2021年9月1日発売の
週刊少年サンデー 2021年40号に
掲載されている
葬送のフリーレン 第64話の
ネタバレ&感想になります。
第64話 剣の魔族
内容ネタバレ
勇者ヒンメルの死から29年後。
北側諸国ダッハ伯爵領。
久々に大きな街に辿り着いた
フリーレン一行。
シュタルクはのんびりしていく
ものとばかりに考えていたが
フリーレンは補給終わったら
すぐに出ると言い出す。
魔法店にも目もくれず
さっさと行動するフリーレンに
フェルン達も首を傾げるが
そんな一行の前に領主である
ダッハ伯爵からの使いが・・・。
貴族からの誘いを
断るわけにもいかず
晩餐会に招かれるフリーレン達。
シュタルクは出された食事に
笑みを浮かべるが
フリーレンは見てすぐわかるくらいに
嫌そうな顔を浮かべていた。
どうやらダッハ伯爵の曾祖父と
フリーレンは縁があったらしく
頼みごとをされることに。
その内容は家宝の宝剣が
魔族に盗まれてしまったというもので
その奪還の依頼だった。
フリーレンによると
ダッハ伯爵の曾祖父も
同じように宝剣を盗まれたらしく
それを解決したのが
ヒンメル一行とのことだった。
報酬として魔導書を要求し
この依頼を受けることになった
フリーレン達。
屋敷を出たフリーレンは
北側諸国の貴族は
強引な連中が多いが
ここの領主の一族は
特に無理難題を要求してくると語る。
それでも今回は魔族の逃げた方角が
わかっているだけだいぶマシな方だと。
どうやらフリーレンによると
前回は手掛かりが全くなかったらしく
結局宝剣が見つかったのは
シュベア山脈の頂だったと
当時を思い出し遠い目をしていた。
フェルンはこの依頼を
てっきり断ると思っていたようで
その事を尋ねたところ
フリーレンは仕方ないでしょと語る。
あの宝剣はヒンメルが
取り返したもので
私が断ったら無駄になってしまう。
それにヒンメルならきっと
見捨てないと笑みを浮かべるのだった。
宝剣を盗んで逃げた魔族を
追いかけて数日、フリーレン達は
酷く荒れた村に到着する。
誰もいないように思えた村だが
フリーレンは一人誰かが
いることを察知していた。
村へと入っていく一行の前に
旅の僧侶を名乗る女性が姿を見せる。
彼女によるとこの村は
剣の魔族に滅ぼされたとのことで
私は村人を弔っていたのだと。
その話を聞いたフリーレン達は
その剣の魔族が宝剣を盗んだ
魔族であると判断する。
その後彼女が弔った村人が眠る
墓へと案内されたフリーレン達。
冒険者様方も祈っていってほしいと
言われ墓の前に立ったフリーレンだが
突然墓に向かって魔法を発動する。
その魔法により墓が
掘り返されるも
そこには村人の死体はなかった。
やっぱり死体が埋まっていない。
そう呟いたフリーレンは
旅の僧侶へと目を向け
事態を飲み込めない
フェルン達に語る。
そいつが剣の魔族だから
死体なんて残っていないのだと。
どうやらフリーレンの指摘は
正しかったようで
フードを脱いだ彼女の頭部には
魔族の証拠である角が・・・。
正体を露わにした剣の魔族は
生きていくためには
仕方なかったと語るも
フリーレンは彼女に問いかける。
人以外も食べられるのに?と。
その問いかけを最後に
剣を抜いた魔族と相対する
フリーレン一行。
魔族の剣の一撃は
地を砕くほどの威力があったものの
それをあっさり躱した
フリーレンの魔法により
討ち取られるのだった。
シュベア山脈の頂にて
宝剣を発見したヒンメル一行。
フリーレンが思わず
酷い依頼だったと零す中
ヒンメルはでも魔族を
倒すことが出来たと語る。
こういう面倒な依頼が
結果として多くの人を
救うことがある。
だから僕は困っている人を
絶対に見捨てないのだと
笑みを浮かべ・・・。
宝剣を無事ダッハ伯爵の元へ届け
報酬を受け取ったフリーレン達。
なかなか良い魔導書だったと
にやにやしながら歩くフリーレン。
そんな彼女にシュタルクは
どんな魔導書なのかと尋ねるが
赤リンゴを青リンゴに
変える魔法と聞かされ
くだらねぇな・・・と呆れるのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回は宝剣を魔族から
奪還するにあたり
戦いがありましたが
めっちゃあっさりでしたね・・・。
宝剣というくらいですし
なにか特別な力でも得て
もっと強いのかと。
まあ、地を砕くほどだったので
力は増幅されているかも?
そんなわけでちょっと
拍子抜けでしたが
報酬が報酬だったので
それも仕方ないのかも。
赤リンゴを青リンゴに
変える魔法って
どういう意図があって
作った魔法なんでしょうね?
銅像を綺麗にする奴とかは
限定的でも役に立ちましたが
この魔法は流石に・・・。
まあ、そんな魔法でも魔法ですし
フリーレンも喜んでいたので
それでいいのかも。
気になる次回についてですが
予告では次号は休載で
続きは9/15発売の42号とのこと。