

イリーナは改めて礼を述べ

メルレインは一礼し

ヒルメスらを見送るが

塔の中から聞き覚えのある

声を耳にする。

 

向かうとそこにはエトワールがおり

冤罪だと扉を叩き騒いでいた。

 

結局エトワールを連れ

王都から脱出する羽目に。

 

馬に乗り王都を出たメルレインは

エトワールから事情を聞くが

思わず愚痴を零す。

 

このごろの女は少しも

おしとやかじゃないな。

 

アルフリードだけがはねあがり

という訳ではなさそうだと。

 

アルフリードが妹だと聞いた

エトワールはメルレインが話す妹が

自分の知るアルフリードだと知り

その妹とやらの話を詳しく聞かせろと

彼女の事を尋ねるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回イリーナがイノケンティスを

刺したところで終わりましたが

やっぱりというか

命を取るところまでは

いかなかったみたいですね。

 

というよりも予想通り

あの腹のおかげで助かったとか

そりゃギスカールも

あんな顔になるわと(笑)

 

それにしてもギスカールって

有能なのは間違いないですが

なんとも運がないですよね・・・。

 

アンドラゴラスの時もそうですが

今回もメルレインに脅されてましたし

ここぞという時に限って

運が無さすぎる気がします。

 

まあ、でもそんな相手じゃないと

アルスラーン達にしても

ヒルメス達にしても

勝ち目がないですからね。

 

国力自体はルシタニアが

圧倒的に優勢なわけですし。

 

なんにしても今回は

イノケンティスは命をとりとめ

イリーナは裏切ったヒルメスが

助け出したと。

 

これによりこれからの状況も

色々と動くことになりそうなので

次回どうなるのか楽しみです。

 

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