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キングダム 最新 776話 ネタバレ&感想 王翦の右腕として

2023年11月2日発売の

週刊ヤングジャンプ 49号に掲載されている

キングダム 第776話

ネタバレ&感想になります。

 

第776話 不器用なところ

内容ネタバレ

 

李牧の”誘い”を理解しながらも

その首を討たんと動き出した亜光だが

フーオン、楽彰らによって阻まれ

今にもその首が討たれようとしていた。

 

しかし残された亜光軍もまた亜光の意思に

呼応するかのように動き出し

李牧のいる森へと向かい次々と進軍を開始。

 

亜光軍によって狙われた李牧は

傅抵隊に対処を任せるが

その数は向かってくる亜光軍数千に比べ

三百と少なく・・・。


ここに連れて来た兵が少ない事から

傅抵は李牧に退避を促したものの

李牧は離脱は亜光を討ってからだと告げる。

 

亜光の首までもう少しのところまで来ている

この機を逃すべきではないと。

 

そして改めて亜光の首を

獲ってくるようにように命じられた傅抵は

自らの手で亜光を討つべく単身隊を離れ

亜光のもとへ向かい動き出し・・・。

 

一方その頃、秦中央軍でも

亜光軍が右へと進路を変えたことから

李牧が森にいるのだと

気づく者が出てきていた。

 

将軍である倉央や田里弥も当然気づいており

大将である王翦も亜光を案じる中

亜光はフーオンと楽彰と相対していた。

 

亜光はフーオンと楽彰を相手に奮闘するも

劣勢は明らかでありギリギリのところで

持ちこたえているというのが明らかだった。

 

すでに意識を飛ばしているのか

朦朧としつつも抗う亜光だが

そこへ李牧の命を受けた傅抵が参戦。

 

そして飛び込み様に振るわれた

傅抵の一撃を受け亜光は

己の主となる王翦と

初めて出会った頃の事を思い出していた。


王翦との戦に敗れた亜光は

捕らわれの身となり

王翦から配下になれと誘いを受けていた。

 

王翦は語る。

新しい国を作ると。

 

亜光はたかだか一武将の男が

新しい国を作るなど

正気の沙汰ではないと返すも

王翦はむしろ正気でないのは

今ある国々の姿だと語る。

 

お前の国は滅び秦に糾合され

そこで生きていくしかないが

秦に忠を尽くすなどバカバカしかろう。

だったらこの私に仕え忠を尽くせと。

 

亜光は部下の命を脅しとして

手にする忠にいかほどの力が宿ると

その虚しさについて触れるが

王翦はそれを認めた上で謝罪する。

 

そうだな許せ。

私は時々不器用なところがある。

部下を一切傷つけはせぬ。

それでよいな亜光と。

 

まだ配下になるとも言っていない

亜光は俺はまだ何もと口にするが

王翦は告げる。

 

心してついて来い 亜光。

長い旅になるぞと。

 

そんな昔の事を思い出したためか

亜光の手に再び力が戻る。

 

そして仕留めたと気を抜いていた

傅抵を吹き飛ばし告げる。

 

俺は・・・王翦軍第一将にして・・・

王翦様の右腕・・・

中華一の男を支えるこの亜光は

そうたやすく砕けぬぞと。

 

フーオンはそんな亜光に焦れたのか

焦った様子を見せ斬りかかるも

逆に反撃を受けてしまい

剣を叩き折られ吹き飛ばされていた。

 

その隙をついて亜光のもとには

兵達が集まり始め

襲い掛かる亜光軍の前に

兵力で劣る傅抵隊も抜かれつつあった。

 

楽彰から亜光を自分にまかせて

離脱するように言われた李牧は

仕方ないと判断し離脱することを決める。

 

それを見て亜光は形勢逆転だとして

李牧を逃がすことなく仕留めるべく

右翼の飛信隊にも早馬を送れと伝令を飛ばす。

 

李牧の逃げ道を右から塞がせ

何としてもここで李牧を討ち取れと。

 

貂が森から趙軍らしき兵の集団が

出てきたことに気づくと同時に

亜光からの伝令が届いていた。

 

伝令の話からあの集団の中に

大将である李牧がいることを知らされた

貂は開戦わすが数刻で舞い込んだ

大好機に際し、信を今すぐ呼び

軍を分ける準備へと取り掛かるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

とりあえず亜光が誘いに乗ったが

趙軍は仕留めきれなかった

という感じでいいんですかね?

 

李牧の発言から亜光を狙って

森に姿を見せたのは間違いなさそうですが

亜光とその軍が予想以上に強かったために

仕留めきれず森から離脱したと。

 

とまあ、本当にそんな感じだったならば

秦側が有利に進んでいると見ていいんですが

李牧の離脱する際の表情を見るに

全く焦りの色がなかったのが気になるところ。

 

あわよくばあの時点で亜光を仕留められれば

それはそれでよかったのかもしれませんが

李牧はそれが失敗することもあり得ると考えて

さらに策を巡らせていると見た方がしっくりきます。

 

それか実は李牧の狙いは亜光ではなく

信か王賁が本命だったとか?

 

あのような状況になった場合

亜光から伝令があったように

飛信隊側で動くのは十分あり得た事。

 

それでも仕留めきれないならば

遊撃である玉鳳が動くと。

 

あくまでも可能性でしかありませんが

そういう展開もあり得そうな気がします。

 

ともあれ開戦からわずか数刻で

どちらの軍にとっても

大きな動きとなるのは間違いないので

これがどうなっていくのか楽しみですね。

 

いくら秦が大敗することが決まっていても

大事なのはなぜそういう結末を

迎えることになったのかですし

読んでいて面白くなるのはここからかなと。

 

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