東京喰種トーキョーグール:re 108話のネタバレ&感想になります。
第108話 永久
内容ネタバレ
瓜江はクインクスの主治医でもある柴から
自身を含めた隊員たちの現状について聞かされていた。
髯丸が701、晋三平が980、シャオが892、才子が852で安定していたが
瓜江は1911と安定期のおおよそ2倍の数値となっていたことから
1000を超えたらRc値だけで言えば喰種と同じだと言われてしまうことに。
そしてちょっと食べてもらっていいかと言われ出されたサンドイッチを
一口食べてみた瓜江だったが味覚もすでに喰種とかなり近づいているのか
食べた瞬間にその臭いに拒絶反応を起こし咳き込んでしまっていた。
そんな瓜江に対し柴はフレームは「3」まで、可能なら「2」で抑えるか控えないと
戻れなくなると警告しそれを聞いた瓜江はなにも答えず
先程Qsで一人Rc値を聞いていないとして六月のことを尋ねるが・・・。
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敵の本体と思しきピエロと交戦中の什造率いるS3だったが
島を経てから明らかに変わった六月や晋三平の活躍に加え
数こそ脅威だったものの一体一体が大したことなかったためか
予想よりも楽に戦うことが出来ていた。
しかしその戦いの中、什造は何か違和感のようなものを感じているらしく
自分の手を見ながらいやな手触りですねと呟いていた・・・。
本局での戦況の様子は管制室にも届き
さらにカネキが参戦した22区の状況も入ってきていたが
旧多はVの事には一切触れず自分は何も知らないという態度をとっていた。
そしてカネキ達がゴートと称しているとの報告を受けるが
それに取りあうこともなくピエロと併せて22区の喰種一派は
”敵喰種”で十分だと指示するのだった。
1人離れラボへと向かうカネキだったが
Vの連中は逃す気は無いようで執拗に追って来ていた。
カネキはそんな彼らに対し腱を狙って足を止めようかと考えるが
ちょうど良く電車が通過したこともありその屋根に乗ることで
彼らを振り切りラボへと向かうのだった。
一方、天井へと括りつけられた瓜江はドナートから
佐々木琲世についてどう思うかと問いかけられていた。
もし一連のピエロ騒動が彼の指揮によるものだとしたらどう感じるかと問われた
瓜江だったがそれを一笑に伏した上で今回の多方面の襲撃を踏まえて自分なりに出した答えは
あの男は同時に多局面をコントロール出来るほど器用ではないというものだった。
そんな話を続けながら瓜江は髯丸と目で会話し逃げるようにと伝え
髯丸もまたその指示に従い動き出そうとした瞬間
ドナートがこちらへ振り向き、動けなくなってしまう。
しかしその振り向いた隙を突いて力技で天井から逃れた瓜江は
そのままドナートを押さえつけると共に髯丸に行けと指示。
そして後ろからドナートの首を極め
死ねと声を挙げながら力を籠めてその身体をへし折らんとばかりに
後ろへと身体を反らせるがドナートが思い出した、私を捕えた忌まわしき捜査官と呟いた瞬間
瓜江の身体は赫子によって貫かれていた。
血を吐きながら倒れ込む瓜江に対しドナートは
ピエロのマスクを取りながら”瓜江幹人”貴様の父親だったと告げるのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
なんか思わぬ因縁が瓜江とドナートの間にあったことが
発覚したわけですがあの強さを見る限り
ぶっちゃけわざと捕まったんじゃないの?と思ってしまいます。
まあ、当時はそれほど強くなかったと言われればそれまでですが
だとしたら今現在の強さをどうやって得たのか気になるところです。
それはそれとして六月が覚醒しているのはともかくとして
晋三平までちょっとおかしくなってましたね。
それだけ安浦特等の事が衝撃だったのかもしれませんが
なんか危ういというかなんて言うか。
なんにしても強くなったのは間違いないですし
明らかに狂気と言う感じですが
殺し合いですからある意味で仕方がないのかも。
それにしても前々から危機に陥ると変貌してきた瓜江ですが
見事に喰種化しつつあるみたいですね。
今までの敵が敵だったので仕方がないといえばそれまでですが
今後瓜江がどうなっていくのかカネキとは違った意味で気になります。
まあ、神父様にあのままやられちゃうかもしれませんけどね。
なんにしてもどこもかしこも色々な意味で面白くなってきてますので
あとはラボ潜入がどうなるかと言ったところでしょうか。
カネキが何を狙って白スーツを着て参戦したのかも
詳しいことは明らかになっていませんし
もうちょっと波乱が起きる可能性もあるかなと。
どちらにしても瓜江とドナート、そしてラボへの潜入が
次回以降メインになりそうですので
アツいというか面白い展開を期待したいですね。
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