ヴィンランド・サガ 128話のネタバレ&感想になります。
第128話 バルト海戦役④
内容ネタバレ
追って来る2隻の船が軍船であったことから
トルフィンはこの貨物船では逃げきれないと判断し
皆と一旦別れ自分が追手を引きつけることを提案。
それを聞いたエイナルはトルフィンに考え直すようにと声をかけるものの
他に打つ手がないと言われ何も言えなくなってしまっていた。
そしてトルフィンは監視のためについてくるというヒルドと共に
岬で船から降りなんとか追手を撒いて東にあるオーゼンセという町で皆と落ち合うために
動き出すのだった・・・。
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そしてトルフィンらを下ろし船を出したエイナル達は
追手が2隻ともトルフィンを追っていったことを確認していた。
そうした中、グズリーズはトルフィンが自分から大変な方に行くことについて
納得いかないようで自分一人で何とかしようと思っていることに対し愚痴を吐いていたが
エイナルからそんなにトルフィンの役に立ちたかったのかと言われ顔を赤らめるのだった。
一方、トルフィン達は追って来るヨーム戦士団から姿を隠しながら先へと進んでいた。
しかしその先でトルフィンの逃走経路を潰す為なのか漁船が燃やされ
その時に殺されたのか父親に縋りついて泣く子供の姿を見てしまい・・・。
その光景を目の当たりにしたトルフィンは
これ以上他の人を巻き込むわけにはいかないと考えたのか
ヒルドを静止を振り切り戦士団がいると思われる場所へ走り出していた。
そして先程と同様に漁船が焼かれその持ち主が殺されそうになっていたところへ
なんとか間に合ったトルフィンは彼らを静止すると共に
他の人に手を出させないために好きなところに連れていけと自分の身を預けようとするが
彼らの求めていたのはトルフィンの身柄ではなく命だったようで
武器を持った戦士団たちに周りを囲まれてしまうことに。
遅れてやってきたヒルドがその光景を見てあのバカ!と思わず毒づいていたが
囲まれたトルフィンは避けられないと判断したのか深く息を吐くと
拳を構え戦闘態勢へと移るのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
いや~やっぱりというかなんていうか
こうなるだろうなとある程度予想していた通りの展開になっているようですね。
普通だったら囲まれてしまった段階でもう無理じゃね?と言いたいところですが
なんといってもあのトルフィンですのでそう簡単には負けないだろうなと。
ただ相手もただのゴロツキではなくヨーム戦士団の団員が相手になるので
流石に勝つまではどうかなと思ったりも・・・。
何にしてもここでトルフィンが死んだりという展開は間違いなくないので
あとはどうやってこの場を切り抜けるかと言ったところですかね。
まあ、それはそれとして私的にはそんな彼らの戦いよりも
グズリーズがトルフィンに向けている感情についてにやにやしたいところ。
以前からグズリーズがトルフィンに惹かれているような描写はちょこちょこありましたが
ここまではっきり表情に見せたのは初めてではないかと。
私としてはトルフィンとヒルドというのもなかなか捨てがたいところではありますが
グズリーズが相手でもそれはそれで面白くなりそうだなと。
というよりこの時代奥さんが一人というのが当たり前かどうかがイマイチわからないので
もし重婚可ならさらに面白くなりそうな気がします。
それとぶっちゃけトルフィンに好意を寄せるグズリーズを見たシグやんがどういう反応を見せるのかが
めっちゃ気になりますのでそういう展開も期待したいところですね。
おそらくそのうちまた再登場するでしょうし。
何にしても次回は久々にトルフィンの戦いが見られるみたいなので
その点ではかなり楽しみですね。
相手は素人ではなくもと同僚とでもいえるような兵士というか傭兵みたいな連中ですので
もう戦わないと決意したトルフィンがどう切り抜けるのかに期待したいところです。
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