2024年12月19日発売の
週刊ヤングジャンプ 2025年3号に掲載されている
キングダム 第821話の
ネタバレ&感想になります。
第821話 怪力の戦士
内容ネタバレ
寧公主との会談を終え
護衛と共に戦場へと駆けだした騰。
騰の圧倒的な武に寧公主らが
返り討ちに出来るのは本当だったのかと
驚きながらもじっと見守る中
干央のいるところまで来た騰は声をかける。
私の軍を全軍ここへ呼べ。
洛亜完の動き次第では
お前の軍と共にここで洛亜完を討つ!と。
後方の騰本軍が前進を始めたことに気づいた
録嗚未と隆国がそれに合わせて動き始めるが
洛亜完の表情は変わらず笑みを浮かべていた。
そう焦るなよ 騰。
こちらの狙いはまだお前ではないと。
一方その頃、自ら矛を取り前線にて
戦っていた信は相手の手ごたえの変化から
手練れであることに気づく。
それは赤飛麃を率いる我呂も同様のようで
敵の第二将がすぐそこまで
来てやがるからだと声を上げる。
貂もそのことに気づいたようで
狙い通りだとして黒飛麃に
前に出てきた博王谷めがけて横撃を指示する。
黒飛麃による横撃を受け
その対処に追われる博王谷軍だが
率いる博王谷は表情を変えることなく呟く。
考えることは同じだなと。
そんな博王谷の言葉通り
我呂の目の前に洛亜完の副官である
ヨコヨコが迫ってきていた。
そんなヨコヨコの一撃を
迎え撃とうとする我呂だが
驚異的な怪力を前に吹き飛ばされ
衝撃で意識を失ってしまっていた。
それを見た赤飛麃の面々は
よくも我呂を!と斬りかかるも通用せず
信自らヨコヨコに向かい矛を振り下ろす。
しかしそんな信の一撃に対し
ヨコヨコは真っ向から迎え撃ち
その膂力をもって吹き飛ばす。
吹き飛ばされながらも体勢を整えた信は
ヤロォと睨みつけながら思う。
何て力だ 今のは魏火龍凱孟に匹敵するぞ・・・!と。
信達の様子がおかしいことに気づいた貂は
入って来た敵部隊について考察する。
今のは隣の・・・洛亜完の所から来た・・・
わざわざ隣の戦場から送って来たってことは
きっとあれは洛亜完の必殺の部隊・・・
始めから信を狙っていたってことか・・・!
だとしたら信を前に出しすぎてる・・・
そう考えた貂はすぐさま指示を飛ばす。
どこでもいい 今すぐ信の元へ
行ける隊を行かせて!と。
ヨコヨコが李信の元へ到達し
直接刃を交えているとの報告を受け
洛亜完は勝利を確信し笑みを浮かべる。
序盤でお前が前に出て来るのは分かっていた。
博王谷と精鋭達の武
そして韓軍最強のヨコヨコの武。
飛信隊李信。
お前はもう生き延びる術はないぞと。
洛亜完の右腕であるヨコヨコが
精鋭らしき隊を連れ飛信隊の元へ
向かったことを録嗚未も気づいていた。
奴ら最初に信の首を取る気かと。
しかし録嗚未はフン この大馬鹿野郎がと
鼻で笑うと今すぐ騰に伝令を送れ!と声を上げ・・・
伝令はすぐさま騰の元へ届き
録嗚未から言葉を伝える。
洛亜完の右腕ヨコヨコが飛信隊の元へ走ったと!
故に洛亜完を攻め時であると!
それを受け騰は今すぐ
全軍に伝令を送れと指示し
洛亜完を討つべく全面攻撃に移る。
判断を誤ったな洛亜完。
こちらの力量を測る前に
そちらの最強の鉞を外に出すとは。
一気に立て直しがきかぬ程
たたきつぶすぞ。
それと大いなる読み違いがもう一つ。
信はそう簡単に討ち取られる男ではない!と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
騰が再び戦場に戻ったことで
戦も再開されたわけですが
韓軍はもう決めに来た感じですね。
韓軍最強があのヨコヨコだったとは
正直驚きましたが
あの体格を見る限り力はかなりのものかと。
信も力は凱孟並みだと評してましたし
洛亜完の右腕というのも
名前負けはしていないのかも。
それにしても単純に大将同士
副将同士での戦いかと思ってましたが
ヨコヨコが信を狙ってきたことで
違う展開になってきましたね。
まあ、この戦いは大将と副将
どちらかを討った段階で
ほぼ決着がつくのでおかしくはないですが。
洛亜完としてみても
副将である信が前に出て来ることを
ある程度予想していたんでしょうし
狙いどころだったのかも。
なんにしてもとりあえず信が
ヨコヨコの襲撃を返せるかどうかが
この戦いの山場でしょうね。
戦いとしてはまだまだ序盤もいいところですが
二人の戦いの結果如何では
決着になることも十分にあり得るので
信がどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
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