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ヒストリエ 最新 94話 内容ネタバレ&感想 カイロネイアの戦いの終わり

2月25日発売のアフタヌーン 4月号に連載されている

ヒストリエ 94話のネタバレ&感想になります。

 
第94話 カイロネイア・8

内容ネタバレ

 
マケドニア騎兵部隊によって

戦列の間を割られたとの報はガレスのもとへも届いていた。

 
それを聞いたカレスは中央を破られればいずれは四分五裂となると考えながらも

今はそれより前が重要であり戦は勢いで決まるとの持論から

兵たちに勝機は我らにあり!敵本陣は崩壊寸前だと檄を飛ばすが・・・!?

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ガレスの檄に対しフィリッポスは後退を止め前進を指示すると

それを聞いた兵たちは大声でアラララーイと鬨をあげ

今まで劣勢にあったのが嘘のように事態は一変。

 
アテネ重装歩兵とフィリッポス王直属の精鋭部隊の戦いは

両軍正面でぶつかりながらも形勢はあまりに一方的であった。

 
1個体としても集合体としても雲泥と言ってよいほど技量・力量に差があり

結果アテネ軍の歩兵部隊は崩壊しカレスは逃亡。

 
一方のテーベ軍対マケドニア左翼軍の戦いは

左手及び背後からアレクサンドロス率いるマケドニア騎兵、

右手から左翼の騎兵・歩兵に攻められたことで逃げ場を失い壊滅し

指揮官であったテアゲネスは戦死。

 
これによりマケドニアの完全勝利となったのであった。

 
戦いが終わった戦場を闊歩しながらエウメネスは

これから流れについて考察し

アレクサンドロスもまた戦場を歩きながらテーベ軍が使っていた兜を手に取り

その有用性を確かめたりしていた。

 
そしてこの戦いの勝利者であるフィリッポスの戦後処理は

元同盟国であったテーベには厳しくアテネには寛大であったとされるが

講和の条件としてアテネ軍の騎兵部隊の解散、海軍も解体され

アテネの独立は保たれたものの長きに渡ってエーゲ海を支配してきた

海上帝国・アテネはここに消滅したのであった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ようやくカイロネイアの戦いが終わったわけですが

ラフ画が多かったのはちょっと残念。

 
連載してくれるだけ良いのかもしれませんが

隔月連載なのでもうちょっと頑張って欲しかったなという感じですかね。

 
まあ、それはそれとして相変わらずの英雄カレスでしたが

あの状況に置かれた時点であそこから挽回できる手はまずないですし

それ以前にフィリッポスの挑発に乗ってしまった時点で

負けが確定していたのかも。

 
まあ、それ以上にアレクサンドロスが活躍したこともありますが

やっぱりこの戦いの戦犯の一人がカレスなのは間違いないでしょうね。

 
それにしても結局主人公であるエウメネスが活躍する場面が無かったのが

非常に残念でした。

まあ、活躍する余地がないといえばそれまでですが

なんとも影が薄い主人公だったなと(苦笑)

 
次回の展開にも関わってきますが

とりあえず今回でカイロネイアの戦いは終わりましたので

エウメネスは戦後処理を手伝うか愛するエウリュディケのもとへ

帰るんじゃないかと。

 
どちらにしても今回のように影が薄い感じではなく

もうちょっと活躍するような流れになればいいなと期待してます。

 
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