君は008 第42話のネタバレ＆感想になります。
第４２話 伝説の怪人
内容ネタバレ
伝統からか校舎が何かと豪華な中野学校。
その地下には額に入ったネクタイが飾られた空間があった。
その地下での掃除に割り当てられたラムダ3チームだが
あまりにも広い事から紙くずを丸めて遊び始めていた。
しかし投げた紙くずが額に当たったその時
どこからともなくオレはやってねぇ！という声と共に
謎の人物が姿を現す。
生徒達はオレはやってねぇ！と叫ぶ謎の人物にまるで抵抗できず
恐怖にかられた様子でその場から逃げ出すのだった。
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あくる日、いつものように自分達が担当する箇所の掃除をしていたエイト達デルタ3チーム。
英雄はなんで自分達がそんなことをやらなくちゃいけないんだと文句を言っていたが
あやめは掃除が好きなようで文句ひとつ言わずこなしていた。
意外と家庭的なことが好きなんだとあやめを見つめるエイトをよそに
英雄が再び学校に文句を言っていたが
そこへ校長であるアララギが姿を見せる。
慌てて取り繕う英雄だったがアララギは笑って
これはこの学校の伝統だと話すと共に
「心掃くべし」という言葉をエイト達に送る。
それは人は己の心を直に綺麗にする術を持たないことから
昔から神道・仏教でも外部をきれいにすることで間接的に心の中を綺麗にする
掃除が重要視されてきたのだというものだった。
その言葉に妙に納得したエイトをよそに
その場を立ち去って行くアララギだが
そんな彼と入れ違うようにラムダ3の面々が姿を見せる。
身体中に包帯を巻いた痛々しい姿の彼らは
エイト達に掃除の場所を代わって欲しいと頼みに来たらしく
それはあの謎の怪人が原因なのは明らかであった。
英雄曰く伝説の怪人はオレハヤッテネ～という言葉と共に現れる
謎の黒い影のことで地下にある謎の部屋に出るらしいが
ヤツはかなり危険で中には連れ去られてそれっきりになった生徒もいるとのことだった。
そんな彼らの頼みにエイトは面白そうだと英雄に声をかけるが
前の伝説ののぞき場とは違い英雄には全く興味が無いようで・・・。
前回とはまるで違う英雄の様子に呆気にとられたものの
エイトはラムダ3チームの生徒達が凄く怯えているのを見て
困ったらお互い様だとそれを了承する。
あやめも粗方掃除し終え同意したことで喜ぶラムダ3の面々だが
英雄はどうしても行きたくないのか仮病を装い部屋に戻ってしまうものの
エイトとあやめは二人で頼まれた場所へと向かうのだった。
地下にある謎の部屋の中を掃除しながらエイトは
一体この部屋は何なのかと辺りを見回していたところ
ある一つの額縁に飾られたネクタイに目を留める。
それはエイトがまだ幼い頃、父がしていたネクタイであり
ここがお墓であることを理解する。
謎の部屋の正体をしったエイトだが
柱の影からそんな彼を窺う
オレはやってねぇ！と呟く謎の影が・・・！？
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
まあこんな学校ですから色々あるのは分かっていましたが
今度は謎の怪人ですか・・・。
とりあえずラムダ3が掃除をサボっていた場面に出てきた事から
ちゃんと掃除しろとでも警告しているのかなとも思いますが
もしそうならこの学校の関係者の一人なのかなと。
違うのだとしたらどのような理由があるにせよ
生徒達を傷つけられた教師陣が黙っているとも思えませんしね。
ともあれ最後の様子から次回あたりには
謎の怪人の正体も明らかになりそうではありますが
気になるのはあの「オレはやってねぇ！」という言葉について。
単純に考えた場合、何かを否定している言葉なのは間違いないですが
一体何を否定しているのかまでは分からないだけにちょっと気になるところ。
それにその怪人が出てくるのは英雄の話だと
この墓所とも言える部屋だけのようですし
その辺りにその言葉の真意があるのかも。
なんにしても出てくるならば何らかの理由なり事情なりがあるはずなので
何故この部屋に出てくるのかわかれば
その背景もおのずと明らかになるかと。
ちなみに今回は合併号なので
続きは2019年1/9発売の2019年6号になるかと。
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