魔法使いの嫁 28話のネタバレ＆感想になります。
第２８篇 Look before you leap.
内容ネタバレ
涙をこらえつつ雪の中を走る少年。
そんな少年に哀れな仔がおるなぁと声をかけたのは・・・。
チセはエリアスからもらったテディベアを枕元に置いて寝ていたらしく
その感触からルツじゃないと気づき目を覚ましたところ
何故かそのテディベアの頭には花が咲いていた。
いきなりの事に驚きながらエリアスにテディベアのことを聞くと
あのテディベアの中には体内で作られた余計な魔力を眠っている間に吸い上げる
石や種が入っていたらしく、朝になったら結晶の花が咲く仕掛けになっていたと聞かされ
改めてその花を綺麗だと思うチセだったが
それと同時に見た目がリアル冬虫夏草っぽいとも思っていた。
そしてその出来た花はチセの魔力によって出来たからか
ルツたちにはとてもうまそうに見えるのだとも。
スポンサーリンク
その後チセはエリアスと共にチセに届いたプレゼントを確認することになり
リンデルからは色々ものづくりに使える竜の抜け殻、
セルキーからは魚、サイモンからは腕時計をプレゼントされていた。
そしてアンジェリカからはエリアスが頼んでいたものが贈られていたらしく
それはチセの体のために頼んだものだった。
エリアスはチセにあちらでもらったまじない紐を貸してもらうと同時に
このまじない紐は本来は魔法使い達に罰としてつけられるものだったらしく
魔力を作ること、吸収することがほぼ出来なくなると説明する。
その上でこれは息がしづらくなるようなものだがチセの体にはちょうどいいと言い
実験も魔法も勝手に使わないようにと言い含めながら
アンジェリカからのプレゼントとそのまじない紐を組み合わせたブレスレットを
チセの腕に巻くのだった。
それが自分の身体を心配してのことを理解したチセは
エリアスに改めて礼を言うと共にプレゼントをくれた人たちにお礼の手紙を書かなきゃと
思い立つも魔法を使うなと言われたことを思い出酢と共に
魔法が無ければ何もできない自分に気づき
たくさんもらっているのに何も返せないと少し落ち込んでいた。
しかしチセはそれでも手紙はヘーゼルに頼めばいいし
薬も特別な物でなければ作れて庭や畑の手入れも出来ると思い直し
動いてできることならなんでもやろうと
まずはサイモンにプレゼントのお礼を言いに行くことに。
エリアスは少し前にチセがロンドンに勝手に行ったことが引っかかっているようで
半ば無理矢理に同行することに。
そうして影に潜んだエリアスと共に銀世界に染まる村を歩くチセだったが
その途中、弟イーサンを探す少女ステラに出会う。
チセはそのイーサンの事を彼女しか覚えていないことが気になったためか
詳しく事情を聞くことに。
ステラによると彼女たちはクリスマス休暇でこの村にある祖母に会いに来たらしく
イーサンは雪を見るのが初めてだったためか雪を気に入り
なかなか家に入らなかったことでケンカしてしまい庭にイーサンをおいて家へと入ったが
しばらくたっても戻ってこないため見に行ったらすでにそこにはいなかったようで
さらにイーサンの事を誰も覚えていなかったと・・・。
その話を聞いていたエリアスも奇妙に感じたらしく
チセの身体を借りステラに契約を持ち掛ける。
君は何を支払ってくれるのかというエリアスの問いに対し
ステラはお金がない自分でも出来ることとして
こっちに月に一度来るときにお菓子をたくさん作ってくると応えると
エリアスはそれを対価としてイーサンを探すのを手伝うことに。
契約を結んだステラの前に姿を見せたエリアスをみて恐怖し
思わずチセのうしろに隠れてしまうステラだったが
エリアスとチセが魔法使いだと聞き弟が戻ってこない事より
こわくないと言い放つのだった。
その後イーサンが居なくなった場所へと案内され
早速まじないでその行方を探すエリアスだったが
誰かがそれを邪魔しているようで何を試しても一緒だと判断し
この辺りの隣人に話を聞くことに。
そうしてチセは出会った隣人に結晶の花や自身の血をあげることによって
情報を受け取りイーサンの行方を探し歩いていくと
森を抜けた場所に灰の目とイーサンの姿が。
ようやく見つけた弟イーサンのもとへ走り出したステラは
灰の目に返して！私の弟だと告げるが返って来たのは
おかしなことを言う、これを捨てたのはお前だろう？という言葉だった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
いきなりのテディベアに花が咲く事件でしたが
ぶっちゃけあのテディベアめっちゃ欲しい！
ただでさえデカくてカワイイテディベアなのに
朝起きたら結晶の花が咲くとかすごすぎますし
なによりエリアスがチセの身体を心配しているのが良く分かっただけに
エリアスの好感度がかなり急上昇ですね！
その後のアンジェリカに頼んでいたらしいブレスレットのような物についても
チセの身体のことを考えて頼んだもののようですし
まさしく愛されてるな～という感じでした。
まあ、以前の感じだと少し過保護かなとは思いますが
あんな風にチセが倒れたわけですから備えはいくらあってもいいですしね。
過保護になるのもわかるような気がします。
それはそれとして以前いきなりチセを狐へと変身させた灰の目が再登場となりましたが
相変わらず胡散臭い感じでしたね。
ただなんていうか以前もそうでしたが今回も本人の為によかれと思って行動しているので
なんか憎めないというかなんていうか。
今回あの弟君の記憶が他の人から消えたのもほぼ間違いなくあの灰の目の仕業でしょうし
やっていることはかなり厄介ですけどね・・・。
それはそうとあの最後の灰の目の発言についてですが
あれってまさしくその場の勢いで言っただけですよね。
本当にいらないと思うならばあれほど必死に弟の行方を探さないでしょうし。
多分ケンカしたときに勢いでアンタなんかいらないとか
しらないみたいな言葉を言ってしまったのを
灰の目がイーサンから聞いたのか記憶を見たのかはわかりませんが
表面的な意味だけを汲み取ってしまった結果ああなってしまったのかなと。
普通だったらいくらケンカした時に色々勢いで酷いことを言ってしまっても
その後仲直りというか謝れば何事もなかったように済むところを
灰の目がしゃしゃり出てきたせいでここまでの事態になっているのではないかと。
まあ、実際問題として灰の目がどう動くのか良く分かりませんが
このまま灰の目がイーサンを連れていくという展開はまずないと思いますけどね。
人の話を全く効かないタイプではないと思いますし。（多少やり過ぎの気はありますが）
それはそうと今回の最後に次回は6月3日発売の7月号とありましたので
おそらく次号は休載となりそうです。
この漫画は月刊誌ということもあり一回休載すると1ヶ月間読めなくなるのは
正直言って残念としか言いようがないですね・・・。
まあ、でもこの作者様の場合好きで休載するようなタイプではないと思いますので
おそらくアニメ関係で忙しいのではないかと。
なんにしても休載は残念ですが
7月号での再開を楽しみにしたいと思います。
第２７話へ