東京喰種トーキョーグール：re 115話のネタバレ＆感想になります。
第１１５話 問い子
内容ネタバレ
完全体”オウル”になる数日前、
滝澤は強烈な幻覚を引き起こすほどの空腹を前に
涙を流しながら”肉”を口にしてしまっていた。
そんな滝澤に嘉納はそれでいいんだと声をかけるも
次に出たのはその”肉”は何の肉だと思うとの問いかけであり
さらになつかしい『家庭の味』という感じかな？との言葉に
滝澤は己が口にしたものの正体を知ってしまい・・・。
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赫者へと化して亜門との戦いに臨んだタキザワは
以前亜門が自分に”捜査官”だと諭した時の事を思い返し
自分はオウルであり”喰種”なのだと思いながら戦っていた。
そして攻撃した部分から逆流してくるものを逆に利用することで
亜門の片腕を吹き飛ばしたタキザワは
どう生きるかはもう決めているのだと呟くのだった。
自身が口にしてしまったものを知り
嘆き苦しんでいた滝澤は壁越しに亜門から声をかけられ
お互いに無事であったことなどを話していた。
タキザワはまだ亜門がメシを口にしていない事に
食事の皿が下げられていたことや匂いから気づいていた。
亜門はタキザワに正義の為に生きてきた俺達がこんな体になるなんて
皮肉だと話しながらも俺はあきらめない、お前もあきらめるなと告げるが
その言葉を聞いたタキザワの頭には両親の顔と口にした”肉”が思い浮かび
亜門にも聞こえないような小さな声で
俺はもうとりかえしつかねえですと呟いていた・・・。
亜門と戦いながらタキザワは内心で
ずっとアンタが眩しかったこと、眩し過ぎて目がくらみ
アンタの正しさが俺を苦しめるのだと吐き出すように思っていた。
俺はもうアンタみたいに正義の言葉を吐くことも出来ず
罪を犯せば引き返すことは出来ずあの牢獄で滝澤政道は死に
もう正しくは生きられないのだと気づいていた。
叶うなら時間を戻して亜門やカネキのように生きたいが
それが無理ならヤケクソしかなく
それは投げやりとは違いたったひとつ、”これだけは”というのを
ひとつ定めそれを貫くしかないのだと。
そしてタキザワは仲睦まじかったアキラと亜門の様子を思い出しながら
自分の未来がパーになっちまった事に気づいたなら
だれかの為に生きりゃいいだろと考え繰り出したタキザワの渾身の一撃は
亜門の赫包へと届いたようで亜門は赫者の姿から元に戻っていた。
力を全て使い切ったタキザワもまたそのまま倒れ
赫者の力に飲みこまれつつあったが
そこへクロからRc抑制剤の入った容器が投げ込まれ
タキザワもまた元の姿へと戻るのだった。
そんなタキザワにクロがたいした奴だと呟いていたその頃
ＣＣＧでも異変が起きていたらしく
腕を組んでいた和修政の頭には刀が突き刺さり・・・！？
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
いや～思いのほかタキザワと亜門の戦いはアツかったですね！
とりあえず今回は相打ちっぽい部分もありましたが
結果として亜門を元に戻すことに成功したタキザワの勝利と言っていいのではないかと。
それにしてもオウルとなってしまったタキザワにも
色々あったのだとはある程度想定してましたが
それにしたって酷いというか惨いというか・・・。
正直あんな事をされたのなら
オウルになってからの気が触れたような行いにしても
ある程度理解できる気がします。
というよりあんな風に狂ってしまわなければ
タキザワの心が押しつぶされていたでしょうし
あれもある意味心を守る為に必要だったのかも。
何がともあれ今回のタキザワについては
クロと同様にたいした奴だと思いましたし
今回の戦いと回想で見る目が変わったのは間違いないかと。
それはそれとしてめちゃくちゃ気になる終わり方をしてましたが
ＣＣＧで一体何が起きたのかめっちゃ気になる！
あの政の表情を見る限り気づかないままに
頭に刀を刺されたのだとは思いますが
あの刀って誰のものなんでしょうかね？
刀を使っている連中はそう数が多くないですし
考えられるのは半兵衛かＶくらい？
ここに来て半兵衛が手を下すとは思えないので
おそらくＶの誰かではないかと予想しつつも
所詮刀は武器ですので全く予想していなかった人物によるものかも知れませんが
なんとも気になる終わり方だっただけに続きが早く読みたいものです。
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