2022年7月28日発売の
モーニング 2022年35号で
連載されている宇宙兄弟 389話の
ネタバレ&感想になります。
第389話 終わりたくなくて
内容ネタバレ
六太達はライブラから
燃料を確保するため
改めて全タンク圧を調べていた。
そして正常である事を確認し
外壁のチェック後に
推進剤の抜き取りを始めることに。
外壁のチェックも終わり
タンク圧を上げる作業に入るが
ベティの事故もあったためか
ヒューストン共々
妙な緊張感に包まれ・・・。
その事を誰よりも感じている六太は
いつもよりさらに慎重に
作業をこなしていた。
マクシム達はなかなか
時間のかかる地味作業だとして
時間短縮も兼ねて
先に隣のライブラに行って
タンクの外壁チェックへと向かう。
その後も問題なく進む中
日々人は六太に提案する。
タンク圧上げ始めてから
燃料がこっちに移るまで
数分かかるから
燃料が移り始めた頃にもう
次のタンクの圧上げていこうと。
その提案に六太は
確かにその方が速いけど
より安全に確実にやることを・・・と
拒否しようとするが
マクシムはその提案に賛成。
さらにヒューストンに確認を取ると
ビンスもその方が効率的だと
全面的に日々人の提案に賛成していた。
効率の鬼であるビンスが
そう答えるであろうことは
半ば予想していた六太だが
そんな彼にマクシムは語り掛ける。
”安全”のために
慎重にやってるのか?
タンクのチェックは
自分でもやってたろ。
終わりたくなくて
時間かけてるようにも見えるぞと。
マクシムの言葉を聞き六太は
ハッとさせられていた。
そんなこと考えてもなかったけど・・・
もしかしたらそうだったのかな・・・と。
そう思って六太が
他の皆の作業する様子を
改めて眺めていると
日々人に声をかけられる。
おーい ムッちゃん
燃料の移動始まったよ~。
そう楽しそうにサムズアップする
弟の姿に六太も笑みを浮かべ
じゃあどんどんいっちゃうかと
流れに乗ることを決める。
その後作業は順調に進み
燃料補給タスクは
無事完了を迎えるのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
タンク圧を上げる作業とあって
あの時の事を思い出さずには
いられないですよね・・・。
チェックしたから大丈夫と思ってても
仲間が怪我を負った事故ですし
慎重になるのも分かる気がします。
ただ冷静に考えてみれば
六太らしくなかったのも事実。
六太ならより効率的な方法を
提案してもおかしくないと思いますし。
それにしてもそんな六太に
マクシムがかけた言葉が
何とも言えなかったですね。
もちろんマクシムとしては
あくまでもそう見えると
思っただけの話なのかもしれませんが
六太も思わず考えさせられる
言葉だったのは間違いないかと。
六太自身もしかしたら
そうだったのかな・・・と
思ったみたいですし。
それにしてもその言葉を聞いて
改めて月でのミッションも
もうすぐ終わるんだなと
改めて考えさせられます。
マクシム4の主目的は
六太達を帰還させることなので
当然ではあるんですが
なんて表現したらいいか
わからない感情がありますね。
喜ばしいことではあるんですけど
ちょっと寂しいような
なんとも言えない感じでしょうか・・・。
ともあれそんな感情を抱えつつも
帰還するのは既定事項ですので
これから先さらに色々な思いを
抱えることになるんだろうなと。
それが楽しみなような
そうじゃないような
複雑な心境ではありますが
それが楽しみでもありますので
どういう風に展開していくのか
続きが楽しみです。
ちなみに次回についてですが
予告にありましたが
9/1発売の40号にて掲載予定とのこと。