2023年4月12日発売の
週刊少年サンデー 20号に
掲載されている
君は008 第247話の
ネタバレ＆感想になります。
第２４７話 友のために！！
内容ネタバレ
幼い頃ルルスは3世代型の新作ということで
クアドロの4人と対面していた。
どうやらクアドロ達は
ルルスを押しつけられたらしく
誰が面倒を見るのか言い合いをしていた。
そうした中、シックボーイが
遊び半分に構ったことで
結果としてルルスはシックボーイの元へ
引き取られることになり・・・。
捕らえられたルルスは
カプセルの中にいた。
どうやら彼女は首領がなんとしても
回収しろと指示したらしく
医局長達は笑みを浮かべ調査していた。
第三世代型ドグラとして開発されながら
自らの意志で旧人類に寝返ったという
かつてないサンプルであるルルスを。
しかしルルスはそんな彼らの思惑をよそに
ドグラの強制昏睡システムを凌駕し
自力で覚醒するとすぐさま脱出を図る。
エイトや皆を助けるため
カプセルから脱出したルルスの数値は
異常を示しており
医局長は聞いていた以上だと笑い
被検体”Ｙ”を出すようにと指示。
医局長は語る。
このナゾの力の源が仲間を思う
心にあるというのなら・・・
こちらも友情に特化したドグラを作ればいい！
そのためにドグラ・マグラ様の完全監修で作り上げた
ただドグラ・マグラ様のためだけを思う生命・・・
それが”YUJIN124号”！であると。
友情に特化したドグラだと聞き
驚愕するルルスだが”YUJIN124号”は
小人くらいのサイズでしかなく
そそくさと先を急ごうとするが
”YUJIN124号”はそんな彼女を呼び止める。
そしてお前はドグラ・マグラ君に
あだなす者だな！と
ルルスに対して攻撃を仕掛けるも
サイズの違いからダメージはなく
逆に振り払われてしまうことに。
しかし”YUJIN124号”は立ち上がる。
ドグラ・マグラ君は・・・ボクが守る！と。
立ち上がった”YUJIN124号”は
先程とは違いサイズがルルスと同じくらいに
大きくなっていたが
ルルスにも負けられない思いがあり
連打を浴びせ一蹴する。
そして先を急ごうとするが”YUJIN124号”は
ボクにだって守るべき仲間
ドグラ・マグラ君がいる！として
先程よりもさらに巨大な姿に。
その変貌ぶりを見てルルスは
本気でいかないとやられる！と判断し
容赦ない攻撃を仕掛けたものの
”YUJIN124号”はドグラ・マグラ君のために！
その一心で耐えきり反撃を繰り出す。
その強さはルルスをも圧倒し
今にもその命を落としかねない程だった。
その様子に医局長は笑いが止まらず
部下から実験の中止を求められても
まるで取り合うことはなかった。
医局長の狂ったような高笑いが
辺りに響き渡る中、
部下は何かの気配に気づき振り向く。
しかしそこには何もおらず気のせいかと
再び二人の戦いへと目を向けるが
器材の物陰に隠れる二匹の動物がいた。
それはルルスのネコであるフォビアと
エイニのペットであるハリネズミのソロであり
二匹はルルスの危機に怒髪衝天のようで・・・！？
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
てっきりアスヤとアルファ1の戦いが
描かれるとばかり思ってましたが
捕らえられたルルスの話でしたね。
それにしても友情特化のドグラとして
”YUJIN124号”が登場しましたが
その安易なフォルムとは違い
中々に厄介なタイプみたいですね。
前回首領によってプチっと潰された
”YUJIN123号”がいましたが
まさかここでその後継型が登場するとは
流石に想定外もいい所でした。
”YUJIN124号”はあくまでも被検体で
今回登場したのは医局長の独断みたいですが
問題はその強さがどこまで上がるのかでしょうね。
もちろん際限なく上がるというのは
流石にないとは思いますが
少なくとも今の状態を見るに
ルルスを圧倒する程なのは間違いないかと。
これで強さも打ち止めならば
正直なんとでもなるんですが
相手の強さに引き上げられる形で強くなるとしたら
戦いの流れ次第では首領以上の強さに
なってもおかしくないわけで・・・。
まあ、被検体ですし
なにかしら問題は起きると思いますけどね。
ともあれ最後のページにもあったように
ルルスのピンチにフォビア達が
なんらかの行動に出るみたいですので
それ次第ということになるかと。
見るからに怒り狂っているみたいですし
松江名先生の作品の小さな動物って
基本的にめっちゃ有能なので
それに恥じない働きを見せてくれると思いますし
色々な意味で期待したいところですね。