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宇宙兄弟 最新 297話 ネタバレ&感想 ジョックとソーラパネル設置作業

2017年6月15日発売のモーニング 29号に連載されている

宇宙兄弟 297話のネタバレ&感想になります。

 
第297話 舞台のせいか衣装のせいか

内容ネタバレ

 
月面にて六太とフィリップ、そして※テレイグジスタンスを担当するアンディは

ブギーを伴ないソーラーパネルを建てるためビートルに乗って移動していた。

(バーチャルリアリティ技術を伴なう遠隔ロボット操作)

 
設置場所へと到着した三人はヒューストンから詳細情報を送信された

ブギーの誘導に従い作業を開始することになるが

ブギーはロボットなのにも拘らず砂まみれになるこういう地味な作業は嫌らしく

こういう作業こそ”腕野郎”にやらせればいいと文句を言っていた。

 
ブギーのいう”腕野郎”とは今回この作業に必要であると運んできた

まるで人のような二本の腕が着いたロボットであり

”ジョック”と名付けられていた。

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六太たちは船外に出られなかった10日間何もしていなかったわけじゃなく

基地内での仕事のほうがむしろ多かったくらいであり

その中には故障してガレージで眠っていた一昔前の地質調査用アームロボを

改良するという作業も含まれていた。

 
そのロボットは腕力こそ人間より数倍強いものの

繊細な動きには限界があったらしく

人間の動きに連動させるために改良が行なわれることに。

 
しかしブギーにとっては思考能力を持っていない腕力だけが取り柄のロボットに

あんまり良い感情を覚えていないようで何で修理したのかと文句をつけており

嫌味からなのかそのロボットの愛称として”ジョック(体育会系)”と名付けていた。

 
アンディが操作する”ジョック”は六太とフィリップ二人掛かりで持つパネルも

軽々と持ち上げそれでいてアンディの思い通りに動き

パネル設置に大いに役立っていた。

 
六太は作業をしながらやっていることは電気工事士のおっちゃんと同じような仕事だが

舞台のせいか衣装のせいかそれこそ世界を救うためにやっているような感覚を覚えていた。

 
しかしそんな大それた使命感に囚われそうな自分を叱咤し

俺のやっていることが世界のためになるかどうかは”結果”でいいのだと思い直し

展開されるソーラーパネルを見ながら

俺はただ一人を思ってやればいいとしてシャロンのことを思い描いていた。

 
一方ISSではせりか達が必死の思いで成功させた努力の結晶を乗せた

補給船”FUJI”が彼らの無事に地球に届けとの祈りと共に

その成果を地球へ届けるべくISSからの分離を果たしていた。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
今回は特に問題も起こることなく

安心して読める回だったのではないかと。

 
それも磁気嵐の影響で動けない間に行った基地内の作業があっての事だとは思いますが

それにしたって何も問題なくソーラーパネルの設置作業が成功したのは

これまでの展開から見ても褒められるべきものだったと思います。

 
そしてISSでもせりかさん達の実験の成果がようやく地球へと送られることになりそうですし

月もISSもシャロンのためだけという訳ではありませんが

その当事者たちにして見ればやっぱり一番に思い描くのは

シャロンのことなんだろうなと。

 
考えてみればどちらも宇宙を舞台にしたとんでもないことですし

シャロンも喜んでくれるのは間違いないでしょうね。

その報が届けられた瞬間のシャロンの嬉しそうな表情を見れないことだけが残念です。

 
それにしてもISSはともかく月面ミッションについてですが

工程としては今どこら辺にいるんですかね?

 
太陽フレアからの磁気嵐の影響もあって延長するらしいことは

話で出てきてましたが現時点において全体のどのへんまで作業が終了しているのか気になります。

 
これまでなんやかんやありながらも作業を続けてきましたので

全行程の半分以上は消化しているとは思いますが

その辺りはロシアでの動きを見てからじゃないと分からないのかも。

 
それはそれとして次回についてですが

続きは6/29発売の31号とのことです。

ちなみに6/23には最新31巻が発売するのでそちらも忘れずに!

 
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