2025年3月13日発売の
モーニング 2025年15号に掲載されている
宇宙兄弟 421話の
ネタバレ＆感想になります。
第４２１話 最後のチャンス
内容ネタバレ
六太はソユーズの角度が
徐々に上がってきているのを
固唾をのんで見守っていた。
助けに来てくれる・・・！と。
一方、日々人は六太を助けるため
ソユーズ内で救助の準備に取り掛かっていたが
その様子を見てエディはエールを送る。
ヒビト・・・シミュレーション通り
やれば大丈夫だ。
お前ならやれる・・・！
お前ならやれる・・・！と。
そして日々人は宇宙服を着用し
テザーもハンドレールと宇宙服で
つないだことを管制室に報告。
報告を受けた管制室は
これからの予定を日々人に伝える。
ハッチを開けるのは約20分後だと。
それを聞いた日々人はこれからやることを
再確認しつつ決意を固める。
もうすぐだ。
絶対助けるからな ムッちゃん。
絶対助ける・・・！と。
徐々に時間が進んでいき
管制室の雰囲気がピリピリする中
ゾーヤは口を開く。
次の噴射はUTC12時ちょうど
距離100M地点です！
順調に近付いてます！
現在距離150M！
六太はだんだんと近づいてくる
ソユーズをじっと見ていたが
その視界が突然霞み始める。
突然ぼやけ始めた視界に
六太は首を振っていたが
ソユーズが噴射したのに気づく。
さらに上昇しているソユーズを見て
六太は見失わないようにと
体の向きをソユーズへと合わせるが
日々人から通信が届く。
その通信は鮮明とは言えなかったものの
日々人の声を聴いた六太は
聴こえるよ！日々人！と返し
日々人もそれが聞こえたのか
よぉし！と声を上げる。
そして六太に告げる。
ムッちゃん今 向かってる
もうすぐ助けるからな！と。
日々人から落ち着いて酸素と
電池残量を教えてくれと言われた六太は
再び視界が歪みながらも報告する。
酸素は・・・5％。
電池は・・・12％だと。
それを聞いた日々人は
即座に管制室に伝えると共に
5％ということで少し不安気な六太に
言葉をかける。
心配ないソユーズに入るまでは保つよ。
ライトももう消して大丈夫だと。
その上でこれから六太に
やってほしいことを話す。
ソユーズはこの後 上からムッちゃんの
後方に回り込んで近付いているから
ハッチを正面に捉える体勢を保ってくれと。
言われるがままに六太が体を動かす中
日々人はさらに言葉を続ける。
ソユーズがムッちゃんに近付いたら
ハッチから”救助ネット”を押し出すから
それに掴まってくれと。
救助ネットというものが
どういうものなのか六太が説明を受ける中
管制室の緊張も最高潮に達しつつあった。
そうした中、若田は皆に告げる。
いよいよです皆さん。
最後のフェーズですと。
”降下噴射”が完了したところで
管制室は日々人に声をかける。
日々人君 六太君と最も接近できるのは
12時19分から”2分間”です。
この”2分”を逃すと六太君は遠ざかっていく。
再度近付けたくても
消費燃料の大きさから不可能です。
つまりこれが最後のチャンスですと。
その言葉を受け日々人は
はい・・・！そのつもりですと返し
改めて皆にありがとうございましたと
感謝の気持ちを伝えていた。
そして六太との距離が20Mに近付き
日々人は六太に状況を伝えながらハッチを開く。
ハッチを開いた先には
ちょうど正面に六太の姿があり
六太も酸素不足からか
少し意識が朦朧としつつも
こっちも見えていると返す。
そして管制室からそろそろ時間だと言われ
日々人は六太に伝える。
ムッちゃん 今救助ネットを
そっちに送るからな。絶対掴めよと。
六太もその言葉にああ頼むと返し
日々人は今だ・・・！と
救助ネットを六太に向け投げる。
掴めムッちゃん！という日々人の声に
六太は懸命に手を伸ばす。
そして救助ネットの端を掴んだ六太は
目に光が戻ると共に「がああ！」と
雄たけびのような声をあげ
それを見た日々人もまた
「よおし！」と喜びを露にするのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
かなり緊迫したシーンが続きましたが
ようやく六太を救助できそうですね！
今のところ想定通りに進んでおり
六太も救助ネットを掴んだことから
ほぼ成功したとみて良いかと。
ただ気になるというか
問題が起きるとしたら
即席の救助ネットが
ちゃんと効果を発揮できるかどうか。
六太が漂流することになった
切っ掛けが切っ掛けでしたからね。
恐らく大丈夫だと思いますが
ちょっと気になるというか心配なところです。
あとは六太の健康状態が
あまり良くないのが気になります。
恐らく精神的にも身体的にも
ギリギリのところな上
酸素濃度も下がっているために
ああなっていると思いますが
後遺症が出なければいいなと。
酸素不足というのは
脳にかなりダメージがいくらしいですし
そこがちょっと心配ですね・・・。
ともあれ皆の奮闘もあって
今のところ上手くいっているのは
間違いないと思いますので
出来ることならこのままいってほしいものです。
気になる次回についてですが
続きは4/10発売の19号に掲載予定とのこと。
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