君は008 第54話のネタバレ＆感想になります。
第５４話 全て
内容ネタバレ
誤作動した抜け穴に落下したエイトが
目を覚ますとそこは以前にも来たことがある
地下の怪人の住処だった。
エイトは怪人が自分を地下へ落としたのではないかと疑い
今度は一体なんの用なのかと問いただすが
どうやら怪人は暇だったらしく・・・。
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知るか！と未だ持っていた缶に怒りをぶつけるエイトだが
あやめを助けに戻らないといけないと理解しつつも
なし崩しにコーヒーをご馳走になることに。
仕方なくコーヒーを口にしたエイトだが
そのコーヒーは怪人オリジナルのブレンドなのか
思わず美味い！と口にしてしまうほどのものだった。
それでもあやめのもとへ急がなきゃと
その場を後にしようとしたものの
残された怪人がぽつんと牢にいる姿に声をかけずにはいられず
コーヒー飲みたいしまた暇なときに顔を出していいですかと口にしていた。
その言葉に怪人はフッと笑いながらも
お前の父親もオレのコーヒーが好きだと言っていたと話し
エイトは嬉しそうにまた来ますねとその場を後にするのだった。
そういえば父親が生前仕事先でとてつもなく美味いコーヒーを
ご馳走になったと話していたことを思い出しながら
上へと戻ろうとするエイトだが
前はアララギが出口まで案内してくれたためか道がわからず
見事に迷ってしまっていた。
しかし迷い込んだ先でどこからか自分の名を呼ぶ声が耳に入り
その声に応えたところ壁を挟んだ向こう側に
エイトを助けにここまでやってきたあやめの姿が！？
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あやめは無闇に歩くと危ないと注意し
持ってきた手榴弾を使い壁に穴をあけ
エイトのいる場所へと向かうが
出来た穴はかなり狭かったらしく胸がつかえてしまうことに。
それでもなんとか向こう側へと潜ることができたあやめだが
着ていた水着は穴に引っかかってしまったのか
見事に破れてしまいそれをエイトに見られてしまう。
あやめは悲鳴をあげつつも反射的にエイトの目を潰し
股間にも一撃入れるがどうやらトラップに引っかかってしまったらしく
さらに地下深くまで落とされてしまうことに。
暗闇の中でも夜目がきくあやめに先導される形で
歩き出すエイト達だが途中にあった歯車に記された記述で
ここが中野学校設立時に作られた第一階層であり
一番下の階層まで来てしまったことが判明する。
流石のあやめもこの階層の図面は見たことはないようで
手探りで先に進むも行く手には数多のトラップが！？
想定していた以上に危険なトラップに遭いながらも
現役の諜報員であるあやめの助けもあって
先へと進んでいくエイト達。
そうした中、エイトは改めていつも助けてくれるあやめに
ありがとうと感謝を伝えるが
返ってきたのはあなたのお父さんが私にしてくれた事に比べれば・・・という
あやめとエイトの父静閑の関りを示唆する言葉だった。
父さんは君に何かしてあげたのかい？と聞かれ
あやめは7歳で諜報員の世界に入り込んだ私に
彼は全てを与えてくれたのだと語る。
だって・・・それまでの7年間、私が親から与えられたものと言えば
ただ一つ、”人を殺める術”だけだったから・・・と。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
まさかあの抜け穴を起動させたのが
怪人だったとは思いもしませんでしたが
その理由が暇だったとか・・・。
なんだかんだで静閑が亡くなってから
ずっと一人でいたんでしょうし
その息子と色々話したいのは分からなくもないんですけどね。
エイトもそんな怪人を放っては置けないみたいですし
これからもあの美味すぎるコーヒーを
ご馳走になりに来ることになるんだろうなと。
それはそれとしてようやくあやめの過去が明らかになりそうな展開ですが
思っていた以上に静閑が関係しているみたいですね。
まあ、あやめがあの年齢で現役の諜報員になっているくらいですから
名乗らん君（アスヤ）と同じく碌でもない過去があるだろうなとは思っていましたが
7歳まで”人を殺める術”だけしか与えられなかったとか
思っていた以上に酷い過去になりそうです。
それでも静閑と関わったことで
今のあやめがあるんでしょうから
あやめにとって静閑という存在はかなり大きいんだろうなと。
全てを与えてくれたと言わせるほどですし。
なんにしても次回はあやめの過去についての話になりそうです。
7歳までの闇にいた頃、そして静閑と出会ってから
彼が何をしてくれたのかも含めて
色々気になるところも多いので
あやめの口から何が語られることになるのか楽しみです。
前作や前々作の流れから
もしかしたらあやめはドグラ・マグラの構成員となるべく
育てられたなんてこともあるのかも。
バトル漫画ではよくある設定ですし。
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