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3月のライオン 零と香子の関係について考察。複雑な感情と過去の経緯

      2016/12/22


ヤングアニマルで大好評連載中の

3月のライオンの主人公である桐山零と義姉・香子の関係について

色々考察したいと思います。

あくまで私自身の主観ですのであしからず。

 

零と香子の関係について

 

簡単に言ってしまえば零と香子の関係は義姉弟ですが

そこには色々と複雑な事情があるのでまずそれを。

 

子供時代両親と妹を失い一人になった零を引き取ったのが

養父である幸田柾近、香子の父親になります。

 

一般的な家庭だったら特に問題はなかったからかもしれませんが

養父である幸田柾近はプロ棋士でいわば幸田家は将棋一家であり

柾近は何事も将棋を中心とした考え方をしていることからも

将棋が全てと言ってもおかしくない家庭。

 

香子もその弟・歩も父親に倣い将棋の道を歩んでいたが

そこへ零がやって来てその彼が姉弟よりもさらに才があり

零に抜かれた二人は将棋の道を坐することに。

 

結果として零によって父親の愛情を取られたと判断した姉弟は

その原因である零に憎悪し・・・という感じですかね。

 

上辺だけで文字にしてみると結構わかりやすい感じですが

実際にはもっと複雑で零を憎むというだけでなく

それ以外の感情も向けるという単に憎んでいるとはいえない関係となっています。

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複雑な感情

 

ただ単に父親の愛情を奪われたことで憎んでいるだけならわかりやすいんですが

香子の場合、憎悪とそれ以外に恋愛?親愛?みたいな

言ってみれば憎悪と反対の感情を持っている気がします。

 

2巻後半の松永七段と安井六段に関する

悪意MAXの毒をはらんだ言葉を投げかけたかと思いきや


4巻で零の家に泊まった時に怖いと本心を吐露出来る

ただ一人の相手だったりとなかなかに複雑な感情を抱いています。

 

なんかの本か何かで好きの反対は無関心だとありましたが

まさにそれに近く、憎悪しながらも好意みたいなものも持っているのが

二人の関係なのかなと。

 

過去の経緯

 

上記のように香子が零に対して複雑な感情を抱いていることは一目瞭然ですが

零のほうも色々と複雑な思いを抱いているみたいですね。

 

香子と距離を離したいような素振りを見せながらも

後藤に食って掛かって殴られたり

毒をはらんだ言葉でさえも聴いていたい自分がいることに嫌な気持ちを抱いたりと

零自身もそれを上手く消化できないみたいな感じです。

 

そんな感情を抱く全ての要因の一つとして考えられるのが次の一コマ。


おそらく零が家を出る前の過去の幸田家で起きたことだと思いますが

一度かどうかはわかりませんがそういう関係になった可能性も

あるのかなと。

 

まあ、別に血が繋がっているわけじゃないですし

言ってみれば一番近くにいた異性でしょうから

そうなったとしてもおかしくはないのかなと思ったり・・・。

 

実際には何もなかったのかもしれませんが

その事を思い浮かべた零を香子がわざわざ揶揄っていた以上

”何か”はあったんじゃないかと。

 

仮にそういう事かそれに近いことがあったならば

お互いに複雑な感情を抱くのもわからなくもありませんし

もしかしたら零にとって香子は”初恋”でもあったのかもしれませんね。

 

性格はともかく香子は彼女を知るほとんどの人が

認めるほどの美人でもあるわけですし。

 

あくまで私があの一コマを見てそう思っただけで

実際には全く違うのかもしれませんけどね。

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零と香子の今後について

 

そんな二人の関係についてですが

それが解消されるというか良くなるのは

おそらく最終回に限りなく近い段階ではないかと思っています。

 

それだけ二人というか養父も含めた関係が複雑と言う事もありますが

この3月のライオンの1話目の最初が

香子が零に言った言葉から始まっているからです。(1話冒頭引用)

「家も無いし」

「家族も無い」

「学校にも行って無い」

「友達も居無い」

「アナタの居場所なんてこの世の何処にも無いじゃない?」

かなりキツイ言葉ですがこの漫画が零の成長物語でもある以上、

最終的にはあんなことを言わせないくらいにならないとダメだと思いますしね。

 

128話時点において

もうそんな事言わせないくらいに周りと関わっているので

私的にはもう十分じゃないかと思わなくもありませんが

言ったのが香子なら撤回できるのも香子だと思います。

 

しかしそのためには彼女の問題を解決しなければどうにもならないですし

その問題もかなりの難問ですのでどうにかできるとしたら

最終回近辺になるのではないかなと。

 

私的に二人の関係をどうにか改善させてほしいとは思いつつも

その時は最終回が近そうな気がしますので

来てほしいような来てほしくないような複雑な心境ですけどね(苦笑)

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蛇足ではありますが零がひなたに惹かれるまでは

零は香子と一緒になるんじゃないかと思ってました。

 

お互いが複雑な感情を抱いているのはすぐわかりましたし

ああいう問題のある女性をどうにか出来るのは

主人公である零だけなんじゃないかなと。

 

おそらく養父も零が香子と一緒になってくれればいいな

なんてことを考えていなかったとは思えませんし

ある意味それはそれでアリなんじゃないかなと。

 

どう考えても後藤と一緒になるなんて道はなさそうですし

最終的にはそうなるんじゃないかと思っていました。

 

今もごくわずかにそうなる可能性もなきにしもあらずだとは思いますが

やっぱり零はひなちゃんと一緒になってもらいたいという気持ちの方が

大きいですね。

 

零にしても香子にしてもまだまだ若いですし

これからも色々問題ならなんやら起きるのは間違いないとしても

最終的には良い関係になることを願っています。

 - 3月のライオン, いろいろ考察 ,

  

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Comment

  1. madi より:

    相撲業界で米ビツということばがあります。金になる力士のことです。人気商売だと人気があるひとが大事なわけです。
    で、零くんは米ビツの役割を将棋界で期待される棋士なわけです。ふつうなら中学生でプロになった段階で後援会が地元でできるものですが、
    ストーリーの関係でできてはいません。将棋界の内情がわかる香子としては米ビツになる天才棋士に対してあこがれと愛情もあることでしょう。
    家庭を崩壊させた憎い男ではありますが、アンビバレンツになると思います。北島マヤに対する乙部のりえよりもだいぶ複雑です。

  2. 匿名 より:

    そうですね~

    ハチクロでもはぐちゃんと先生を最後にくっつけましたし「前々から読者が望んでいる・予想している人間関係」をそのまま描く作者ではありませんよね

    今のままならひなちゃんとくっつく、という感じですが、

    後藤との関係がすっぱりと切れて傷ついた香子、とか
    高橋くんがプロになって東京に戻ってきてひなちゃんと本当の恋に落ちる、とか

    零くんの心を揺さぶるような事で結果香子とくっつくというラストもあるかも、ですね。


    それを言ってしまえば、二階堂とあかりさん、とか零くんとあかりさんも無いとは言えませんが。
    あかりさんと零は5歳くらいですよね?年齢差

    作者が作者なので、どんなオチもありだと思います

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