2026年9月2日発売の
週刊少年サンデー 40号に掲載されている
界変の魔法使い 第41話の
ネタバレ&感想になります。
其の四十一 魔法使いと祭の前日
内容ネタバレ
アギリとの一軒から一夜明け
世無に起こされた王子は
朝食の席についていた。
給仕する者の隣には玉人形がおり
王子は目を輝かせていた。
それに気づいた給仕の者は語る。
宮殿もですけど、青陽の公共施設は
たくさんの玉人形が働いているんですよ。
玉人形専用の職人街もありますし。
明日の建国祭で巨大玉人形の
パレードがあるのご存じですか?
青陽の名物なんです。
今回は特に気合が入ってますから
絶対見た方がいいですよ!と。
王子が鬼壱の呪いの期日ということあって
とても見たいのですけど
明日はちょっと・・・と返すと
給仕の者は言葉を続ける。
あら。では今夜は?前夜祭もありますよ。
正式なおひろめは明日なのでリハーサルも兼ねて
一部隠しながらやるみたいですと。
部屋に戻った王子は世無から
昨日受けた頭部の傷の診察を受けていた。
王子は魔力持ちだからか
すでに傷は塞がりつつあったが
改めて世無から忠告を受ける。
お前ホント初日に皇帝にケンカ売って
それで済んでありがたいと思えよと。
王子はケンカ売ったわけじゃなく
話がしたくて・・・と返すも
同じだよ。お前の場合と。
まあいいと話を切り上げた世無は
今日は青陽の町歩きだとして
王子に支度するように告げる。
帝都の今一番ホットな場所と
夜のパレードを見るのにいい場所押さえようと。
王子もかなり乗り気なようで
急いで支度しますと準備に取り掛かり
早速世無の杖に乗りながら
街へと向かおうとしたところ
お待ちください!との声が。
声をかけてきたのは警備の者のようで
その中で上役の者が告げる。
宮殿警備主任の理英です。
建国祭の為、青陽上空は本日より
飛行禁止となっておりますと。
その事を知らなかった世無は
そうなのか・・・と返すが
理英はアギリからも言われているのか
まぁ・・・お二人だけでしたらと寛容な態度を見せる。
担当官を付ければ――と口にしたところで
私です!と姿を見せたのは
宮殿を案内してくれた女性だった。
どうやら彼女は世無一行の担当官として
命じられたらしく名を未藍と言った。
晴れて街へと向かうことになった
王子一行に対し未藍は逆に観光してる人
少ないんで狙い目かもと青色廟を勧める。
寺院も閉まるので先にと。
その場所は世無も知っているのか
改めて王子に説明する。
色を祀る色祀廟はどこの町にもあるが
ここは青の総本山だからバカでかいぞ。
まあ・・・お前の国にはあったか分からんがと。
初めて目にした青色廟に目を輝かせながら
王子が青陽は青の魔領ですか?と尋ねると
世無はそうだと肯定する。
だが魔領に関係なく色祀廟はある。
昔は、もっと色々な神様がいたんだよ。
それが今はこうやって色でまとめられて
ざっくり祈るのが主流だ。
というか民が勝手に色のイメージで
祈るようになってもうグチャグチャだ。
まあ、オレはそれでいいと思うがな。
どこにだって神はいる。
好きなものに好きに祈ればいいのさと。
青色廟へと足を踏み入れた王子は
あまりの光景に目を奪われていた。
そんな王子に未藍は笑みを浮かべながら声をかける。
海の中みたいでしょう?
海の安全を祈りに来る人多いんですよ。
私は蒼国の繁栄と空の安全を祈りに来ます。
空、青いんでと。
世無は王子に小銭を渡す。
ホレ、賽銭やるからテキトーに
厄除けでも祈ってこいと。
言われるがままに他の人が祈る場所へと
足を進めた王子は賽銭を投げながら
ある人へ思いを馳せる。
青・・・空色の瞳・・・櫟江――
ある時、王子は櫟江に抱えられながら
ある場所へと訪れていた。
目の前には目がたくさん描かれた
ある人物の絵が飾られており
櫟江は虚空の母、天涯様ですよと語る。
はるか昔 天から舞い降りて
この地の魔女に宝珠を授けたと言われています。
私たちに天涯様は見えないけれど・・・
天涯様はその様々な目で
私たちの行いをすべて見ている――
だから宝珠を無駄にするな・・・
お前の右目もお前のものではない
磨いて国に尽くせ・・・
そう、言われて私は育ちました。
今日でこの祈念の間は閉じます。
ここは・・・自由を奪われた
魔女達の怨念が強すぎますからと。
未藍に案内されるまま町歩きし
かなり時間が経ったのか
すでに日は暮れ、夜になろうとしていた。
前夜祭を楽しむために王子一行が
未藍のおすすめなのか高い建物の上にある
カフェのような所で寛いでいたところ
ついに前夜祭の幕が上がる。
王子一行のいる建物よりも
さらに大きい様々な玉人形が街を闊歩し始め
その非日常な光景に王子は目を輝かせていた。
大きいですね!全部玉人形ですか!?と
興奮を隠しきれない王子に気を良くしたのか
未藍は笑みを浮かべながら口を開く。
やっぱり実物は幻術にはない迫力があるでしょう?
昔は・・・戦に使われていたらしいです。
術の使えない者でも操れますし
玉の魔力が尽きるまで動くのでと。
初めて見る巨大玉人形を堪能し
部屋へと戻った王子は一人思う。
櫟江――僕は、僕達の夢だった
外の世界に出て、色んなものを見たよ。
カッコイイものも、面白いものも
美しいものも楽しいものも
たくさん見ることができたよ。
でも僕は、君と、見たかったんだよと
窓から見える月を見上げる中
掌の数字は「二」から「一」へと変化し・・・
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の予告にあった通り
前夜祭の話となりましたが
あれほど巨大な玉人形があるとは驚きました。
未藍の話では今は戦に使われていないようですが
そんな巨大玉人形を祭りに使うというだけでも
帝国の技術の凄まじさの一端が分かる気がします。
とまあ、建国祭というメインイベントが行われる中で
王子達は鬼壱と対峙しなくてはいけないと。
とりあえずアギリがいる以上
鬼壱も短絡的な行動はとらないとは思いますが
もし仮に完全に敵対した場合
建国祭自体が中止になる可能性も・・・
何にしても呪いがある以上
鬼壱を納得させなければいけないので
色々と譲歩する部分もありそうですね。
アギリが片目は守ると言ってくれたましたが
最悪片目を奪われることもあり得るわけですし
中々に綱渡りの話し合いになりそうです。
いずれにせよ鬼壱との話し合いが避けられない以上
あとは鬼壱側の出方次第で
どうとでも変わることになるかと。
私としては王子の両目が無事であることを
願いたいところではありますが
どうとでもなりそうな状況なだけに
どんな話し合いになるのか楽しみです。
