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キングダム 最新 780話 ネタバレ&感想 青歌軍vs王翦軍 71巻続き

2023年11月30日発売の

週刊ヤングジャンプ 53号に掲載されている

キングダム 第780話

ネタバレ&感想になります。

 

第780話 中央軍の攻防

内容ネタバレ

 

李牧の思惑を知らず

信が別の戦場に張り付けになっていた頃

中央の戦場が動き始める。

 

楽彰軍と相対していた亜光軍の元に

正面奥の敵2万が動いたとの報告が入り

兵達の間にはその兵力差からか動揺が走っていた。


楽彰は動いたカン・サロ軍に対し

兵を左に寄せる事で援護し

右から入る入り口を作ってみせ

その事に気づいたカン・サロはそれを受け入れ

右から攻めかかろうとしていた。

 

対する亜光は新たに現れた敵2万に対し

予備兵を全て左の前線に並べ

真っ向から迎え撃とうとしていた。

 

それを見た楽彰は

亜光を本当に勇猛な男だと評しながらも

全兵力を並べては全体が薄くなり

すぐに破られると考えていた。

 

倉央もまた敵が新たに亜光軍に

迫っていることに気づいており

冷静に戦況を見定める。

 

そして自分のところに向かっている

敵軍が二万、自軍が三万であることから

その一万を増援として送ろうと考えるが

後ろから響いてきた音を聞き取りやめる。

後ろからの・・・亜光軍の援軍であると。

 

亜光軍の元に後方より援軍として

二万もの兵が送られてきたことで

動揺していた兵達も落ち着きを取り戻し

兵力もおよそ互角となったことで

後顧の憂いもなく戦い始める。

 

それは早くも総大将である王翦が

本陣に入り戦を動かし始めたことを示しており

倉央はこれで亜光軍はおよそ互角となったとして

目の前に迫る敵軍を迎え撃つのだった。


新たに戦場に割って入った

青歌軍の将二人の武力は

他を圧倒していた。

 

倉央は遠目に相対したジ・アガを見て

強いと一目で判断していた。

 

単純な武力は蒙武級であり

脇を固める精鋭兵の強さも尋常ではない。

 

一万不利で始めたのは

その差を武の力で埋める自信があったからかと。

 

しかし同時にそれは

大きな誤算であるとも。

 

俺の所にも我が麗しの華

”武”と”美”の化身たる糸凌がいるのだと。

 

丁度その時糸凌が敵兵を蹴散らしながら

カン・サロに対し斬りかかっていた。

 

しかしその一撃は受け止められたばかりか

逆に吹き飛ばされるという結果に。

 

それを見た倉央は驚きを見せつつも

両者の武を量った上で命を下す。

 

負けることは決してないが

我が華に傷をつけられてはたまらぬ。

俺の第一騎兵団もジ・アガにぶつけろと。


一方その頃亜光軍の後方に

一万の兵を率いた田里弥が

各戦場を見渡し確認していた。

 

その軍に対し王翦からの指示はなく

配下の者からは静観していていいのかと

不安の声が上がっていたが

田里弥は静観し続けるわけがないと告げる。

 

いつも王翦様の参謀として

本軍本陣に入っている俺が

なぜ今日この一万の軍の将として

離れていると思う。

”必殺の軍”として動けという意図だと。

 

確かに我らは青歌軍の力を知らなかったが

李牧もこの田里弥の力を知らぬ。

 

なぜなら俺がいつも不在故

この軍は秦軍全体の均衡を保つ

後方遊軍となっていたからだ。

 

器用故そうなってきたが

元々は我らは王翦軍一の”殺傷部隊”だった。

 

そうであろうと

配下の隊長格である三人

蛇輪公、申赫楽、山秀に声をかける。

 

それぞれ既に意気軒高のようで

どの首を狙うのかと笑みを浮かべていたが

田里弥はそれを否定する。

どの首ではない どの順でだ!と。

 

青歌軍第一将と言われるカン・サロに

第二将の楽彰、そして青歌の”暴”ジ・アガ。

 

田里弥がまず標的として選んだのは

その中でも容易そうだと判断したジ・アガであり

その首を討つべく動き始めるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

ついに本格的に中央の戦いが始まりましたが

今はまだ様子見という感じでしょうか。

 

今の時点で青歌軍の強さは明らかですが

あれ程までに最強と言われてきた

青歌軍があの程度とは思えませんし・・・。

 

それに対して王翦軍も

三将がそれぞれ戦い始めたものの

すでに傷だらけの亜光も含めて

まだまだ余力がありそうですし

ここからが本番といった感じかと。

 

それにしてもまず亜光軍ですが

王翦から援軍が来て兵力的には

互角といった様相を見せているものの

相手の将は三人ということで

かなり厳しい戦いになるでしょうね。

 

ただでさえ二将相手に

有利に運んでいたとは思えませんし

そこにカン・サロの参戦は・・・。

 

そして倉央については

武と美の化身たる糸凌がジ・アカ相手に

どこまで対抗できるかで

これからの戦いが変わってくるかと。

 

今のところまだまだ互角ですが

今以上に本気になったジ・アガが

どれ程かわからないだけに気になるところです。

 

そしていつも参謀役を務めていた田里弥ですが

まさか王翦軍一の”殺傷部隊”の将だったとは・・・。

 

彼自身武闘派という訳ではなさそうですが

こういった部隊を率いていることからして

曲者なのは間違いないかと。

 

懸念点をあげるとするならば

本当に李牧は田里弥が

そういう部隊を率いていた事を

知らなかったのかについて。

 

本当に知らなかったのならば

彼の動き次第で面白くなりそうですが

もし知っていたとしたら

その対策がないとは思えないだけに

かなり厳しい事になるだろうなと。

 

ともあれまだまだ始まったばかりで

青歌軍の強さも未だ未知数ですし

これから面白くなりそうです。

 

気になる続きについては次号は休載で

次回は12/14発売号に掲載とのこと。

 

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