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アルスラーン戦記 最新 33話 ネタバレ&感想 サームの選択

3月9日発売の別冊少年マガジン4月号に連載されている

アルスラーン戦記 33話のネタバレ&感想になります。

 
第33章 サームの帰従

内容ネタバレ

 
エクバターナ防衛戦でヒルメスの刃によって

命を絶たれたと思われたサームはなんとか命を繋いだらしく

目が覚めた時にはベッドの上にいた。

 
目覚めたサームは傍にいたカーラーンから

自身の状態とエクバターナが陥落したと聞かされることに。

 
そうした中、ヒルメスが部屋へとやって来て後は自分が話すとして

カーラーンにはアルスラーンを追うようにと指示。

 
それを受けてカーラーンはその場を後にし

残されたサームはヒルメスから跪いて挨拶するようにと言われるも

自分が跪くのはパルスの国王だけだと言い放ち

傷だらけの体を押してあえて望むのなら俺を殺せと啖呵を切っていた。

 
そんなサームの剛直さが気に入ったのかヒルメスは笑顔を見せながら

自分にはお前に拝跪を命じる資格があるとして

仮面を外し、俺の名を知っているはずだと問いかけると

サームにも目の前の男が誰なのか分かったようで

あまりの事に驚愕しながらヒルメスの名を呼ぶのだった・・・。

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サームに呼ばれ部屋へとやって来たヒルメスだったが

すぐさま東に行かねばならないようで彼の返事を聞こうとしたところ

サームはルシタニア人どもを必ず追い払っていただけますかと問いかけられることに。

 
ヒルメスは必ずと言った上でもはや奴らに何の用もなく

機会を待ちことごとく追い払ってくれると答えると

サームはヒルメスの前に跪き忠誠を誓いヒルメスもまた

頼りにしているぞ、万騎長サームよと笑みを浮かべ声をかけるのだった。

 
一方、ボダンが聖堂騎士団と共に城から離れたことで喜ぶイノケンティウスだったが

ギスカールはタハミーネの事やアンドラゴラス、さらにはヒルディゴを殺した犯人と

様々な問題が解決していない状況に頭を抱えていた。

 
そんな彼が自身の部屋で休みを取ろうとしていたところ

聖堂騎士団が王都を離れる際に用水路を破壊していったとの報告が。

 
それにより広大な農耕地が水浸しとなり再建には10年はかかる事、

さらに春から夏にかけて水不足に陥ると聞かされたギスカールは

流石に怒りが頂点に達したのか出ていったボダンに

やっていい事と悪いことの区別もつかんのかと叫び声をあげるのだった。

 
そしてあくる日、いつものように王都の民がイアルダボート神に反したとして

処刑が行われている様子を横目で見ていたヒルメスは

民の中に怪しい動きをする黒人奴隷の姿を発見する。

 
その奴隷はキシュワードの密偵だったらしく告命天使(スルーシ)を伝令役として

その内情を報告する役目を務めていたらしく

いつものようにスルーシに手紙を括り付け放とうとしていたが

そこに男の後を追って来たヒルメスが姿を現す。

 
密偵の男はすぐさまスルーシを放とうとしたものの

ヒルメスによって殺害されてしまい

男は怒りのままにヒルメスへと斬りかかるが一蹴されてしまうことに。

 
そんな男に対しヒルメスは尋問するが

男はなにも答えずそんな男の反抗的な態度が気に障ったのか

怒りのままに手にかけてしまうのだった。

 
そして兄弟であったスルーシになにかあったことに

告死天使(アズライール)は気づいたようで・・・。

 
一方、ルシタニアの兵たちから逃げるようにして

馬を走らせていたアルスラーンたちはようやく

目的地であるペシャワール城塞が見える場所まで辿り着き・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
とりあえず前回のラストで生きていたことが明らかになったサームですが

やっぱりというかなんていうか予想通りに

ヒルメスの麾下に入ったみたいですね。

 
なんとなく流れ的にそうなるだろうとは思っていましたが

アルスラーンとしては強敵が一人増えた訳で

厄介以外の何物でもないでしょうね・・・。

 
まあ、それはそれとしてボダンやってくれましたね。

まさに置き土産という感じですが

あの行為は流石にないわーって感じです。

 
王都から離れるときにもかなりおかしくなっていましたが

思っていた以上に狂っていたのは間違いないみたいです。

 
それにしてもルシタニアに関してですが

なんていうか内情が酷すぎますよね・・・。

 
とりあえずルシタニア軍自体はギスカールがなんとかまとめているものの

ボダンは聖堂騎士団を連れ離れ、ヒルメスはそのうち反旗を翻すわけですから

なんか詰んでる気がします。

 
アルスラーン陣営にとってはざまぁって感じはありますが

それによってまた国土が荒らされることになるのは間違いないので

なんとも言えないところではないかと。

 
次回の展開についてですがようやくペシャワールが見える場所まで

来たようですので次号か次々号あたりには到着しそうですね。

 
アルスラーンたちもようやく合流することができるはずですので

ついに反攻する時も近いのかなと。

 
なんにしてもまもなく新章に入りそうなので

これから先の展開が楽しみですね!

 
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