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ヒストリエ 最新 103話 内容ネタバレ&感想 パウサニアスの過去5 貌の傷

2018年2月24日発売のアフタヌーン 2018年4月号に連載されている

ヒストリエ 103話のネタバレ&感想になります。

 
第103話 心の座・6

内容ネタバレ

 
フィリッポスに同行した獅子狩りで重傷を負った

パウサニアスの顔には獅子の爪によるものか

鼻から口、そして顎にかけて酷い傷痕が。

 
しかし当の本人は頭ごと吹き飛ばす勢いの一撃を受けて

この程度の傷で済むとは・・・と意外に思っていた。

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痕が残ったものの手当てを終えたパウサニアスが家に戻ると

その顔を見た兄は絶句し全てが台無しではないかと嘆いていた。

 
どうやら兄はアレクサンドロスにそっくりな弟を

影武者として取り立てさせ政権の中枢に入り

パルメニオンやアンティパトロスを倒すことを目論んでいた。

 
そしてやがてフィリッポスを暗殺しアレキサンドロスを屠り

マケドニアを奪取するはずだったのだと。

 
そんな兄の計画を妄想だと切って捨てたパウサニアスだったが

兄はこの話を打ち明ければオレスティス出身者は必ず後ろ盾になると

言い放ちそれなのにお前は・・・と近くにあった杯を投げつけるが

次の瞬間激しく咳き込み口から血を吐いていた。

 
そしてそのまま息を引き取った兄を見て

最後までしょうもない、よく分からない人だったなと評し

腐敗する前に埋葬を済ませようと動くのだった。

 
あれこれ指図する兄が亡くなりパウサニアスは

その後時々考えるようになった。

 
自分がこの世に生まれてきた理由や役割、

あるいは生に理由があるのかなどを。

 
そうした中でもあの時の獅子の貌だけが

彼の中にひっかかりあれは何だったのかと考えていた。

 
そんな事を考えながらパウサニアスは

王宮にて護衛兵としての職務に勤しむのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
顔に大きな傷が残り

兄が憤死したという大きな出来事が起きたものの

なんか平坦な回だった気がします。

 
結果としてパウサニアスの今後を左右する

大きな問題だったのかもしれませんけどね。

 
ともあれ兄が亡くなって色々考えるようになった

パウサニアスがどうなるのか今の時点では分からないですが

最後のページに意味深な文章が。

 
”王妃オリュンピアスとパウサニアスの出会いは

マケドニアに何をもたらすのか?”

 
最後のページで上と下で行き違えただけの二人が出会った時

何かが起こるのは間違いないかと。

 
どう考えてもマケドニアにとってあまりよろしくない出来事だと思いますが

どんな形で何が起こるのかちょっと楽しみな部分も。

 
いい加減本編にもどってエウメネス視点に戻って欲しい気持ちはありますが

ここまで来たらとことんまでやって欲しいとも思いますので

パウサニアスがその後どうなるかまで描かれることを期待しています。

 
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