2022年2月9日発売の
週刊少年サンデー 2022年11号に
掲載されている
君は008 第190話の
ネタバレ＆感想になります。
第１９０話 仮死する諜報員
内容ネタバレ
日本攻撃のため進撃中の
ドグラ部隊の乗る飛行戦艦だが
サマエルのスパイ工作により
機体の一部が炎上中だった。
アスヤは事態を収拾すべく
立ち回っていたが
アンガストは最大船速を
出すようにと指示。
まだ外壁の消火が終わっていないと
宥めようとするアスヤだが
アンガストは怒りに流され
冷静さを失っているのか
まるで聞く耳持たなかった。
アスヤはやむなくその指示に従ったが
次の瞬間前進スピードと風で
炎が消えた事に気付く。
そんなアスヤにアンガストは告げる。
敵スパイにこちらの動きがバレた以上
作戦を中止するか
対抗策を取られる前に
素早く動くかだと。
南極海の流氷の中へ隠れていた
サマエルはその行動に舌打ちしていた。
追跡部隊を出したら乗っ取って
脱出しようと思ったが冷静な野郎だと。
流石のサマエルもマイナス3℃の
水中ではマズイと判断し
すぐさま通信機を取り出すが
衝撃を受けた為か壊れてしまっていた。
それでもなんとしても
本部に知らせねば
東京が火の海になるとして
サマエルは救難信号を出すと共に
ある薬を服用しそのまま
海に身を任せるのだった。
その頃中野では
穏やかな日が流れていた。
アルファ1に入ったルルスと
ひまりとの仲は悪くないらしく
エイト達デルタ3も
アイスマンの計らいで
それとなく休息を与えられていた。
今中野にはデルタ3とアルファ3の
2チーム以外で払っているらしく
校内は閑散としていた。
あやめの話によると
アルファ3は今日サマエルから
指令がある予定だったが
まだ戻らないらしく・・・。
そうした中、あやめはエイトに
飲み物を差し入れに向かうが
エイトはその頃家族と電話していた。
相変わらず仲睦まじい家族との
会話にエイトも笑みを見せるが
それと同時に生きていた父の事を
話せない事に苦悩を感じていた。
一方その頃、南極海にて
ある漁船が漁を行っていた。
どうやらその漁船は
救難信号を捉えてやって来たらしく
反応こそあるものの
船も形も無い事に訝しんでいた。
そうした中、引き挙げた網に
死体がかかったとの報せが！？
思わぬ事態に乗組員たちは
騒然となっていたが
その死体とはサマエルのようで
引き上げられた瞬間目を開く。
それを見てお化けだ！と
船内が大騒ぎとなる中
サマエルは口から
救難信号の発信機を吐き出し
皆に落ち着くようにと語りかける。
薬で自ら”低温仮死状態”を
作り出したことで数時間
死を引き延ばすことが出来るのだと。
それを聞いた者達が驚愕しつつも
お湯を用意しようとするが
サマエルはそんな事より通信機だと
自らの状態を省みず求めていた。
サマエルからの決死の情報は
すぐさま中野へと報告され
アララギのもとへ。
その情報とは東京で
大量破壊兵器による攻撃が
行われるというものであり
国家緊急事態宣言の発動を
要請するものだった。
アララギはサマエルが
生きていたことに安堵しつつも
状況を知り歯噛みする。
現在、残っているのは
仮諜報員の生徒チームが
2ユニットのみ・・・
スキをつかれたか・・・！！と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
事態は刻一刻と最悪に
向かっているようですが
サマエルの行動により
多少なりとも光明が生まれた
という感じですかね。
それにしてもスパイ工作により
もうちょっと混乱するかと
思っていましたが
アンガストも中々やるなと。
あれは冷静と言えるかはわかりませんが
あれ程早く事態を収拾できたのは
彼の判断によるものなのは
間違いないでしょうね。
あの巨大なロボット兵器による
東京攻撃は確かに脅威ですが
アンガスト本人はそれ以上に
脅威となりそうです。
それにしてもまさかこの事態に
中野高校に諜報員が
ほとんどいないとは・・・。
ここまでくるとおそらく
その情報も掴んだ上での
東京襲撃でしょうけど
本当に厄介な事になりそうです。
サマエルは未だ戻れないでしょうし
とりあえず戦力としては
アララギとデルタ3とアルファ3くらい？
アイスマンは中野にはいないようですし
本当に戦力が厳しい状況ですね・・・。
ただでさえこれまでにない程
規模の大きい攻撃なだけに
かなり厳しい戦いになるかと。
なんにせよ東京が狙われている以上
中野としても総動員するでしょうし
オキタ先生やファントムも
参戦することになるかも。
というかそれくらいしないと
どうしようもないと思いますので
普段見られない彼らの活躍にも
期待したいところです。